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令和元年度以前入学者 | ゼミナール1 | ||||
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教員名 | 中村英代 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 課題授業(Blackboard、ライン、Zoom) |
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授業概要 | 社会病理とジェンダー |
授業のねらい・到達目標 | <知識><技能> 病理(人々のさまざまな生きづらさ)やジェンダー(社会的・文化的な性のありよう)、教育に関連する社会現象のなかから、自分の問題関心をひとつ選び、卒業論文に向けて問題意識を明確にしていきます。このゼミナールでは、社会病理やジェンダーについての理解と知識を深めつつ、資料収集の方法、文献読解、調査の方法、論文の書き方、報告・議論の仕方など、卒業研究を進めていくための力とともに、社会に出てからも必要とされるさまざまなスキルを学んでいきます。 また、本授業では、調査計画の立案、調査の実施、調査結果の考察、報告書の作成までの調査の全過程を行うことで、社会調査法、特に質的調査法を習得します。なお、社会調査士コースの受講生は、現代社会における「社会問題/社会病理」をテーマに質的調査を行います。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。 ・個人またはグループで設定した研究課題に取り組むために必要な情報や知識を収集し,それを分析に活かすことができる。(A-5-3: 挑戦力) ・相互に関心をもつ社会事象や社会問題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論することで,理解を深めることができる。(A-6-3: コミュニケーション力) ・積極的にリーダーシップを発揮し,適切な形で他者をサポートしながら,調査研究活動を進めることができる。(A-7-3: リーダーシップ・協働力) ・自身のみならず他者の学修状況を比較分析しながら,自身の改善につなげることができる。(A-8-3: 省察力) この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP5,6,7,8に対応しています。 |
授業の方法 | ゼミ形式 それぞれの関心に即した報告(文献報告および調査報告)を繰り返していきます。 社会調査士コースの受講生はシラバスのスケジュールに即して1年間で調査報告書をまとめます。質的調査のため、調査の進捗状況に合わせて、スケジュールは前後する可能性があります。 |
履修条件 | 本ゼミナールでは、文献を緻密に読み、よく考え、自分の問いたい問を見出し、自分の文章を丁寧に推敲していくといった基本をマスターしていきたいと思っています。地味で地道な作業のなかで、私たちは多くのことを身につけていけるはずです。意見が違う他者との、相互批判ではない生産的なコミュニケーションの仕方も、ゼミで学びあっていきたいテーマです。 |
授業計画 | |
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1 |
前期ガイダンス:前期ゼミナールの目的、前期報告スケジュールの決定など
【事前学習】シラバスを確認し、授業全体の流れを理解する。 (1時間) 【事後学習】自分の学習・研究目的を明確にする (1時間) |
2 |
質的調査の基本を習得する①:質的調査の種類を学ぶ(A-5-3)
【事前学習】質的調査の種類を調べる (1時間) 【事後学習】質的調査に関する指定文献を読む (1時間) |
3 |
質的調査の基本を習得する②:インタビュー法と参与観察を学ぶ(A-5-3)
【事前学習】インタビュー法と参与観察について調べる (1時間) 【事後学習】質的調査に関する指定文献を読む (1時間) |
4 |
質的調査の進め方①:質的調査の実施の流れを把握する(A-5-3)
【事前学習】質的調査の実施の流れを調べる (1時間) 【事後学習】質的調査に関する指定文献を読む (1時間) |
5 |
質的調査の進め方②:質的調査の具体的な実施方法を理解する(A-5-3)
【事前学習】質的調査の実施の流れを調べる (1時間) 【事後学習】質的調査に関する指定文献を読む (1時間) |
6 |
調査計画の作成①:問の設定(A-5-3)
【事前学習】調査計画の立て方を調べる (1時間) 【事後学習】自分自身の問いを明確にする (1時間) |
7 |
調査計画の作成②:調査対象者の確定(A-5-3)
【事前学習】調査対象者の選定の仕方について調べる (1時間) 【事後学習】自分自身の問いにあった調査対象者の選定方法を考える (1時間) |
8 |
調査計画の作成③:調査項目の選定 (A-5-3)
【事前学習】調査項目の選定の方法について調べる (1時間) 【事後学習】自分自身の調査の調査項目を選定する (1時間) |
9 |
調査計画の作成④:調査対象に即した調査方法の検討 (A-6-3、A-7-3)
【事前学習】調査の目的に調査方法が適しているか再検討する (1時間) 【事後学習】調査の目的に調査方法が適しているか再検討する (1時間) |
10 |
調査倫理を理解する:調査依頼書の作成(A-6-3、A-7-3)
【事前学習】調査依頼書の作成方法について調べる (1時間) 【事後学習】調査依頼書を作成する (1時間) |
11 |
調査計画の見直し①:問い、仮説、調査項目の再検討 (A-8-3)
【事前学習】自分自身の調査計画を見直す (1時間) 【事後学習】問い、仮説、調査項目を細かく再検討する (1時間) |
12 |
調査計画の見直し②:調査対象者の確定とアポイントメント (A-8-3)
【事前学習】調査対象者にアポイントメントをとる際の注意点を調べて、まとめる (1時間) 【事後学習】調査対象者の確定する。アポイントメントをとり始める (1時間) |
13 |
フィールドエントリー・アポイントメントの進捗状況などの確認① (A-6-3、A-7-3)
【事前学習】調査対象者に連絡をする (1時間) 【事後学習】調査計画と調査の進行状況をまとめて、教員に提出する (1時間) |
14 |
フィールドエントリー・アポイントメントの進捗状況などの確認②(A-6-3、A-7-3)
【事前学習】調査対象者に連絡をする (1時間) 【事後学習】調査計画と調査の進行状況をまとめて、教員に提出する (1時間) |
15 |
調査実施に向けての最終確認(A-8-3)
【事前学習】社会調査の際に注意するべき点について、調べて確認する (1時間) 【事後学習】教員の指導を踏まえて、調査実施に向けて最終確認を行う (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:オンラインゼミナールへの参加(50%)、レポート(メールで提出)(50%) レポートは、文献報告あるいは自由報告の内容で評価する。授業参画度はゼミナール内での発言やゼミナール活動で評価する。 ・能力(A-5-3、A-6-3、A-7-3、A-8-3)の習熟度については、別途配布のチェック項目に基づき評価する。 |
オフィスアワー | ゼミナールの前後、火曜日の昼休みにラインで連絡 |
備考 | 初回講義開始までに、当該授業のBlackboardのコース登録を行うこと |