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令和元年度以前入学者 | 現代イギリス文学演習2 | ||||
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教員名 | 前島洋平 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 同時双方向型授業(Blackboard 掲示板において時間割通りに実施するグループ・ディスカッション)と課題研究(決められた日時までに課題提出)の混合型授業。 Blackboard ID: 20201803 |
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授業概要 | 現代の英国を代表する作家カズオ・イシグロ (Kazuo Ishiguro, 1954- ) の Never Let Me Go を読み、イシグロ作品の文学的特徴について考察する。 |
授業のねらい・到達目標 | 作品の精読とディスカッションを通して、小説における語り手の役割について自然と分析できるようになることを目指す。また、作品内容に関する議論を通して小説を読む楽しさを発見できる。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2、DP3、DP4、及び、カリキュラムポリシーCP2、CP3、CP4、に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部英文学科(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,3,4 及びカリキュラムポリシーCP2,3,4に対応している。 ・世界諸国の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題を英語学・英語圏文学の視点から説明することができる(A-2-3)。 ・言語現象や歴史的事象を既存の知識にとらわれることなく、語学的根拠や批評理論に基づいて批判的、論理的に考察し、説明することができる(A-3-3)。 ・英語学・英語圏文学に潜む問題を発見し、専門的知識に基づいて解決案を作成できる(A-4-3)。 |
授業の方法 | グループによる発表形式。意見交換の時間をとるなど、全員参加型の授業になるよう工夫を凝らすこと。発表以外の受講者は指定された範囲を事前に読んで意見を持ち寄る。授業前半ではそれを交換・共有したのちに、発表担当のグループがハンドアウトを利用しながら語学的(英語)ならびに文学的(内容)アプローチの点から授業を展開する。授業後半では、指定された範囲の問題点や疑問点を提示してグループ・ディスカッションに移り、各班から寄せられた意見の妥当性を検討する。 |
履修条件 | 4年生(以上)で、学科から受講を許可された学生であること。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション:作家カズオ・イシグロに関する評価、発表順の決定
【事前学習】前期の授業の振り返り (1時間) 【事後学習】授業内容の確認 (1時間) |
2 |
Never Let Me Go pp.3-24 【プレゼンとディスカッション(A-4)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-3) (1時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、原文を読み直して問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
3 |
Never Let Me Go pp.25-48 【プレゼンとディスカッション(A-4)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-3) (1時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、原文を読み直して問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
4 |
Never Let Me Go pp.49-75 【プレゼンとディスカッション(A-4)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-3) (1時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、原文を読み直して問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
5 |
Never Let Me Go pp.76-97 【プレゼンとディスカッション(A-4)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-3) (1時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、原文を読み直して問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
6 |
Never Let Me Go pp.98-123 【プレゼンとディスカッション(A-4)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-3) (1時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、原文を読み直して問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
7 |
Never Let Me Go pp.124-143 【プレゼンとディスカッション(A-4)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-3) (1時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、原文を読み直して問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
8 |
Never Let Me Go pp.144-165 【プレゼンとディスカッション(A-4)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-3) (1時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、原文を読み直して問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
9 |
Never Let Me Go pp.166-193 【プレゼンとディスカッション(A-4)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-3) (1時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、原文を読み直して問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
10 |
Never Let Me Go pp.194-213 【プレゼンとディスカッション(A-4)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-3) (1時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、原文を読み直して問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
11 |
Never Let Me Go pp.214-240 【プレゼンとディスカッション(A-4)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-3) (1時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、原文を読み直して問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
12 |
Never Let Me Go pp.241-270 【プレゼンとディスカッション(A-4)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-3) (1時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、原文を読み直して問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
13 |
Never Let Me Go pp.271-282 【プレゼンとディスカッション(A-4)】
【事前学習】原文を読み、自分なりに問題点を整理しておくこと(A-3) (1時間) 【事後学習】授業内容を振り返り、原文を読み直して問題点に対する解答を導き出すこと (1時間) |
14 |
Never Let Me Go 課題作成と回収 【ディスカッション(A-4)】
【事前学習】作品全体の内容を確認し、自分なりのテーマを設定して課題に取り組むこと(A-2) (5時間) 【事後学習】異なるテーマ設定として可能な候補を考えておくこと (1時間) |
15 |
提出された課題の検討とまとめ
【事前学習】作品全体の問題点をまとめておくこと (2時間) 【事後学習】原作と映画の相違点とその意味について考えること (1時間) |
その他 | |
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教科書 | Kazuo Ishiguro, Never Let Me Go, Faber & Faber, 2005 ISBN 9780571258093 |
参考書 | 参考資料については随時紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:第14週に回収するレポート(40%)、授業参画度:ディスカッションへの貢献度、ならびに毎授業時に配布されるリアクションペーパーの内容に応じた授業参画度(40%)、プレゼンテーション(20%) 毎回の授業時に配布されるリアクションペーパーには、発表グループへの評価、英語や作品解釈に関する質問などを記入する。これは受講者の予習の程度や内容理解の深度を図るもので、成績評価の方法の授業参画度に該当する。 授業時のグループ・ディスカッションに参加しない(発言しない、貢献しない)学生は欠席扱いとなる。積極的にコミュニケーションを図ること。 |
オフィスアワー | メールで随時質問を受け付ける。 |