検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和元年度以前入学者 | 卒業論文研究ゼミ2 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 隅田朗彦 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 主として同時双方向型オンライン授業 Blackboard ID:20201789 |
---|---|
授業概要 | 英語学習および英語教育の諸問題について考え,最終的に卒業論文を書く際に必要な知識のうち基礎的なものを習得する。担当者の中学校・高等学校現場での実際の教職経験に関わる話に基づき,適宜,理論や概念と現場の状況との違いを認識する。 |
授業のねらい・到達目標 | 英語学習・教育の諸問題について基礎的な知識を得て、卒業論文の研究に関連付けることができる。 ・英語の文献を理解し、批判的に捉えることができる。(A-1-2,A-3-2, A-5-2) ・扱われた事象について,さらに疑問を呈することができる。(A-4-2) ・アクティビティやタスクによる言語活動の運用を通じ、実践的な学習方法を考えることができる。 (A-6-3, A-7-3) ・同様に、言語活動の運用を通じ自身の英語学習や英語力の向上につなげられる。(A-8-2) この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの1、3、4、5、6、7、8 に対応している。 |
授業の方法 | 授業は以下の2種について,あらかじめ決定した順番にしたがって発表および対話形式で進める。 (1) 教科書の指定した部分について,分担を決めてハンドアウト(英語)を作成し,ディスカッションへの問題提起をする(日本語で行う)。 (2) Teaching Resource Book からタスクやアクティビティを選び実演する(英語で行う)。 本授業の事前・事後学習は、併せて1時間の学習を目安とする。 Blackboardに提出された課題に関するフィードバックはBlackboard上で個別に行う。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
後期の進め方,後期の課題についての説明
【事前学習】前期のまとめ課題の確認 (0.5時間) 【事後学習】ハンドアウトの読み返しと疑問点の書き出し (0.5時間) |
2 |
Observing learning and teaching in the L2 classroom (1) : Preview, Natural and instructional settings 【事前学習】教科書 pp. 123-128 を読み,理解するとともに発表分担者は発表の用意をする (0.5時間) 【事後学習】ハンドアウトの読み返しと疑問点の書き出しハンドアウトの読み返しと疑問点の書き出し (0.5時間) |
3 |
Observing learning and teaching in the L2 classroom (2) : Observation schemes
【事前学習】教科書 pp. 129-148 を読み,理解するとともに発表分担者は発表の用意をする (0.5時間) 【事後学習】ハンドアウトの読み返しと疑問点の書き出し (0.5時間) |
4 |
Observing learning and teaching in the L2 classroom (3) : Ethnography, Summary
【事前学習】教科書 pp. 149-152 を読み,理解するとともに発表分担者は発表の用意をする (0.5時間) 【事後学習】ハンドアウトの読み返しと疑問点の書き出し (0.5時間) |
5 |
Observing learning and teaching in the L2 classroom (4) : Classroom reality in Japan
【事前学習】補足資料(第4回 授業時に配布)を読み,理解するとともに発表分担者は発表の用意をする (0.5時間) 【事後学習】ハンドアウトの読み返しと疑問点の書き出し (0.5時間) |
6 |
Second language learning in the classroom (1): Preview, Proposals for teaching
【事前学習】教科書 pp. 153-170 を読み,理解するとともに発表分担者は発表の用意をする (0.5時間) 【事後学習】ハンドアウトの読み返しと疑問点の書き出し (0.5時間) |
7 |
Second language learning in the classroom (2): Topics 1-3
【事前学習】教科書 pp. 171-193 を読み,理解するとともに発表分担者は発表の用意をする (0.5時間) 【事後学習】ハンドアウトの読み返しと疑問点の書き出し (0.5時間) |
8 |
Second language learning in the classroom (3): Topics 4-6
【事前学習】教科書 pp. 194-200 を読み,理解するとともに発表分担者は発表の用意をする (0.5時間) 【事後学習】ハンドアウトの読み返しと疑問点の書き出し (0.5時間) |
9 |
Second language learning in the classroom(4): Summary
【事前学習】補足資料(第9回 授業時に配布)を読み,理解するとともに発表分担者は発表の用意をする (0.5時間) 【事後学習】ハンドアウトの読み返しと疑問点の書き出し (0.5時間) |
10 |
Popular ideas about language learning revisited (1): Preview, Reflecting on the popular ideas
【事前学習】教科書 pp. 201-207 を読み,理解するとともに発表分担者は発表の用意をする (0.5時間) 【事後学習】ハンドアウトの読み返しと疑問点の書き出し (0.5時間) |
11 |
Popular ideas about language learning revisited (2): Learning from research (A-1-2, A-3-2) 【事前学習】教科書 pp. 208-212 を読み,理解するとともに発表分担者は発表の用意をする (0.5時間) 【事後学習】ハンドアウトの読み返しと疑問点の書き出し (0.5時間) |
12 |
Synthesis of Chapters 5-7 (A-5-2)
【事前学習】教科書各章のSummaryを読み返す (0.5時間) 【事後学習】これまでの疑問点のまとめ課題に取り組む (0.5時間) |
13 |
卒業論文への準備 (1): 疑問点の把握 (A-4-2)
【事前学習】まとめ課題から自分の興味のあるテーマについて解明すべき点をまとめる (0.5時間) 【事後学習】疑問点の妥当性を検証する課題に取り組む (0.5時間) |
14 |
卒業論文への準備 (2): 研究概要の考察(A-8-2)
【事前学習】疑問点の妥当性を検証する (0.5時間) 【事後学習】疑問点をどのように研究に発展するかを考える課題に取り組む (0.5時間) |
15 |
卒業論文への準備 (3): 研究の可能性の考察 (A-4-2, A-8-2)
【事前学習】前回の課題の確認 (0.5時間) 【事後学習】卒論の序論を書く (0.5時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | Patsy M. Lightbown, Nina Spada, How Languages Are Learned (4th Edition):Oxford Handbooks for Language Teachers, Oxford University Press, 2013, 4 edition 「卒業論文研究ゼミ 1」と同じ書籍を使用する。 |
参考書 | 白畑知彦ほか 『改訂版 英語教育用語辞典』 大修館書店 2009年 パッツィ・ライトバウン, ニーナ・スパダ 著, 白井 恭弘 , 岡田 雅子 訳 『言語はどのように学ばれるか ― 外国語学習・教育に生かす第二言語習得論』 岩波書店 2014年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:卒業論文の準備課題(40%)、授業参画度:レジュメの提出状況、オンライン授業における参画度(60%) 授業参画度は授業中の発表およびディスカッションを評価する。 |
オフィスアワー | 事前相談により決定した面談日時。 事前相談はsumida.akihiko@nihon-u.ac.jp へ。 |