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令和元年度以前入学者 | ドイツ文化講義3 | ||||
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教員名 | 安達信明 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | ドイツ文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンデマンド授業(PowerPointによるスライド資料配信) ※「授業開始までにBlackBoardのコースID 20201845 : 2020ドイツ文化講義3(安達信明・前・木2)に登録し、初回授業の注意事項に従って準備をしておいてください」 |
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授業概要 | 音楽とドラマを巡る世界を訪ねて |
授業のねらい・到達目標 | 文化の中でも音楽芸術の分野を扱います。ドイツ文化の中でも日本人には最も縁遠いジャンルと思われる音楽劇を取り上げ、過去400年の流れを時間軸に沿って辿って行く予定です。ドイツ文学科に来ていなければ恐らくほとんど知ることがなかったであろう世界を案内することで、ドイツの誇る音楽文化の一端を紹介できればと思っています。音楽劇は複合芸術ですから、他の文化領域委関心のある学生にも、色々な形で有益な示唆を与えてくれるのではないかと思っています。前期はオペラの話の前に、音楽そのものについても振れ、関連分野のミュージカルにも少し言及します。オペラはイタリアで誕生したジャンルなので、前期中はドイツの話題はある程度制約されてしまいますが、ドイツオペラのその土台の上に成立していることw理解してください この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,DP2及びカリキュラムポリシーCP1,CP2に対応しています。 学修から得られた豊かな知 識と教養、及び、自己の倫 理観に基づいて、ドイツ語 圏の言語文化、さらにそこ から見えるヨーロッパ文化 の様相を説明することがで きる。(A-1-1) 現代社会におけるドイツ語 圏文化、ヨーロッパ文化の 役割を理解し、そのことを 踏まえて、国際社会が直面 している問題を説明するこ とができる。(A-2-2) |
授業の方法 | ※本来は下記のような教室と方法で行う予定でしたが、遠隔授業にするよう指示がありましたので、可能な範囲で適宜対応して行きます。 メディア・ラボ教室を使い、映像を観ながら、西洋音楽特にオペラの歴史と変化を辿って行く予定です。音楽劇は長時間の作品が多く、授業時間90分では完結しない場合がほとんどですが、首都圏であれば、公立図書館や音楽専門の図書館にAV機器による鑑賞室を持つところがいくつもあるので、必要ならそういう機関を紹介しますので、各自で時間不足で観られなかった分は補うようにしてください。適宜必要な解説を加え、場合によっては資料を配付するようにします。毎回ではありませんが、適宜リアクション・ペーパーの提出を求めて、授業参画度や理解度、教室外学習の内容などをチェックすることがあります。メディア・ラボ教室はオートロックですから、原則として遅刻は認めませんのでそのつもりでいて下さい。部屋を暗くして映像を使っている時に遅刻して来て、ドアを開けるように求められるのは、光が入って授業が中断され、授業妨害になりますのでご注意ください。 。 |
授業計画 | |
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1 |
※下記のような形で授業を始める予定でしたが、急遽何かと制約のある「遠隔授業」に変更になり、結果として人数制限はなくなりました。また、受講者の人数や状況・デジタル環境等々様子を見ながら進めて行かざるを得ませんので、今後多少シラバスにも変更が生じる可能性があることをご承知おきください。レポート提出も様子を見ながらその都度指示をする予定です。 ガイダンス。選択科目なので、ガイダンスを行います。ブース教室の関係で人数制限をせざるを得ない場合もありますので、予めご承知おき下さい。 音楽とは何だろう。作品と演奏者と聴衆の間にあるもの。 オペラ概論、オペラの殿堂 オペラ座(オペラ劇場)と設備 【事前学習】選択科目の初回ガイダンスのため特にない 【事後学習】ガイダンス内容を次回までによく確認しておくこと (4時間) |
2 |
ガイダンス。選択科目ですから、今回初めて来る学生もいますので、再度手短にガイダンスを行います。 関連資料、参考書などの紹介、歌と歌い方(歌唱法)、 世界のオペラ・オペラの世界、400年の歴史:イタリアからドイツ、フランスそして世界へ 【事前学習】シラバスに表示されているテーマや関連項目を事前にネットなどで検索して来ること (2時間) 【事後学習】毎回見せる映像について、自分でもネットなどで調べてノートを作ること (2時間) |
3 |
音楽とオペラを巡って 「不可能な芸術」、オペラとドラマ(演劇・芝居)とは何が違う? 【事前学習】シラバスに表示されているテーマや関連項目を事前にネットなどで検索して来ること (2時間) 【事後学習】毎回見せる映像について、自分でもネットなどで調べてノートを作ること (2時間) |
4 |
音楽とオペラを巡って オペラとミュージカル:違いについて考えてみる 【事前学習】シラバスに表示されているテーマや関連項目を事前にネットなどで検索して来ること (2時間) 【事後学習】毎回見せる映像について、自分でもネットなどで調べてノートを作ること (2時間) |
5 |
音楽とオペラを巡って 音楽と言葉 歌詞の言語は何語でも関係ないのか:同じ曲を違う言語で聴いてみる 【事前学習】シラバスに表示されているテーマや関連項目を事前にネットなどで検索して来ること (2時間) 【事後学習】毎回見せる映像について、自分でもネットなどで調べてノートを作ること (2時間) |
6 |
音楽とオペラを巡って オペラと現代、現代のオペラ 【事前学習】シラバスに表示されているテーマや関連項目を事前にネットなどで検索して来ること (2時間) 【事後学習】毎回見せる映像について、自分でもネットなどで調べてノートを作ること (2時間) |
7 |
作曲家と作品で巡るオペラの歴史 バロックの時代1 モンテヴェルディ、カヴァッリ、ヴィヴァルディ 【事前学習】シラバスに表示されているテーマや関連項目を事前にネットなどで検索して来ること (2時間) 【事後学習】毎回見せる映像について、自分でもネットなどで調べてノートを作ること (2時間) |
8 |
オペラの歴史:遅れて登場したドイツ人作曲家ヘンデルとロンドンでの活躍 バロックの時代2 ヘンデルの世界 【事前学習】シラバスに表示されているテーマや関連項目を事前にネットなどで検索して来ること (2時間) 【事後学習】毎回見せる映像について、自分でもネットなどで調べてノートを作ること (2時間) |
9 |
オペラの歴史:モーツァルトの前にだれがいたか、同時代にだれがいたのか ロココから古典へ グルック、ハイドン、サリエーリ 【事前学習】シラバスに表示されているテーマや関連項目を事前にネットなどで検索して来ること (2時間) 【事後学習】毎回見せる映像について、自分でもネットなどで調べてノートを作ること (2時間) |
10 |
オペラの歴史 モーツァルト登場 モーツァルトとイタリア語オペラ 1 『フィガロの結婚』 【事前学習】シラバスに表示されているテーマや関連項目を事前にネットなどで検索して来ること (2時間) 【事後学習】毎回見せる映像について、自分でもネットなどで調べてノートを作ること (2時間) |
11 |
オペラの歴史 モーツァルとサリエーリ モーツァルトとイタリア語オペラ 2 『ドン・ジョヴァンニ』 【事前学習】シラバスに表示されているテーマや関連項目を事前にネットなどで検索して来ること (2時間) 【事後学習】毎回見せる映像について、自分でもネットなどで調べてノートを作ること。また次回は試験前で質問できる最後の機会なので準備しておくこと (2時間) |
12 |
フランスのユダヤ系ドイツ人強雨質 オッフェンバックとオペラ・コミック 【事前学習】シラバスに表示されているテーマや関連項目を事前にネットなどで検索して来ること (2時間) 【事後学習】毎回見せる映像について、自分でもネットなどで調べてノートを作ること。また次回は試験なので、これまでの内容をよく確認しておくこと (2時間) |
13 |
前期授業内容の確認と解説 前期授業内容についての質疑応答と補足 【事前学習】これまで扱ってきた作品やその主要人物や作品、時代背景、テーマ関連のキーワードを事前に自分で調べておくこと (2時間) (2時間) 【事後学習】授業内容について自分でも再度振り返って考えてみること (2時間) (2時間) |
14 |
到達度確認のためにレポートを提出してもらう。 レポート出題の意図について適宜解説をし質疑応答を行う 【事前学習】これまでの授業内容をノートなどによってきちんと検討して来ること (2時間) 【事後学習】再度解説された内容について自分でも振り返って考えてみること (2時間) |
15 |
レポートについて詳しい解説と問題点があれば指摘し、質疑応答を行う。(A-1,A-2)
【事前学習】レポートの内容について自分で再度検討してから授業に臨むこと (2時間) (2時間) 【事後学習】後期科目を履修する場合には、前期の内容をもう一度自分でまとめておくこと (2時間) |
その他 | |
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教科書 | プリントを適宜配布する。 |
参考書 | 授業中に適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(60%)、授業参画度(40%) ※本来はML教室での授業と授業内試験などで行う予定でしたが、前期は遠隔授業にするよう指示がありましたので、提出されたものの内容に基づき「レポート」と「授業参画度」として判断します。「レポート」は内容そのもの、「授業参画度」は、質疑応答、レポートが指示された書式・形式・字数になっているか、参考文献などの参照の有無と出典が明示されているか、提出期限を守ったかなどを総合的に見て判断の基準とします。 |
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