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令和元年度以前入学者 | 卒業ゼミ2 | ||||
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教員名 | 舘野正美 | ||||
単位数 | 4 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 課題研究(基本的に、Blackboard、メールによる研究指導、但し、Zoom による研究発表・質疑応答を含む) Blackboard ID: 20201650 |
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授業概要 | 各自の研究課題に沿って卒論作成に着手するのがこの授業の眼目である。 ただ、「研究課題」と言っても、この授業におけるそれは、基本的に医学と哲学、延いては医学哲学・医学思想である。 医学と哲学と言えば、学問分野において、ほとんど両極端に位置するものであると見られがちであろうが、実際のところ、少なくとも私の見る限り、それらは一枚のコインの両面のごとく離れがたくつながっており、互いに他を待ちつつ存立している―少なくとも、しているはずである。哲学のない医学は、ただ単に、その技術だけを極端に追及した挙句“人”が置き去りにされ、また単なる哲学学説研究に邁進するだけの、つまり医学のない哲学は、結局のところ目の前の病苦にさいなまれる“人”の手助けすら出来ない状態に陥ってしまうのである。 このような哲学と医学が、中国古代においては、しっかりと結びついていて、“人”は、その中で、しかしそのような難しい理屈は抜きで、ごく“自然”に生きていた。それを受け継ぐ、わが江戸時代の医家達もまた、そのことを寧ろ自然に体現していた。我々は、一旦この原点に立ち返って、その真の姿を十全に理解して、その上で、その恩恵に与ったら良いのではないだろうか。そこでこの授業においては、それぞれが自分の課題を設定し、その研究を仕上げて行くことを中心とするのである。 なお、授業に当たっては、病院勤務や医療企業における認定臨床研究審査委員会委員を務めた経験を持つ教員が、その経験を活かして、今日的な課題(再生医療・精神疾患・漢方薬使用の臨床例等)について実際的な指導を行なう。 |
授業のねらい・到達目標 | 先行研究の調査を通じて、自分の課題を見付けることができる。 自分が研究した内容を正しい文章にまとめ、かつそれをプレゼンテーションできる。 学修活動において、他者と連携して協働し、協働者の力を引き出し、リーダーシップを発揮することができる(A-7-4)。 学修の振り返りを行い、自他の評価を分析し、より良い学びに結び付けることができる(A-8-4) この科目は文理学部(学士(文学)のDP及びCP7,8に対応しています。 |
授業の方法 | 以下の演習方式の授業内容を、(基本的にBlackboard、メールによる研究指導、但し、Zoom による研究発表・質疑応答を含む)遠隔授業によって行なう。 まず初めに、あらかじめ提出された課題について指導し、具体的な課題を決める。次にその課題に沿って研究すべき古典や研究書・研究論文等を探し、それらを深く読み込み、問題点をまとめつつ自分の課題を設定する。 そのようにして始められた研究の内容を少しずつ発表(プレゼンテーション)し、質疑応答を経て練って行き、最終的に1つの卒論としてまとめあげる。 本授業の事前・事後学習は、各々5時間の学習を目安とする。 課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。 |
履修条件 | 1・2セットで受講すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 前期の研究内容を踏襲し、各々の課題について指導する。 【事前学習】前期の研究内容をよく復習し、これからの自分の研究課題について調べてくること。 (5時間) 【事後学習】指導の結果を履んで、それぞれの課題に取り掛かる。 (5時間) |
2 |
それぞれが調べて来た内容を吟味し、比較的早くにまとまった人から順に次回から発表(プレゼンテーション)に取り掛かるので、その準備をする。
【事前学習】各自の課題をこなして来ること。 (5時間) 【事後学習】各自、課題を進める。 (5時間) |
3 |
1番目の人➔プレゼンテーション それに続いて質疑応答・ディスカッション➔発表者以外の人も、自分の研究課題のつもりで参加すること(A-7-4)・(A-8-4)。 【事前学習】各自の課題をこなして来ること。 (5時間) 【事後学習】各自、課題を進める。 (5時間) |
4 |
次の人➔プレゼンテーション それに続いて質疑応答・ディスカッション➔発表者以外の人も、自分の研究課題のつもりで参加すること(A-7-4)・(A-8-4)。 【事前学習】各自の課題をこなして来ること。 (5時間) 【事後学習】各自、課題を進める。 (5時間) |
5 |
次の人➔プレゼンテーション それに続いて質疑応答・ディスカッション➔発表者以外の人も、自分の研究課題のつもりで参加すること(A-7-4)・(A-8-4)。 【事前学習】各自の課題をこなして来ること。 (5時間) 【事後学習】各自、課題を進める。 (5時間) |
6 |
次の人➔プレゼンテーション それに続いて質疑応答・ディスカッション➔発表者以外の人も、自分の研究課題のつもりで参加すること(A-7-4)・(A-8-4)。 【事前学習】各自の課題をこなして来ること。 (5時間) 【事後学習】各自、課題を進める。 (5時間) |
7 |
次の人➔プレゼンテーション それに続いて質疑応答・ディスカッション➔発表者以外の人も、自分の研究課題のつもりで参加すること(A-7-4)・(A-8-4)。 【事前学習】各自の課題をこなして来ること。 (5時間) 【事後学習】各自、課題を進める。 (5時間) |
8 |
次の人➔プレゼンテーション それに続いて質疑応答・ディスカッション➔発表者以外の人も、自分の研究課題のつもりで参加すること(A-7-4)・(A-8-4)。 【事前学習】各自の課題をこなして来ること。 (5時間) 【事後学習】各自、課題を進める。 (5時間) |
9 |
次の人➔プレゼンテーション それに続いて質疑応答・ディスカッション➔発表者以外の人も、自分の研究課題のつもりで参加すること(A-7-4)・(A-8-4)。 【事前学習】各自の課題をこなして来ること。 (5時間) 【事後学習】各自、課題を進める。 (5時間) |
10 |
次の人➔プレゼンテーション それに続いて質疑応答・ディスカッション➔発表者以外の人も、自分の研究課題のつもりで参加すること(A-7-4)・(A-8-3)。 【事前学習】各自の課題をこなして来ること。 (5時間) 【事後学習】各自、課題を進める。 (5時間) |
11 |
次の人➔プレゼンテーション それに続いて質疑応答・ディスカッション➔発表者以外の人も、自分の研究課題のつもりで参加すること(A-7-4)・(A-8-4)。 【事前学習】各自の課題をこなして来ること。 (5時間) 【事後学習】各自、課題を進める。 (5時間) |
12 |
次の人➔プレゼンテーション それに続いて質疑応答・ディスカッション➔発表者以外の人も、自分の研究課題のつもりで参加すること(A-7-4)・(A-8-4)。 【事前学習】各自の課題をこなして来ること。 (5時間) 【事後学習】各自、課題を進める。 (5時間) |
13 |
次の人➔プレゼンテーション それに続いて質疑応答・ディスカッション➔発表者以外の人も、自分の研究課題のつもりで参加すること(A-7-4)・(A-8-4)。 【事前学習】各自の課題をこなして来ること。 (5時間) 【事後学習】各自、課題を進める。 (5時間) |
14 |
卒論作成の指導。 これまでの研究成果を卒論としてまとめる指導を、各々に対して行なう。 【事前学習】各自の研究成果をまとめて来ること。 (5時間) 【事後学習】指導を受けて卒論としてまとめる。 (5時間) |
15 |
後期のまとめ:各自の研究内容(卒論)についての講評と全員によるでディスカッション(A-7-4)・(A-8-4)。
【事前学習】各自の課題をこなして来ること。 (5時間) |
その他 | |
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教科書 | 必要に応じてBlackboardからダウンロードする。 |
参考書 | 必要に応じてBlackboardからダウンロードする。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:授業参画度には発表内容(研究内容)やレジュメの出来具合、そして卒論の内容も含めて、総合的に判定する(100%) |
オフィスアワー | メールやBlackboardを通じて連絡すること。 |