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令和元年度以前入学者 | 卒業論文 | ||||
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教員名 | 久米依子 | ||||
単位数 | 8 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 通年 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 卒論作成の指導は課題研究・資料提示で行い、卒論に関する個人指導はオンライン型(同時双方向型)授業で行う。ZOOMを使う。詳細については、第1回授業で提示します。 BlackboardID:20201541 |
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授業概要 | 近現代文学に関する卒業論文指導。各自が決めたテーマを、どのように論文化していくか、資料や調査方法、考察や立論の方向の検討を行い、論文完成を目指す。ゼミナールの発表などで学んだ資料や文献の探索法、その使い方、またテーマの立て方や論文構成の手順などを確認し、具体的な論文執筆に進む。卒論の完成に向けて、多様な方法や分析を試みることを目標とする。各ゼミ生に、個人面談(同時双方向型)を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 受講者各自、年間予定を確認し、論文制作の日程をよく考えて授業に臨み、論文構成の方法を身につける。 テーマや資料、構成について教員のアドバイスを受け、論文完成までの年間計画に基づき、執筆のための資料収集や具体的な執筆のスケジュールを立てる力を育てる。 研究対象への調査を重ねながら、文献の使い方、立論の方針について検討し、引用や注の付け方にも習熟する。 授業時間以外に、文献の調査や資料の読み込み、下書きの執筆など、自ら卒論制作を進める力を養う。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6、およびカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 第1回に全体的なガイダンスを行い、個人指導の順番を決める。アンケートなどで確認する予定。個人指導は1名ずつ、ZOOMかスカイプで行う。第2回から、卒論制作のための研究テーマや、資料収集の状況、論文構成のための考え方などについて、教員のアドバイスを受け、自らの考えをまとめていけるように心がける。 論文完成までの年間計画に基づき、執筆のための資料収集や記述のスケジュールを組む。研究対象への知識を深めながら、文献の使い方、立論の方針について検討し、引用や注の付け方にも注意する。これまでのゼミナールの成果をまとめ、文献の調査や資料の読み込み、下書きの執筆など、常に卒論と向き合う姿勢を保ち、主体的に卒論完成に向かうようにする。 |
授業計画 | |
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1 |
卒業論文作成に向けて、方法とスケジュールの確認。アンケート実施。
【事前学習】これまでの調査考察を整理しておく (2時間) 【事後学習】年間のスケジュール表を作成する (2時間) |
2 |
各自のテーマの確認、アドバイス、課題の提示など
【事前学習】現在の卒論テーマを確認しておく (2時間) 【事後学習】テーマを広げ、深める可能性を考察する (2時間) |
3 |
個人指導の開始、学生のテーマの精査
【事前学習】テーマ設定を報告できるようにしておく (2時間) 【事後学習】アドバイスに従ってテーマを修正する (2時間) |
4 |
学生各自の調査方法の確認
【事前学習】これまでの調査をリスト化し、まとめておく (2時間) 【事後学習】今後必要な調査をリスト化し、優先順位をつける (2時間) |
5 |
卒論制作年間計画の確認
【事前学習】年間計画表案を再考しておく (2時間) 【事後学習】年間計画表を、アドバイスに従って修正する (2時間) |
6 |
先行論の選別と使い方、先行論との差異の確認
【事前学習】集めた先行論をリスト化し、内容を整理しておく (2時間) 【事後学習】今後必要な先行論をリスト化する (2時間) |
7 |
テクストの読解のための方向性、調査の応用
【事前学習】テクスト読解のポイントを整理しておく (2時間) 【事後学習】新たな読解の可能性を考え始める (2時間) |
8 |
目次の作成と参考文献の整理
【事前学習】論文全体の構想を再確認しておく (2時間) 【事後学習】目次を整備する (2時間) |
9 |
テクストの分析を始め、基本メッセージを考える
【事前学習】テクスト分析の順番を考える (2時間) 【事後学習】テクストの基本メッセージを文章化する (2時間) |
10 |
時代・文学状況とのかかわりを考える
【事前学習】テクスト成立時の時代状況を調査しておく (2時間) 【事後学習】時代状況調査の不足点を確認する (2時間) |
11 |
同時代評と評価の変遷を考察する
【事前学習】テクストの同時代評価を集めておく (2時間) 【事後学習】評価の変遷について考察を深める (2時間) |
12 |
テクストと現代的な課題の関係を考える
【事前学習】テクストと関わる現代の課題とは何か考えておく (2時間) 【事後学習】テクストの現代的読みの可能性を考える (2時間) |
13 |
資料をそろえ、下書きの作成を始める
【事前学習】下書きを書くための準備をしておく (2時間) 【事後学習】下書きを書く上での質問をリストアップしておく (2時間) |
14 |
前期作業の最終的なチェックを行う
【事前学習】これまでの調査、資料、考察点を整理しておく (2時間) 【事後学習】今後のスケジュールを再確認する (2時間) |
15 |
前期課題の再考、卒論作成計画の再確認
【事前学習】現在の進行状況を確認し、予定と照らし合わせる (2時間) 【事後学習】新たな進行表を作り、今後の予定を確認する (2時間) |
16 |
夏季休暇中の進展を確認し、今後の課題を挙げる
【事前学習】ここまでの下書きを整理する (2時間) 【事後学習】下書きの不備と今後の課題を確認する (2時間) |
17 |
教員のアドバイスを受け、書き方、論じ方の問題点を確認する
【事前学習】問題点を自分で確認し、報告する (2時間) 【事後学習】下書きの修正点を確認し、修正を加える (2時間) |
18 |
引用の仕方、注の付け方、注記の書き方を確認する
【事前学習】正しい引用、注の付け方を確認する (2時間) 【事後学習】引用と注の不備を修正する (2時間) |
19 |
章立てを最終的に決定する
【事前学習】目次の最終形式を再確認しておく (2時間) 【事後学習】目次の修正、完成をめざす (2時間) |
20 |
題名の決定、副題の可能性を考察する
【事前学習】テーマについて改めて考察する (2時間) 【事後学習】題名、副題をほぼ決定する (2時間) |
21 |
先行論文の使用法の妥当性を確認する
【事前学習】先行論文の問題点を改めてピックアップする (2時間) 【事後学習】先行論の使い方が妥当であるか、確認をする (2時間) |
22 |
論展開の流れと結論の見通し
【事前学習】論全体の流れを考察し、修正点を考える (2時間) 【事後学習】結論の内容を考え、整える (2時間) |
23 |
下書きの問題点のチェック、主述の対応、読点、一文の長さなどに注意
【事前学習】下書きのミス、問題点を見直しておく (2時間) 【事後学習】修正を指摘された部分を確認する (2時間) |
24 |
清書の作成(1)目次から序章まで
【事前学習】清書にあたっての注意点を確認する (2時間) 【事後学習】清書のミスを再点検する (2時間) |
25 |
清書の作成(2)テクストを論じる
【事前学習】論点の展開、文章の問題点を確認する (2時間) 【事後学習】論点がスムーズに展開するための文章の書き方を考える (2時間) |
26 |
清書の作成(3)結論と参考文献
【事前学習】先行論を再度読み込み、論文に引用できる部分を考察する (2時間) 【事後学習】先行論考に関して最終的なまとめをしておく (2時間) |
27 |
最終的な論文チェック
【事前学習】注、注記、引用、参考文献にも注意する (2時間) 【事後学習】ミスがないか、全体を見直す (2時間) |
28 |
卒論提出準備
【事前学習】細部のミスをチェックする (2時間) 【事後学習】全体の反省点を考える (2時間) |
29 |
提出後の論文の内容確認
【事前学習】ゼミ冊子作成のための準備をする (2時間) 【事後学習】ゼミ冊子の原稿を提出する (2時間) |
30 |
論文作成の反省点を検証し口述試験に備える
【事前学習】論文の問題点を整理しておく (2時間) 【事後学習】口述試験の準備をし、卒論原稿を読み直す (2時間) |
その他 | |
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教科書 | プリントを使用。 |
参考書 | 指導時に、各自のテーマやテーマの展開・発展に応じて指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:授業での相談(30%)、卒業論文(70%) |
オフィスアワー | 水曜4限、木曜3限、7号館4階久米研究室 |