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令和元年度以前入学者 | 英米文学演習2 | ||||
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教員名 | 飯田啓治朗 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 課題研究(主としてBlackboardを通じた講義、学習資料配信) Blackboard ID:20201711 |
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授業概要 | イギリス文学研究入門―女性主人公からシェイクスピアの作品を考える |
授業のねらい・到達目標 | イギリス文学研究の入門として、シェイクスピアの悲劇作品の女性主人公について書かれた批評を読むことをもとにして、自らも作品全体を実際に読み、イギリス文学研究の一端に触れることができること。また、教科書の徹底した英文精読により、今後のイギリス文学研究に必要な英文読解力を向上させることができること。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3、DP4、DP5、及び、カリキュラムポリシーCP3、CP4、CP5、に対応している。 |
授業の方法 | 演習形式。受講者全員の下調べをもとにして、教科書の英文を精読していく。作品の翻訳の読書結果に基づいた考察の発表やディスカッションを行う。 |
履修条件 | 4月の2年生ガイダンス日に履修希望の申込手続きを行い、この授業に振り分けられた者。 後期のみの再履修を許可された者は、7月中に、後期第1回目の研究発表会の課題について、担当教員に聞きに来ること。 |
授業計画 | |
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1 |
研究発表会 (A-3-2, A-4-2, A-5-2)
【事前学習】夏季休暇中に課題レポートをまとめておくこと。レジュメも用意すること。 (20時間以上) 【事後学習】他の履修生および担当教員から出た意見等に基づいてレポートの内容を発展させること。 (3時間程度) |
2 |
『オセロー』におけるデズデモーナ(1)Desdemona (A-3-2)
【事前学習】テキストpp. 30-32の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上) 【事後学習】第2回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度) |
3 |
『オセロー』におけるデズデモーナ(2)Othello (A-3-2)
【事前学習】テキストpp. 33-35の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上) 【事後学習】第3回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度) |
4 |
『オセロー』におけるデズデモーナ(3)Brabantio (A-3-2)
【事前学習】テキストpp. 36-38の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上) 【事後学習】第4回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度) |
5 |
『オセロー』におけるデズデモーナ(4)Iago, Cassio (A-3-2)
【事前学習】テキストpp. 39-41の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上) 【事後学習】第5回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度) |
6 |
『マクベス』におけるマクベス夫人(1)Lady Macbeth (A-3-2)
【事前学習】テキストpp. 42-44の下調べをし、発表に備えておくこと (2時間以上) 【事後学習】第6回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度) |
7 |
『マクベス』におけるマクベス夫人(2)Macbeth (A-3-2)
【事前学習】テキストpp. 45-47の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上) 【事後学習】第7回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度) |
8 |
『マクベス』におけるマクベス夫人(3)three Witches (A-3-2)
【事前学習】テキストpp. 48-50の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上) 【事後学習】第8回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度) |
9 |
『マクベス』におけるマクベス夫人(4)Duncan (A-3-2)
【事前学習】テキストpp. 51-54の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上) 【事後学習】第9回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度) |
10 |
『リア王』におけるコーディリア(1)Codelia (A-3-2)
【事前学習】テキストpp. 55-57の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上) 【事後学習】第10回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度) |
11 |
『リア王』におけるコーディリア(2)King Lear (A-3-2)
【事前学習】テキストpp. 58-60の下調べをし、発表に備えておくこと (2時間以上) 【事後学習】第11回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度) |
12 |
『リア王』におけるコーディリア(3)Goneril (A-3-2)
【事前学習】テキストpp. 61-63の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上) 【事後学習】第12 回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度) |
13 |
『リア王』におけるコーディリア(4)Regan (A-3-2)
【事前学習】テキスト64-65の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上) 【事後学習】第13回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度) |
14 |
試験、振り返り (A-4-2, A-5-2)
【事前学習】第13回までの各回終了ごとに行ってきた事後学習を再度行い、テキストの英文および内容の理解を確実なものとしておくこと。 (14時間以上) 【事後学習】テキスト、ノートを見直し、解答できなかった問題を調べ直しておくこと。 (1時間程度) |
15 |
後期授業のまとめ (A-4-2, A-5-2)
【事前学習】テキストpp. 30-65を読み直しておくこと。 (2時間以上) 【事後学習】この授業で習得した英文読解力と、文学作品の批評の仕方を次年度以降の文学研究において生かすこと。 (2時間以上) |
その他 | |
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教科書 | Peter Milward, Shakespeare’s Tragic Heroines, 鷹書房弓プレス, 2002 松岡和子訳 『オセロー』 (ちくま文庫)筑摩書房 松岡和子訳 『マクベス』 (ちくま文庫)筑摩書房 松岡和子訳 『リア王』 (ちくま文庫)筑摩書房 上記以外にも、教科書で言及される作品を最低限、翻訳で読む必要がある。作品以外の参考文献は授業で紹介する。紹介された参考文献は、必ず検索をし、図書館などで入手し、よく読んで試験に備えること。また、授業で紹介するシェイクスピア作品の舞台公演や絵画展などにも積極的に足を運んでもらいたい。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(10%)、授業参画度:遠隔授業の受講状況45%、遠隔授業による課題の充実度45%(90%) 授業参画度は、予習発表を中心に、授業の受講に対して真摯であるかどうか、授業にかかわるあらゆる事柄を材料とする。予習が不十分な場合、授業に集中していない場合などは、加点されない。 |
オフィスアワー | 昼休みに、研究室において実施する。授業終了時に日時の予約を取ること。 |
備考 | この授業は、時間割の曜日・時限と、それ以外の時間で計3時間以上、主体的に計画的に取り組むことが求められます。 ★★後期遠隔授業に伴う注意事項★★ 後期も遠隔授業に伴い、この授業のシラバスの内容に変更が必要な場合には、随時Blackboardの「連絡事項」を通じて伝達します。後期シラバス公開後に直ちに、必ずBlackboardのこのコース(授業)に登録をし、連絡事項を確認し、じゅうぶんな準備をして、第1回授業に出席して下さい。 |