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令和2年度入学者 | ドイツ語学入門1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | ドイツ語学入門1 | ||||
教員名 | 安達信明 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | ドイツ文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | オンデマンド授業(PowerPointによるスライド資料配信) ※「授業開始までにBlackBoardのコースID 20201833 : 2020ドイツ語学入門1(安達信明・前・月3)に登録し、初回授業の注意事項に従って準備をしておいてください」 |
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授業概要 | 言葉の世界を探訪する きちんと専用のノートを作り、学んだ内容を毎回復習をするようにしてください。不明な箇所は質問をするなり、自分なりに調べるなり、積極的に授業に関わってもらうことを前提としています。不明な点があれば、先送りにせずその都度質問をしてください。復習したことに基づく質問は、毎回の授業中に受け付けます。予習より復習に重点を置きます。予習は参照書や参考資料を配付・回覧する際に適宜指示しますが、いずれの内容もきちんと自分のノートに記録して試験前に総復習してもらうのが前提となります。 |
授業のねらい・到達目標 | 前期はまだドイツ語をABCから学び始めた人がほとんどでしょうし、大学は実用本位の語学学校とは違いますし、この「入門」は演習科目ではなく講義科目ですから、先ずは基本として言葉(言語)そのものについて様々な角度からアプローチして行きます。知っていると思っていながら意外に知らない、あるいは考えたことがない言葉の世界を探訪してもらえればと思っています。これを踏まえてドイツ語学習に臨んでもらえれば、ひと味違う大学生の語学が学べるようになるはずです。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,DP2及びカリキュラムポリシーCP1,CP2に対応しています。 学修から得られた豊かな知 識と教養に基づいて、ドイ ツ語圏の言語文化、さらに そこから見えるヨーロッパ 文化の様相を説明すること ができる。(A-1-1) 現代社会におけるドイツ語圏文化、ヨーロッパ文化の役割を説明することができる。(A-2-1) |
授業の方法 | ※本来は下記のような方法で教室において行う予定でしたが、急遽遠隔授業にするよう指示がありましたので、可能な範囲で適宜対応して行きます。 1年生3クラス合同の授業で、講義形式で進めて行きます。と言っても一方的に話をするというより、あれこれ話し掛けながら、一緒にテーマを考える授業にしたいと考えています。特定の教科書は使用しませんが、必要に応じて資料を配付したり回覧してもらったりすることがあります。詳細は実施の授業で個別に指示をしますので、それに従ってください。 |
履修条件 | 学科の履修規定による |
授業計画 | |
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1 |
※ガイダンス。新入生がほとんどで、「ドイツ語学入門」と「ドイツ語入門」の区別もついてない学生が少なくないので、前期授業についてガイダンスを行います。急遽教室での対面授業から「遠隔授業」に変更になり、新入生対象に未知数の部分もありますが、適宜指示を出して行くようにしますので、指示内容に沿って勉強を進めるようにしてください。また、受講者の状況・デジタル環境等々様子を見ながら進めて行かざるを得ない部分がありますので、今後多少シラバスにも変更が生じる可能性があることをご承知おきください。レポート提出も様子を見ながらその都度指示をする予定です。 ドイツ語単体ではなく「言語そのもの」について考える。言語とは何か?言語の多様性とは何か?単に単語や文法を覚えて練習するだけの実務本意の語学の授業ではなく、原点に立ち返って大学生として「言語」について考えてもらうための「講義」です。語学系大学生としての基礎作りだと思ってください。 【事前学習】不要 【事後学習】説明を聞いて、不明な点は次回質問すること (4時間) |
2 |
ガイダンス。大人数で、再履修者も含め、必ずしも初回に全員が出席しているとは限らないので、念のため再度ガイダンスを手短に行います。 言葉の世界への案内:前回授業の復習。ドイツ語はどうしてドイツ語なのか?語学は発音と単語と文法を学べば終わりなのか? 【事前学習】前回のガイダンス内容を確認し、不明瞭箇所は質問できるようにまとめておくこと (2時間) 【事後学習】自分でキーワードと思う言葉をチェックしておくこと (2時間) |
3 |
言葉(言語)とは何か1 言語の多様性と現状について考える。星の数ほどある言語とはどういうことか。言語と方言の関係はどうなっているのか 【事前学習】第2回の授業で解説した内容を確認し、不明瞭箇所は質問できるようにまとめておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容について不明な点があれば質問を準備しておくこと (2時間) |
4 |
言葉(言語)とは何か2 言語とコミュニケーション:言語とコミュニケーションの関係はどうなっているのか。言語によらないコミュニケーションについて考える。 【事前学習】前回の授業内容を確認し、不明瞭箇所は質問できるようにまとめておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容について不明な点があれば質問を準備しておくこと (2時間) |
5 |
ドイツ語を巡って 世界の中のドイツ語:ドイツ語圏を展望する。世界のドイツ語とドイツ語の世界。 【事前学習】前回の授業内容を確認し、不明瞭箇所は質問できるようにまとめておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容について不明な点があれば質問を準備しておくこと (2時間) |
6 |
音声を巡って:音声と発音のメカニズムについて考える 言語と音声の関係とはどうなっているのか? 【事前学習】前回の授業内容を確認し、不明瞭箇所は質問できるようにまとめておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容について不明な点があれば質問を準備しておくこと (2時間) |
7 |
文字と音声を巡って:文字の構造と歴史を考える 言語と文字の関係とはどうなっているのか 【事前学習】前回の授業内容を確認し、不明瞭箇所は質問できるようにまとめておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容について不明な点があれば質問を準備しておくこと (2時間) |
8 |
言語の仕組み1 言語の構造 文法とは何だろう?品詞と役割について考える。 【事前学習】前回の授業内容を確認し、不明瞭箇所は質問できるようにまとめておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容について不明な点があれば質問を準備しておくこと (2時間) |
9 |
言語の仕組み2 形態論と統語論:単語から出て文章へ、言語の仕組みの中核 【事前学習】前回の授業内容を確認し、不明瞭箇所は質問できるようにまとめておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容について不明な点があれば質問を準備しておくこと (2時間) |
10 |
語彙と意味:語彙と語義、単語の意味を考える、ドイツ語と日本語とのすれ違い、造語と単語家族、派生 意味の意味を考える 【事前学習】前回の授業内容を確認し、不明瞭箇所は質問できるようにまとめておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容について不明な点があれば質問を準備しておくこと (2時間) |
11 |
言語と文脈:言語にとって文脈とは? 文脈と意味:言語における文脈とは何か、文脈の意味とは何かを考える 【事前学習】前回の授業内容を確認し、不明瞭箇所は質問できるようにまとめておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容について不明な点があれば質問を準備しておくこと (2時間) |
12 |
前期の総まとめと質疑応答。 母語と外国語の関係について考える 【事前学習】これまでの授業内容について不明な点がないかを確認し、不明瞭箇所は質問できるようにまとめておくこと (2時間) 【事後学習】試験前の授業なので、学んだ内容を再確認しておくこと (2時間) |
13 |
前回の質疑応答を踏まえた1回から12回目までの授業内容の総まとめ。 再度授業内容についての質疑応答を行う 【事前学習】疑問点などがあれば確認してくること (2時間) (時間) 【事後学習】自分なりにこれまでの授業のポイントをまとめておくこと (時間) |
14 |
全快の総まとめを踏まえて、到達度の確認をするためにレポートを提出してもらう。
【事前学習】レポートの準備としてこれまでの授業内容をノートなどに基づき総復習をしておくこと (2時間) (時間) 【事後学習】提出したレポートについて自分なりに再検討してみること (2時間) (時間) |
15 |
レポートに関する講評と質疑応答を行う。(A-1,A-2)
【事前学習】前期の授業に関して、内容だけではなく、授業担当者の意図を含めて考えておくこと。前期最後の授業なので、不明な点があれば質問として準備しておくこと (2時間) (時間) 【事後学習】必修科目なので、後期授業に向け、前期内容を自分なりにまとめ直しておくこと (時間) |
その他 | |
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教科書 | プリントを適宜配布する。 |
参考書 | 授業中に適宜紹介する |
成績評価の方法及び基準 | レポート(60%)、授業参画度(40%) ※本来は教室での授業と授業内試験などで行う予定でしたが、前期は遠隔授業にするよう指示がありましたので、提出されたものの内容に基づき「レポート」と「授業参画度」として判断します。「レポート」は内容そのもの、「授業参画度」は、指示された書式・形式、参考文献参照の有無、提出期限などを判断の基準とします 。 |
オフィスアワー | 随時応相談 |