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令和元年度以前入学者 | 英米小説演習1 | ||||
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教員名 | 宗形賢二 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)を予定。初めての遠隔授業のため、毎回の課題は理解度と進度によって異なるので注意すること。 |
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授業概要 | 「親か恋人か?」ヘンリー・ジェイムズの『ワシントン広場』と小説の視点の問題。ある娘の恋愛劇を父親・娘・恋人・叔母の四人の立場からみることで、ジェイムズにとっての「本当の事実」とは何かを考える。 |
授業のねらい・到達目標 | Henry James;"Washington Square"の読解演習を通して英米文学読解の基礎を学ぶ。同時に、文学的英語表現、作家、作品、時代背景、文芸批評理論の基礎を理解できる。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。 |
授業の方法 | 英米文学読解のためのテーマ別基礎解説、及び各回テキストの5~10ページ程度の要約、質疑、解説を行い、前期で終章まで読み進める予定。随時小テストまたは課題演習を行う。進度によって、映画版『ワシントン・スクウェア』を鑑賞し、小説との比較分析を行う予定だが、状況によっては後期(または各自)になる。 本授業の事前・事後学習は,合わせて1時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | ジェイムズの英文読解には、英検2級程度以上の英語力が望ましい。 |
授業計画 | |
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1 |
授業の案内:Blackboardによる課題研究授業の方法、レポートの書き方、評価方法の説明など
【事前学習】シラバスを事前に確認し、ネット環境を整えておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業内での学習内容をまとめておくこと。 (1時間) |
2 |
課題に基づきアメリカの歴史を概略し、その特徴を学ぶ。事前課題:アメリカの歴史を(A4)1200字程度にまとめる。その際、利用した資料、ネットサイト等を必ず明記すること。
【事前学習】課題の準備・提出(アメリカ史) (1時間) 【事後学習】授業内での学習内容をまとめておくこと。 (1時間) |
3 |
課題に基づきアメリカ文学史の概略を学び、その特徴を知る。事前課題:18~20世紀前半までのアメリカ文学史を(A4)1200字程度にまとめる。その際、利用した資料、ネットサイト等を必ず明記すること。
【事前学習】課題の準備・提出(アメリカ文学史) (1時間) 【事後学習】授業内での学習内容をまとめておくこと。 (1時間) |
4 |
課題に基づきヘンリー・ジェイムズの生涯と文学的特徴を学ぶ。事前課題:ヘンリー・ジェイムズの生涯と主要な作品を(A4)1000字程度にまとめる。その際、利用した資料、ネットサイト等を必ず明記すること。
【事前学習】課題の準備・提出(H. ジェイムズ) (1時間) 【事後学習】授業内での学習内容をまとめておくこと。 (1時間) |
5 |
小説の背景①、『ワシントン広場』(pp.1-6)の要約、質疑、解説、課題演習。課題①本文要約は1000字程度、②要約部分のポイント200字程度、③質問(内容と英語表現等)で(A4で1枚に)まとめる。
【事前学習】課題の準備・提出 (1時間) 【事後学習】授業内での学習内容をまとめておくこと。 (1時間) |
6 |
小説の背景②、『ワシントン広場』(pp.6-14)の要約、質疑、解説、課題演習。課題①本文要約は1000字程度、②要約部分のポイント200字程度、③質問(内容と英語表現等)で(A4で1枚に)まとめる。
【事前学習】課題の準備・提出 (1時間) 【事後学習】授業内での学習内容をまとめておくこと。 (1時間) |
7 |
小説の背景③、『ワシントン広場』(pp.14-21)の要約、質疑、解説、課題演習。課題①本文要約は1000字程度、②要約部分のポイント200字程度、③質問(内容と英語表現等)で(A4で1枚に)まとめる。
【事前学習】課題の準備・提出 (1時間) 【事後学習】授業内での学習内容をまとめておくこと。 (1時間) |
8 |
小説の背景④、『ワシントン広場』(pp.22-29)の要約、質疑、解説、課題演習。課題①本文要約は1000字程度、②要約部分のポイント200字程度、③質問(内容と英語表現等)で(A4で1枚に)まとめる。
【事前学習】課題の準備・提出 (1時間) 【事後学習】授業内での学習内容をまとめておくこと。 (1時間) |
9 |
小説のテーマと構造①、『ワシントン広場』(pp.29-38)の要約、質疑、解説、課題演習。課題①本文要約は1000字程度、②要約部分のポイント200字程度、③質問(内容と英語表現等)で(A4で1枚に)まとめる。
【事前学習】課題の準備・提出 (1時間) 【事後学習】授業内での学習内容をまとめておくこと。 (1時間) |
10 |
小説のテーマと構造②、『ワシントン広場』(pp.38-45)の要約、質疑、解説、課題演習。課題①本文要約は1000字程度、②要約部分のポイント200字程度、③質問(内容と英語表現等)で(A4で1枚に)まとめる。
【事前学習】課題の準備・提出 (1時間) 【事後学習】授業内での学習内容をまとめておくこと。 (1時間) |
11 |
小説の技法①、『ワシントン広場』(pp.45-52)の要約、質疑、解説、課題演習。課題①本文要約は1000字程度、②要約部分のポイント200字程度、③質問(内容と英語表現等)で(A4で1枚に)まとめる。
【事前学習】課題の準備・提出 (1時間) 【事後学習】授業内での学習内容をまとめておくこと。 (1時間) |
12 |
小説の技法②、『ワシントン広場』(pp.54-63)の要約、質疑、解説、課題演習。課題①本文要約は1000字程度、②要約部分のポイント200字程度、③質問(内容と英語表現等)で(A4で1枚に)まとめる。
【事前学習】課題の準備・提出 (1時間) 【事後学習】授業内での学習内容をまとめておくこと。 (1時間) |
13 |
小説の文体①、『ワシントン広場』(pp.65-72)の要約、質疑、解説、課題演習。課題①本文要約は1000字程度、②要約部分のポイント200字程度、③質問(内容と英語表現等)で(A4で1枚に)まとめる。
【事前学習】課題の準備・提出 (1時間) 【事後学習】授業内での学習内容をまとめておくこと。 (1時間) |
14 |
小説の文体②、『ワシントン広場』原文読解と、文体研究、解説
【事前学習】課題の準備・提出 (1時間) 【事後学習】授業内での学習内容をまとめておくこと。 (1時間) |
15 |
前期の復習、まとめ、質疑、解説を行う。『ワシントン広場』全体の感想をまとめる。
【事前学習】前期の総復習 (1時間) 【事後学習】後期の作品批評に備え、原文を読んでおくこと。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | Henry James, Washington Square [Audio CD Pack]:Oxford Bookworms Library, Oxford University Press, 2008 |
参考書 | Henry James, Washington Square:Oxford World's Classics, Oxford University Press, 2010 参考書については開講時に案内する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:各テーマごとのレポート3回、テキスト各章ごとのまとめ10回程度を予定(50%)、授業内テスト:小テスト・クイズ数回予定(20%)、授業参画度:レポート・クイズ等の提出状況、質疑応答など(30%) 前期は課題研究型の授業のため、レポート・クイズの提出と内容(コピペではない点が重要)、その他質疑応答等で評価します。 Zoomが使える場合は、授業参加度に加点する予定。 |
オフィスアワー | 前期はメール等で質問を受ける予定。 |