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令和元年度以前入学者 | 社会学演習2 | ||||
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教員名 | 松岡雅裕 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 主として課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信) Blackboard ID:20201998 |
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授業概要 | 各自の研究テーマを社会学原理(行為理論)の発展形態ともいうべき「集団・組織理論」「社会階層・階級理論」の視点で読み解く。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識><技能> (3年次からの)本格的なゼミナール活動の準備の一環として、社会学の基礎的な知識を用い、各自の関心ある社会現象を「社会学的視点」で分析することができる態度を養成する。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。 ・自身の認識の外側に存在する社会に対する関心を持ち,理解するために必要な情報や知識をみずから収集することができる。(A-5-2: 挑戦力) ・設定された課題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論することで,理解を深めることができる。(A-6-2: コミュニケーション力) ・学修活動において積極的にリーダーシップを発揮し,他者と協働して作業をすることができる。(A-7-2: リーダーシップ・協働力) ・自身の学修経験の振り返りを継続的に行いながら,改善策を検討することができる。(A-8-2: 省察力) この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP5~8、およびカリキュラムポリシーCP5~8に対応しています。 |
授業の方法 | 社会学の基礎的な知識を復習する「学習反省会」の時間(授業配信資料による講義)と、そこで身につけた基礎的な知識でもって各自の関心ある社会現象を分析する「研究発表会」の時間(課題レポートの公開と講評)の2部構成で授業を進める。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業構成についての説明と次回以降の授業内容の解説)
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解する。 (1時間) 【事後学習】授業スケジュールを整理する。 (1時間) |
2 |
学習反省会1(集団理論の主旨:集団類型論、実証的小集団論と諸命題)(A-8-2)
【事前学習】教科書の指定された箇所を熟読し、疑問点をまとめる。 (1時間) 【事後学習】明らかになった点を整理する。 (1時間) |
3 |
学習反省会2(組織理論の主旨:近代官僚制理論、大衆社会論および集合行動論)(A-8-2)
【事前学習】教科書の指定された箇所を熟読し、疑問点をまとめる。 (1時間) 【事後学習】明らかになった点を整理する。 (1時間) |
4 |
学習反省会3(社会階層論の主旨:社会的資源の配分、社会移動およびエリート論)(A-8-2)
【事前学習】教科書の指定された箇所を熟読し、疑問点をまとめる。 (1時間) 【事後学習】明らかになった点を整理する。 (1時間) |
5 |
学習反省会4(階級理論の主旨:生産手段の所有、社会構成体論および帝国主義論)(A-8-2)
【事前学習】教科書の指定された箇所を熟読し、疑問点をまとめる。 (1時間) 【事後学習】明らかになった点を整理する。 (1時間) |
6 |
考察・研究発表会1(集団類型論)(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)
【事前学習】集団論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】集団論の問題点を整理する。 (1時間) |
7 |
考察・研究発表会2(実証的小集団論)(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)
【事前学習】実証的小集団論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】実証的小集団論の問題点を整理する。 (1時間) |
8 |
考察・研究発表会3(近代官僚制理論)(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)
【事前学習】近代官僚制理論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】近代官僚制理論の問題点を整理する。 (1時間) |
9 |
考察・研究発表会4(近代組織理論)(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)
【事前学習】近代組織理論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】近代組織理論の問題点を整理する。 (1時間) |
10 |
考察・研究発表会5(大衆社会理論)(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)
【事前学習】大衆社会理論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】大衆社会理論の問題点を整理する。 (1時間) |
11 |
考察・研究発表会6(集合行動論)(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)
【事前学習】集合行動論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】集合行動論の問題点を整理する。 (1時間) |
12 |
考察・研究発表会7(社会階層論)(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)
【事前学習】社会階層論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】社会階層論の問題点を整理する。 (1時間) |
13 |
考察・研究発表会8(階級理論)(A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)
【事前学習】階級理論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】階級理論の問題点を整理する。 (1時間) |
14 |
重要文献の検索とその解説
【事前学習】第2回から第5回の授業内容を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】自分の研究テーマにとって重要な文献の内容をまとめる。 (1時間) |
15 |
総括とレポート提出(マクロ社会学の課題とは何か)(A-5-2)(A-8-2)
【事前学習】課題レポートを執筆する。 (2時間) 【事後学習】レポート内容に関して指摘された問題点をまとめる。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 松岡雅裕ほか 『行為、構造、文化の社会学』 学文社 |
参考書 | 参考書は、必要に応じて個別にアドバイスする。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(70%)、授業参画度(30%) 報告内容(レポート内容等)で判断する。特に授業参画度は、課題の問いかけに対する回答の適切さ、また、研究発表における分析の適切さで評価する。研究発表後の反省レポート、および学期末の総括レポートも課す予定である。なお、課題の告知は、その都度授業資料を通じて連絡しますので、Blackboardを通じて提出してください。また、提出された課題レポートに関しては、翌週の授業資料にて解説と講評を明らかにします。能力(A-5-2~A-8-2)の習熟度については、別途配布のチェック項目に基づき評価する。 |
オフィスアワー | Blackboard上、あるいは指定するメールアドレスにて連絡を取り合うこととする。 |
備考 | 研究活動に必要となるため、学科専門科目「社会思想の展開」の受講を求める。 |