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アジアの表象文化４

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令和元年度以前入学者 アジアの表象文化４
教員名 舘けさみ
単位数    2 学年 2～4 開講区分 文理学部
科目群 中国語中国文化学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 課題研究　(Blackboardなどにより録画授業配信と学習資料などを配布)
Blackboard ID: 20201577
授業概要 現代中国映画の概観を理解する。
「第五世代」監督登場から次世代監督作品の登場までを、その周辺をも含めて、90年代の中国映画について検証する。
授業のねらい・到達目標 中国映画の概略を学ぶことにより、理解内容を演繹して、他の時期の中国映画の理解を深めることができることを目標とする。
90年代の中国映画の知識を獲得でき、代表作品についての特徴を説明できる。
この科目は文理学部（学士（文学））のDP3，DP6及びCP9に対応しています。
授業の方法 原則として講義形式で行う。
➀視聴覚メディアにより作品を断片的に鑑賞しながら講義を行う。
➁授業後に複数回は授業内容に関する小テスト形式の課題により、授業参画度を確認する。
➂実授業時間内掲示で実授業時間内に提出する、テスト形式の課題を２回行う。
本授業の事前・事後学習は，各２時間の学習を目安とする。提出されたペーパーは、可能な限り添削・採点などを施して返却するか、もしくは全体に対し口頭でコメントする。
課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。
履修条件 ガイダンス出席者に限る。人数調整を行う場合がある。
授業計画
1 ガイダンス（授業のテーマや到達目標および授業方法について説明する）
映画全般に関する用語を紹介するとともに、中国映画独自の用語を解説する。
【事前学習】シラバスを事前に確認し、今後の学習計画を立てておくこと。 （0.5時間）
【事後学習】第２回以降の授業に備え、中国映画に関する用語に慣れておくこと。サブノートを作成する。 （0.5時間）
2 中国映画簡史　北京電影学院
映画の起源と中国映画の創成期を概観し、北京電影学院の概要を学ぶ。
【事前学習】映画全般に関する知識を整理しておくこと。 （1時間）
【事後学習】中国映画史と北京電影学院についての概要を整理しておくこと。 （2時間）
3 80年代に登場した「第五世代」監督
「第五世代」監督の登場の経緯を学ぶ。
【事前学習】中国映画史を復習しておくこと。 （2時間）
【事後学習】代表的な監督と作品の特徴を整理しておくこと。 （2時間）
4 90年代の第五世代監督の動向
世界的名声を得た状況下での制作状況を学ぶ。
【事前学習】80年代までの動向を復習しておくこと。 （2時間）
【事後学習】代表的な監督と作品の特徴を整理しておくこと。 （2時間）
5 中国のドキュメンタリー
ドキュメンタリー映画の定義と中国における位置づけを学ぶ。
【事前学習】紹介した参考図書を探して読んでおくこと。 （2時間）
【事後学習】ドキュメンタリー映画の定義と中国における位置づけを整理しておくこと。 （2時間）
6 「第六世代」監督の登場
次の「新世代」として登場した監督の登場の経緯を学ぶ。
【事前学習】90年代初めまでの動向を復習しておくこと。 （2時間）
【事後学習】授業内容を復習し、課題作成の準備をしておくこと。 （3時間）
7 授業内で扱った中国映画の基礎知識について、テスト形式の課題作成を行う。
【事前学習】課題作成の準備をしておくこと。 （3時間）
【事後学習】代表的な監督と作品の特徴を整理しておくこと。 （1時間）
8 課題の解説を行い、授業内容をふりかえる(A-3-3)。
張元の初監督作品
監督の経歴と作品の特徴を学ぶ。
【事前学習】新世代監督の特徴を復習しておくこと。 （3時間）
【事後学習】作品の特徴を整理しておくこと。 （2時間）
9 王小帥監督作品と婁燁監督作品
監督の経歴と作品の特徴を学ぶ。
【事前学習】作品の特徴を復習しておくこと。 （2時間）
【事後学習】作品の特徴をそれぞれ整理しておくこと。 （2時間）
10 寧瀛監督作品
監督の経歴と初監督作品の特徴を学ぶ。
【事前学習】紹介した参考図書を探して読んでおくこと。 （2時間）
【事後学習】監督と作品の特徴を整理しておくこと。 （2時間）
11 寧瀛監督作品
北京を舞台にした初期作品の特徴を学ぶ。
【事前学習】監督と作品の特徴を復習しておくこと。 （2時間）
【事後学習】作品の特徴を整理しておくこと。 （2時間）
12 「新世代」監督作品におけるドキュメンタリー的要素
90年代初期作品におけるドキュメンタリー的要素を概観する。
【事前学習】「新世代」監督と作品の特徴を復習しておくこと。 （2時間）
【事後学習】作品の特徴をそれぞれ整理しておくこと。 （3時間）
13 90年代以降の動向
90年代以降の中国映画の動向を概観する(A-3-3)。
【事前学習】監督と作品の特徴を復習しておくこと。 （2時間）
【事後学習】課題作成の準備をしておくこと。 （3時間）
14 授業内で扱った映像作品に対する課題に関するテスト形式の課題作成を行う。
【事前学習】授業内容を復習し課題作成の準備をしておくこと。 （3時間）
【事後学習】作成した課題を見直して、授業内容と照らし合わせておくこと。 （1時間）
15 課題の解説を行い、授業内容をふりかえって、今後の課題をまとめる(A-3-3)。
【事前学習】作成した課題を見直して、授業全体の内容を整理しておくこと。 （3時間）
【事後学習】自身の課題についての反省点と改善点をまとめる。 （1時間）
その他
教科書 プリントを配布する。
参考書 授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:授業参画度は課題の提出状況およびその内容によって評価する。(40%)、テスト形式による２回の課題の正答率によって評価する。(60%)
授業参画度を測る課題は、第6回、第9回、第11回、第13回に行う予定。
実授業時間内掲示し実授業時間内提出するテスト形式の課題は第７回と第14回に行う予定。
オフィスアワー Blackboardの掲示板を利用する。

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