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令和元年度以前入学者 | 中国学特別研究1 | ||||
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教員名 | 山本まり子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 課題研究(Blackboardなどを通じた学習資料配信)を主とするが、適宜、オンデマンド授業も取り入れる。第1回目の授業までに必ずBlackboardへの登録を済ませておくこと。 |
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授業概要 | 中国で誕生した書の歴史的変遷を辿りながら、実技・鑑賞を通して、いくつかの文化的事項について学び、中国文化への理解を深める。 |
授業のねらい・到達目標 | 1)書体の変遷の概要について説明ができる。また、習得し得たそれぞれの書体・書風について毛筆・硬筆による表現ができる。 2)いわゆる悪筆とされる具体的な事例を批判的な視点で検討し、それについて正しい理解、説明ができる。 3)授業中取り上げる書家・書作品、及びその時代背景の概要に関する説明ができる。 学修において、自ら取り組むべき課題を見出し、必要な情報を収集することができる(A-5-2)。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの5に対応しています。 |
授業の方法 | ・課題研究を主とするが、適宜、オンデマンド授業も取り入れる。 ・各種連絡、課題・確認テスト等をBlackboardを通して配信する。 ・Blackboard上、各受講生が提出する課題・答案はpdf、または画像データとすること。 ・「事前送付資料」(印刷物)、書道用具を毎時間、使用する。それらは5月中旬頃、学科から発送する予定である。教科書は使用しない。 ・教材には以下述べる4種(①②③④)がある。①「事前送付資料」(印刷物)、②書道用具、③pdf資料、④オンデマンド教材。それらのうち、③・④はBlackboardを通して事前配信するものであるが、予告する期限を過ぎたものは「順次削除する」予定である。十分注意されたい。 ・Blackboard掲示板機能を通して質問と議論の機会を提供する。 |
履修条件 | 数回に亘り、連続して受講できない場合は、Blackboardを通して連絡すること。 |
授業計画 | |
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1 |
pdf資料№1「ガイダンスプリント」・№2「書体」記載の内容確認を行う。書体の概要について学ぶ。
【事前学習】シラバスの事前確認を行う。 (2時間) 【事後学習】pdf資料№2「書体」に目を通し、各自、ワークシートを行う。 (2時間) |
2 |
《第1回 漢字の基礎》 正しく整った漢字の書き方について学ぶ① 「事前送付資料」№3を読む。オンデマンド教材①を視聴する。pdf資料№3記載の課題を行う。課題研究 【事前学習】pdf資料№3を読む。 オンデマンド教材①の視聴。 (1時間) 【事後学習】pdf資料№3再読。オンデマンド教材①の再視聴。 (3時間) |
3 |
《第1回 漢字の基礎》 正しく整った漢字の書き方について学ぶ② pdf資料№4を読む。オンデマンド教材②を視聴する。pdf資料№4記載の課題を行う。課題研究 【事前学習】「事前送付資料」№4を読む。 オンデマンド教材②の視聴。 (1時間) 【事後学習】「事前送付資料」№4再読。オンデマンド教材②の再視聴。 (3時間) |
4 |
《第1回 漢字の基礎》 正しく整った漢字の書き方について学ぶ③ 「事前送付資料」№5を読む。オンデマンド教材③を視聴する。「事前送付資料」№5記載の課題を行う。課題研究 【事前学習】「事前送付資料」№5を読む。 オンデマンド教材③の視聴。 (1時間) 【事後学習】「事前送付資料」№5再読。オンデマンド教材③の再視聴。 (3時間) |
5 |
《第1回 漢字の基礎》 正しく整った漢字の書き方について学ぶ④ 「事前送付資料」№6を読む。オンデマンド教材④を視聴する。「事前送付資料」№6記載の課題を行う。課題研究 【事前学習】「事前送付資料」№6を読む。 オンデマンド教材④の視聴。 (1時間) 【事後学習】「事前送付資料」№6再読。オンデマンド教材④の再視聴。 (3時間) |
6 |
《第2回 行書》 『蘭亭序』の概容、及びその書の特徴について学ぶ① 「事前送付資料」№7を読む。「事前送付資料」№7記載の課題を行う。課題研究 【事前学習】「事前送付資料」№7を読む。 (2時間) 【事後学習】「事前送付資料」№7再読。 (2時間) |
7 |
《第2回 行書》 『蘭亭序』の概容、及びその書の特徴について学ぶ② 「事前送付資料」№8を読む。「事前送付資料」№8記載の課題を行う。課題研究 【事前学習】「事前送付資料」№8を読む。 (2時間) 【事後学習】「事前送付資料」№8再読。 (2時間) |
8 |
《第2回 行書》 書簡①(縦書きの書簡文について、書式を中心に学習する) 「事前送付資料」№9を読む。オンデマンド教材⑤の視聴。「事前送付資料」№9記載の課題を行う。課題研究 【事前学習】「事前送付資料」№9を読む。オンデマンド教材⑤の視聴。 (1時間) 【事後学習】「事前送付資料」№9再読。オンデマンド教材⑤の再視聴。手本がなくとも書けるように各自、復習を行う。 (3時間) |
9 |
書簡②(正しく美しい行書の書き方を中心に学習する) 「事前送付資料」№10を読む。オンデマンド教材⑥の視聴。「事前送付資料」№10記載の課題を行う。課題研究 【事前学習】「事前送付資料」№10を読む。オンデマンド教材⑥の視聴。封緘の書き方も含め、封筒の書き方について予習する。 (2時間) 【事後学習】「事前送付資料」№10再読。オンデマンド教材⑥の再視聴。書簡・封書の実践。 (2時間) |
10 |
《第3回 楷書》 唐の四大家の書①『九成宮醴泉銘』の書の表現手法、特徴について学ぶ。 「事前送付資料」№11を読む。「事前送付資料」№11記載の課題を行う。課題研究 【事前学習】「事前送付資料」№11(『九成宮醴泉銘』に関する解説)を読む。 (2時間) 【事後学習】「事前送付資料」№11(『九成宮醴泉銘』に関する解説)再読。 唐の四大家の中から一人選び、その人物に関する事柄について記述する(A-5-2)。提出日はBlackboard上、告知する。 課題研究 (2時間) |
11 |
唐の四大家の書②『九成宮醴泉銘』の書の表現手法、特徴について学ぶ。 「事前送付資料」№11を読む。「事前送付資料」№11記載の課題を行う。課題研究 【事前学習】「事前送付資料」№11を読む。 (3時間) 【事後学習】「事前送付資料」№11再読。 (1時間) |
12 |
唐の四大家の書③『自書告身』の書の表現手法、特徴について学ぶ。 「事前送付資料」№12を読む。オンデマンド教材⑦を視聴する。「事前送付資料」№12記載の課題を行う。課題研究 【事前学習】「事前送付資料」№12(「向勢」・「蚕頭燕尾」)を読む。 (2時間) 【事後学習】「事前送付資料」№12(「向勢」・「蚕頭燕尾」)再読。オンデマンド教材⑦を再視聴する。 (2時間) |
13 |
熨斗袋の表書きについて学ぶ。いわゆる悪筆とされる具体的な事例を批判的な視点で検討した上で熨斗袋の表書きに用いられる語を毛筆で書く。「事前送付資料」№13を読む。「事前送付資料」№13記載の課題を行う。課題研究
【事前学習】「事前送付資料」№13通読。 (2時間) 【事後学習】「事前送付資料」№13の復習。 (2時間) |
14 |
《第4回 隷書》 『曹全碑』の歴史的価値、書の特徴等について学ぶ。「事前送付資料」№14を読む。オンデマンド教材⑧を視聴する。 「事前送付資料」№14記載の課題を行う。課題研究 【事前学習】「事前送付資料」№14を読む。 (2時間) 【事後学習】「事前送付資料」№14再読。 (2時間) |
15 |
《第5回 篆書》 『泰山刻石』の歴史的価値、書の特徴等について学ぶ。 「事前送付資料」№15を読む。オンデマンド教材⑨を視聴する。「事前送付資料」№15記載の課題を行う。課題研究 【事前学習】「事前送付資料」№15を読む。オンデマンド教材⑨を視聴する。 (1時間) 【事後学習】「事前送付資料」№15再読。始皇帝の功績について記述する(A-5-2)。提出日はBlackboard上、告知する。篆書と隷書との違いについて、ノートにまとめておく。課題研究 (3時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 授業中、適宜、紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度:課題等で評価する。(30%)、提出作品(30%) |
オフィスアワー | Blackboard上、受け付けます。 |
備考 | ・「レポート」・「提出作品」等の提出期限、厳守のこと(特に「提出作品」に関しては期限に遅れた場合、受け付けることが出来ません)。 ・「提出作品」に関することは、pdf資料、及び「事前送付資料」(5月中旬頃発送予定)の中の№1「ガイダンスプリント」に記載。ご確認下さい。 |