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ゼミナール1

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令和元年度以前入学者 ゼミナール1
教員名 中森広道
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 課題学習を基本とし、オンライン授業を併用する(ともにBlackboardを使用する予定)。ただし、オンライン授業が円滑にできない場合、オンデマンド授業を行う(Blackboard)。あくまでも予定であり、変更もあり得る。
授業概要 テーマ:「メディア」「情報」を考える
「メディア」の対象は、テレビ・ラジオ・新聞・映画・出版・音楽(音楽産業)などのマス・メディアから電話・携帯電話・スマートフォン・PC・インターネット・SNSなどのインターパーソナルメディア・超域メディアまで広く扱う。「情報」は、報道・ニュース・広報・放送番組・CM・ホームページなどの不特定多数へ向けた情報、災害情報・環境情報・交通情報などの目的・分野別の情報、電話・Eメール・SNSなどによる個人間または特定多数間でやり取りをする情報、さらには、メディアによるコミュニケーションや情報の社会的機能(うわさ・流言・デマ・都市伝説・風評・情報操作)や情報・メディアと世相を検討するといったことが挙げられる。このような、広い意味での「情報」ならびに「メディア」を対象に進める2年間のゼミナールである。
授業のねらい・到達目標 <知識・技能>
3年次のゼミナール1では、学生それぞれの研究テーマに関わる基本的な文献や資料の読み方・使い方を学習し、研究の作法の基礎を習得することを目的に進める。特に、以下のようなことを目標とする。
・書籍ならびに論文の読み方が習得できる。
・報告ならびに発表の方法を習得できる。
・質疑応答を通じてコミュニケーション力を身につけることができる。
・基本的な調査データや統計データの利用方法を習得できる。
・ゼミナールならびに研究の作法を習得することができる。

<能力>
上記の<知識・技能>の習得により、以下の<能力>を育成することが目標である。
・個人またはグループで設定した研究課題に取り組むために必要な情報や知識を収集し,それを分析に活かすことができる。(A-5-3: 挑戦力)
・相互に関心をもつ社会事象や社会問題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論することで,理解を深めることができる。(A-6-3: コミュニケーション力)
・積極的にリーダーシップを発揮し,適切な形で他者をサポートしながら,調査研究活動を進めることができる。(A-7-3: リーダーシップ・協働力)
・自身のみならず他者の学修状況を比較分析しながら,自身の改善につなげることができる。(A-8-3: 省察力)

この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP5~8及びカリキュラムポリシーCP5~8に対応しています。
授業の方法 基本的な文献を読み、研究の技法を習得する。
履修条件 すでに決定した学生のみ履修可能。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する。以下、予定)。〔オンライン型。以下の授業形態も予定。〕
【事前学習】シラバスを読み、授業全体の流れを確認する。 (1時間)
【事後学習】テキスト内容を概観する (1時間)
2 ゼミナールの作法(1)書籍・論文の読み方 〔オンライン型〕
【事前学習】テキストを概観する (1時間)
【事後学習】授業内容をもとに、書籍や論文を読む。 (1時間)
3 テキスト『現代日本人の意識構造』を読む(1)〔課題研究〕
【事前学習】テキストを読む (1時間)
【事後学習】テキストの内容をまとめる (1時間)
4 テキスト『現代日本人の意識構造』を読む(2)〔課題研究〕
【事前学習】テキストを読む (1時間)
【事後学習】テキストの内容をまとめる (1時間)
5 テキスト『現代日本人の意識構造』を読む(3)〔課題研究〕
【事前学習】テキストを読む (1時間)
【事後学習】テキストの内容をまとめる (1時間)
6 テキスト『現代日本人の意識構造』を読む(4)〔課題研究〕
【事前学習】テキストを読む (1時間)
【事後学習】テキストの内容をまとめる (1時間)
7 テキスト『現代日本人の意識構造』を読む(5)(A-5-3、A-6-3、A-7-3) 〔課題研究〕
【事前学習】テキストを読む。 (1時間)
【事後学習】テキストの内容をまとめる (1時間)
8 中間報告(オンライン)
【事前学習】テキスト『現代日本人の意識構造』の内容をまとめる (1時間)
【事後学習】質疑応答などで示された問題点や課題について考える (1時間)
9 テキスト『図説 日本のメディア〔新版〕』を読む(1)(A-5-3、A-6-3、A-7-3) 〔課題研究〕
【事前学習】テキストを読む (1時間)
【事後学習】テキストの内容をまとめる (1時間)
10 テキスト『図説 日本のメディア〔新版〕』を読む(2)(A-5-3、A-6-3、A-7-3) 〔課題研究〕
【事前学習】テキストを読む (1時間)
【事後学習】テキストの内容をまとめる (1時間)
11 テキスト『図説 日本のメディア〔新版〕』を読む(3)(A-5-3、A-6-3、A-7-3) 〔課題研究〕
【事前学習】テキストを読む (1時間)
【事後学習】テキストの内容をまとめる (1時間)
12 テキスト『図説 日本のメディア〔新版〕』を読む(4)(A-5-3、A-6-3、A-7-3) 〔課題研究〕
【事前学習】テキストを読む (1時間)
【事後学習】テキストの内容をまとめる (1時間)
13 テキスト『図説 日本のメディア〔新版〕』を読む(5)(A-5-3、A-6-3、A-7-3) 〔課題研究〕
【事前学習】テキストを読む (1時間)
【事後学習】テキストの内容をまとめる (1時間)
14 第2回目から第13回目までのゼミ内容について質疑応答を行う(A-8-3)〔オンライン方〕
【事前学習】テキスト全体をあらためて読む (2時間)
【事後学習】テキストにある参考文献等を読む (2時間)
15 まとめ (A-8-3)〔オンライン型〕
【事前学習】これまでの復習を行い授業の理解を深める (2時間)
【事後学習】各自の研究テーマの研究方法を考える (2時間)
その他
教科書 藤竹暁・竹下俊郎 『図説 日本のメディア〔新版〕 (NHKブックス)』 NHK出版 2018年
NHK放送文化研究所 ・編 『現代日本人の意識構造 (NHKブックス)』 NHK出版 2020年 第9版
そのほか、情報・メディア、さらに災害社会学に関する書籍・文献を使用する可能性がある。この件については、授業中に指示する。
参考書 情報・メディアならびに災害の社会調査に関する文献等を授業中に紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業参画度(70%)
・レポートは、ゼミナールで報告した内容を踏まえて各自がテーマを設定し、その内容について評価する。
・授業参画度は、出席(オンラインの場合は双方向で確認、課題学習はBlackboardでの確認)、発表・報告の内容、ゼミナールへの貢献度などで評価する。

※能力(A-5-3~A-8-3)の習熟度については、別途配布のチェック項目に基づき評価する。
オフィスアワー 授業中に伝える
備考 初回講義開始までに、当該授業のBlackboardのコース登録を行うこと

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