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令和元年度以前入学者 | ドイツ文学史講義2 | ||||
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教員名 | 関口なほ子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | ドイツ文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 主として同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継)とBlackboardを通じた学習資料配信により実施する。 Blackboard ID 火曜5限→20201836 |
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授業概要 | 18世紀後半から19世紀前半のドイツ文学史の潮流を概観し、主要な作家と作品を歴史的・社会背景とともに学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 1年次に学んだドイツ語圏の文学に関する知識を土台にして、3年次の専門課程への橋渡しとなる文学史の概要を理解することができる。 ドイツ文学史における専門的な事項や概念、時代的・思想的な背景を理解し、体系的に説明する能力を育成する。 各時代の文学作品を現代的な視点で捉えなおすことに挑戦することができる。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1, DP2及びカリキュラムポリシーCP1, CP2に対応しています。 |
授業の方法 | 主に講義形式で行い、授業で取り上げたテーマについて受講生から意見を求める。 受講者は提示された事項を調べ、取り上げた文学作品を自主的に読み、自分の意見をまとめる。積極的な参加が求められる。 |
履修条件 | 学科の履修規定による。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業の進め方、到達目標、評価方法等について説明します)を受けて、各自の目標を設定する。接続テストを実施する。
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解すること。 (1時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、啓蒙主義以前の文学史について大まかな流れ・特徴を調べる(A-1-2)。 (3時間) |
2 |
18世紀の文学史(復習):啓蒙主義、シュトルム・ウント・ドラング、古典主義の特徴を概観する(A-1-2)。
【事前学習】18世紀の文学史のおおまかな流れや特徴についてまとめる(A-1-2)。 (2時間) 【事後学習】講義内容を踏まえて学習内容の要点を整理し、まとめる(A-2-2)。 (2時間) |
3 |
ロマン主義の文学史上の区分と思想的背景:「人間」をどのように位置づけているか(A-2-2)。
【事前学習】参考資料等の該当箇所についてまとめる(A-1-2)。 (2時間) 【事後学習】講義内容を踏まえて学習内容の要点を整理し、ロマン主義の「人間観」について自分の考えをまとめる(A-2-2)。 (2時間) |
4 |
初期ロマン主義の文学理論:フリードリヒ・シュレーゲル、ノヴァーリスの文学理論を例に考える(A-1-2, A-2-2)。
【事前学習】参考文献・配布資料等に目を通し、フリードリヒ・シュレーゲル、ノヴァーリスについて調べる(A-1-2)。 (2時間) 【事後学習】講義内容を踏まえて学習内容の要点を整理し、時代の〈新しさ〉に求められるものは何か、各自の考えをまとめる(A-2-2)。 (2時間) |
5 |
ロマン主義文学の問題設定:〈幻想的なもの〉と功利主義について(A-1-2, A-2-2)
【事前学習】参考文献等に目を通し、シャミッソーについて調べる(A-1-2)。 (2時間) 【事後学習】学習内容の要点を整理し、ロマン主義の文学理念について各自の考えをまとめる(A-2-2)。 (2時間) |
6 |
中間ヒアリング: これまでの復習と習得度の確認と意見交換・質疑応答(A-1-2, A-2-2)。 アイヒェンドルフの短編小説:〈夢〉と〈現実〉の表現について(A-1-2、A-2-2)。 【事前学習】参考文献等に目を通し、アイヒェンドルフについて調べておく(A-1-2)。 (2時間) 【事後学習】学習内容の要点を整理する(A-2-2)。 (2時間) |
7 |
ロマン主義文学の自然観:〈異界のもの〉と〈現実〉の調和は可能か(A-1-2, A-2-2)。
【事前学習】参考文献等に目を通し、フケーについて調べておく(A-1-2)。 (2時間) 【事後学習】学習内容の要点を整理し、当該作品の文学史上の位置づけについて考える(A-2-2)。 (2時間) |
8 |
中間アンケートと質疑応答(A-1-2, A-2-2)。
【事前学習】これまでの内容を整理しまとめる(A-1-2)。 (2時間) 【事後学習】学習内容の要点を整理する(A-2-2)。 (2時間) |
9 |
写実主義の時代背景と主要作品について(A-1-2, A-2-2)。
【事前学習】参考文献等を活用して、写実主義文学にはどのような作品があるか調べる(A-1-2)。 (2時間) 【事後学習】学習内容の要点を整理し、写実主義の時代背景と文学への影響についてまとめる(A-2-2)。 (2時間) |
10 |
写実主義文学の特徴について:テーマと表現方法を探る(A-1-2, A-2-2)。 ヘッベルの悲劇性について 【事前学習】参考文献等を活用して、ヘッベルについて調べておく(A-1-2)。 (2時間) 【事後学習】学習内容の要点を整理し、写実主義芸術について調べる(A-2-2)。 (2時間) |
11 |
シュティフターの習作集について:作品に特徴的な「法則」について(A-1-2, A-2-2)。
【事前学習】参考文献等を活用して、シュティフターについて調べておく(A-1-2)。 (2時間) 【事後学習】学習内容の要点を整理し、各自の意見をまとめる(A-2-2)。 (2時間) |
12 |
ビュヒナーの作品から19世紀の精神状況について考える(A-1-2)。
【事前学習】ビュヒナーについて調べておく(A-1-2)。 (2時間) 【事後学習】学習内容の要点を整理し、各自の意見をまとめる(A-2-2)。 (2時間) |
13 |
ニーチェのアフォリズム(A-1-2, A-2-2)
【事前学習】ニーチェについて調べておく(A-1-2)。 (2時間) 【事後学習】講義内容を整理し、各自の意見をまとめる(A-2-2)。 (2時間) |
14 |
これまでの復習と習得度の確認・質疑応答(A-1-2, A-2-2)。
【事前学習】これまでに学習した内容を復習する(A-1-2)。 (2時間) 【事後学習】講義内容を踏まえて学習内容の要点を整理し、レポートを修正する(A-2-2)。 (2時間) |
15 |
まとめと解説(講義を振り返り、19世紀の文学史の大まかな流れと特徴を理解する)。
【事前学習】講義で興味を持った内容について、自分でも調べておく(A-1-2)。 (2時間) 【事後学習】19世紀の文学史の特徴をまとめる(A-2-2)。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | Blackboardを通じて適宜資料を配布します。 |
参考書 | 手塚富雄・神品芳夫(著) 『増補ドイツ文学案内』 岩波文庫 1993年 保坂一夫(編) 『ドイツ文学 名作と主人公』 自由国民社 2009年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題の提出とその評価(50%)、授業参画度:出席・リアクションペーパー・小課題の提出とその評価(50%) |
オフィスアワー | 授業終了後にメールにてご相談ください。または学科事務室に申し出てください。 |