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令和元年度以前入学者 | ドイツ文学演習2 | ||||
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教員名 | 森田悟 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | ドイツ文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | オンライン授業 授業開始までにBlackBoardのコースID20201875:2020(ドイツ文学演習2(森田悟・後・木2)に登録し、授業の注意事項に従って準備をしておくこと。 |
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授業概要 | Adelbert von Chamisso(1781-1838)は生まれはフランスで革命の嵐の中生まれ故郷を後にしてドイツに移り住み、その後『ペーター・シュレミールの不思議な物語(Peter Schlemihls wundersame Geschichte) 』を書き上げた。主人公のシュレミールは「灰色の男」に出会い、金を自由に取り出すことのできる魔法の布袋と自分の「影」を交換し「影」を失う。影という一見価値のないものを失う主人公は人々から冷たい視線を浴びる。今回は発刊当時の作品を現代語訳したテキストを使い、作品と丁寧に読んでいきたい。その際、作品に使われているドイツ語について可能な限り詳しく検討していく。 |
授業のねらい・到達目標 | いまから200年以上前に書かれた作品は必ずしも平易なものではない。今回は作品を現代語訳したもので学生のみなさんが辞書を詳しく弾きながら理解していくことが可能なものだと言える。作品が書かれたのは古くても、そのテーマについては現代でも十分通じる興味深い作品。じっくり読みながらドイツ語力も身につけることができる。作品が現代の我々に訴えかけるものは何か、各人が生きる上でも有用な何かを身につけることができる。(A-3-3)(A-4-3) この科目は文理学部(学士(文学))のDP3,DP4及びCP3,CP4に対応しています。 |
授業の方法 | 演習形式で進める。訳読は各人に割り当てる。受講者は支持された予習・復習すること。 |
履修条件 | 学科の規定による |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス。「ドイツ文学演習1」で扱った物語内容について概説し,今後の授業の進め方を伝える
【事前学習】シャミッソーについて調べておくこと (30分時間) 【事後学習】説明のあった部分のドイツ語を読むこと (30分時間) |
2 |
「影」なしのシュレミールの苦渋 作品を読みながら現代に通じる人間の生き方についてそれぞれが考える(A-3,A-4)毎回一人の人間が直面する人間の持つ価値観と向き合う機会を持つ(Aー3、A-4)
【事前学習】テキストの31ページから32ページを読む (30分時間) 【事後学習】ドイツ語に注意しながら再読 (30分時間) |
3 |
「影」なしのシュレミールの苦渋
【事前学習】テキストい32ページから33ページを読む (30分時間) 【事後学習】ドイツ語に注意しながら再読 (30分時間) |
4 |
「影」なしにシュレミールの苦渋
【事前学習】テキストの33ページから34ページを読む (30分時間) 【事後学習】ドイツ語に注意しながら再読 (30分時間) |
5 |
「影」なしにおシュレミールの苦渋
【事前学習】テキストの34ページから35ページを読む (30分時間) 【事後学習】ドイツ語に注意しながら再読 (30分時間) |
6 |
「影」なしのシュレミール
【事前学習】35ページから37ページを読む (30分時間) 【事後学習】ドイツ語に注意しながら再読 (30分時間) |
7 |
シュレミールの絶望
【事前学習】38ページから39ページを読む ( 30分時間) 【事後学習】ドイツ語に注意しながら再読 (30分時間) |
8 |
シュレミールの絶望
【事前学習】39ページから41ページ (30分時間) 【事後学習】ドイツ語に注意しながら再読 (30分時間) |
9 |
「灰色の男」の再登場
【事前学習】41ページから42ページを読むこと (30分時間) 【事後学習】ドイツ語に注意しながら再読 (30分時間) |
10 |
「灰色の男」の再登場
【事前学習】42ページから43ページを読むこと (30分時間) 【事後学習】ドイツ語に注意しながら再読 (30分時間) |
11 |
「灰色の男」の再登場
【事前学習】43ページから45ページを読むこと (30分時間) 【事後学習】ドイツ語に注意しながら再読 (30分時間) |
12 |
絶望から新しい一歩へ
【事前学習】46ページから47ページを読むこと (30分時間) 【事後学習】ドイツ語に注意しながら再読 (30分時間) |
13 |
絶望から新しい一歩へ 各人が未来を生き抜くということに真剣に向き合う道を探る(A-3,A-4)
【事前学習】47ページから48ページを読むこと (30分時間) 【事後学習】ドイツ語に注意しながら再読 (30分時間) |
14 |
これまで学習した範囲の振り返りと確認(授業内テスト)
【事前学習】これまでの部分の再読 (30分時間) 【事後学習】ドイツ語に注意しながら再読 (30分時間) |
15 |
作品で既読の意部分を読むこと
【事前学習】読んだ部分を読み、 (30分時間) 【事後学習】作品を読み返す (30分時間) |
その他 | |
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教科書 | 白崎 『シャミッソー(白崎 編)『シャミッソー:影をなくした男』 』 郁文堂 1993年 |
参考書 | 必要に応じて授業時に指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%) 授業参加度は授業内の訳読等について判定する。授業内テストとはA-3.-3, A-4-3について判定する |
オフィスアワー | 火曜および水曜の昼休み(ただし事前に申し出ることが望ましい) |