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中国語ライティング4

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令和元年度以前入学者 中国語ライティング4
教員名 西川優子
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 中国語中国文化学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 課題研究(Blackboardなどを通じた学習資料配信)
Blackboard ID: 20201623
授業概要 中国語ライテイングの上級段階において,重要かつ広範囲な役割を持つ「存在文」と「存現文」を取り上げて,その全容を学ぶ。
「存在文」と「存現文」は共にひとつの場面を客観的に描写するものであり,状況説明をするときの必須文型である。「存在文」から「存現文」へとつなげて学び,両者の関連性と多面性についての理解を深める。
NHK中国語ラジオ講師の経験を有する教員がそのキャリアを活かし、論理的に正確かつ達意の中国語文法を分かりやすく教授する。
授業のねらい・到達目標 「存在文」と「存現文」の例文を大量に学ぶことによって,その使い方を身につけることができ,また中国語の描写文についての特徴を深く理解することができる。
文化的・社会的背景の異なる他者の価値観の相違を見出し,その思考を理解することができる(A-6-2)。
この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの6に対応しています。
授業の方法 講義形式で行う。
①教材は各自ダウンロードし,予習する。
②オンデマンドによる講義録音を教材を見ながら聞く。
③事前課題を解きながら,応用練習を行う。
④事後課題を指示する。
提出課題は出席票と評価を兼ねるので,必ず期間内に提出すること。
本授業の事前・事後学習は,合わせて一時間の学習を目安とする。
課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。
授業計画
1 ガイダンス:存在文とはなにか?“有”と“在”について,これまでに学んだ内容の再確認を以下のように行う。〇口頭で,中国語から日本語へ,また日本語から中国語へ訳す。
その上で,この授業で学ぶ「存在文」と「存現文」のアウトラインの説明を行う。
【事前学習】シラバスを読んで,今後の学習計画を立てる。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容を整理して,ノートにまとめる。 (0.5時間)
2 “有”と”在”:存在と所在の比較
“有 /是/存在”を用いた単純存在文:三者の違いについて
【事前学習】前回に指示された箇所の発音と意味を辞書で調べる。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容を整理して,ノートにまとめる。 (0.5時間)
3 存在文① 静態存在文① 場所フレーズ+動詞フレーズ+名詞フレーズ
よく使われる動詞:“坐/站/躺/跑/趴”など
【事前学習】前回に指示された箇所の発音と意味を辞書で調べる。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容を整理して,ノートにまとめる。 (0.5時間)
4 存在文② 静態存在文②
よく使われる動詞:“挂/放/摆/贴/戴/穿/托”など
【事前学習】前回に指示された箇所の発音と意味を辞書で調べる。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容を整理して,ノートにまとめる。 (0.5時間)
5 存在文③ 静態存在文③
よく使われる動詞:“刻/绣/画/写/种/长”など
【事前学習】前回に指示された箇所の発音と意味を辞書で調べる。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容を整理して,ノートにまとめる。 (0.5時間)
6 存在文④ 動態存在文①
よく使われる動詞:“飘/游/奔驰”など
【事前学習】前回に指示された箇所の発音と意味を辞書で調べる。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容を整理して,ノートにまとめる。 (0.5時間)
7 まとめの問題:存在文①~④までのまとめ
【事前学習】前回に配布されたまとめの問題を予習する。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容を整理して,ノートにまとめる。 (0.5時間)
8 存現文① 出現文① 場所フレーズ(時間フレーズ)+動詞フレーズ+名詞フレーズ
〇場所フレーズは人または物がやって来る方向・場所である。
〇述語:移動動詞の“来”あるいは“来/下来”などの方向補語を持つものである。
【事前学習】前回に配布されたプリント教材を読む。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容を整理して,ノートにまとめる。 (0.5時間)
9 存現文② 出現文②
〇場所フレーズは人または物が到達する場所である。
〇述語:出現文①と同じ。
【事前学習】前回に指示された箇所の発音と意味を辞書で調べる。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容を整理して,ノートにまとめる。 (0.5時間)
10 存現文③ 消失文①
〇場所フレーズは人または物が離れていくあるいは通り過ぎていく場所である。
〇述語:移動動詞の“去”あるいは“下去”などの方向補語を持つものである。
【事前学習】前回に指示された箇所の発音と意味を辞書で調べる。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容を整理して,ノートにまとめる。 (0.5時間)
11 存現文④ 消失文②
〇場所フレーズは人または物が離れたり消え失せる場所である。
〇述語:“跑/走/死”など
【事前学習】前回に指示された箇所の発音と意味を辞書で調べる。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容を整理して,ノートにまとめる。 (0.5時間)
12 存在文・存現文① 文法事項の確認①
〇文頭の場所・時間を示す語についての注意点
〇述語動詞と副詞についての注意点
【事前学習】前回に指示された箇所の発音と意味を辞書で調べる。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容を整理して,ノートにまとめる。 (0.5時間)
13 存在文・存現文② 文法事項の確認②
〇述語動詞につくアスペクト助詞についての注意点
〇 述語動詞につく方向補語と結果補語についての注意点
【事前学習】前回に指示された箇所の発音と意味を辞書で調べる。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容を整理して,ノートにまとめる。 (0.5時間)
14 まとめの問題:存現文①~④存在文・存現文①②のまとめ(A-6-2)。
【事前学習】前回に配布されたまとめの問題を予習する。 (0.5時間)
【事後学習】授業内容を整理して,ノートにまとめる(A-6-2)。 (0.5時間)
15 期末テストと振り返り
【事前学習】存在文と存現文のまとめの問題を重点的に復習する。 (0.5時間)
【事後学習】試験での間違い箇所を整理して,ノートにまとめる(A-6-2)。 (0.5時間)
その他
教科書 教材は事前にダウンロードすること。
参考書 必要に応じて紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:レポートは、提出された課題等の内容によって評価する。(80%)、授業参画度:授業参画度は、課題等の提出状況によって評価する。(20%)
オフィスアワー Blackboardなどを通して連絡すること。

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