検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和元年度以前入学者 | 現代文学講義1 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 高榮蘭 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 会議システムを使用する。ただし、使用するシステムとその使い方については、授業内で、詳述する。 履修登録期間終了日(9日)までに(CHIPSでの履修登録に加え)Blackboardで必ずこの科目の登録をしておいてください。 |
---|---|
授業概要 | 現代日本語空間における小説表現の分析方法について考える。 |
授業のねらい・到達目標 | 近年の物語に関する分析方法の基本を紹介しながら、日本の現代小説を取り上げ、その表現、構成、文脈、発表メディアとの関係などを分析する手法を学ぶ。この授業では、教員による講義のあと、二つの方法(①学んだ知識について他の受講生と議論する、②一人で与えられた短い文章を分析する➡それについて他の受講生と議論する)で練習をする予定である。そのやりとりの過程で、現代文学表現を自力で分析するための方法を身につけることができるだろう。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | テクストはプリントを配布する。文章が長いものは前もって配布する予定である。当日までには必ず読んでくること。基本的に講義形式だが、受講者には折にふれてレビューシートなどを通して意見を聞く。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
授業のテーマや到達目標及び授業の方法について学ぶ。
【事前学習】図書館などで文学理論に関する本を探し、目次を確認してみよう (2時間) 【事後学習】授業計画に沿って読書スケジュールを立てること (2時間) |
2 |
物語はどのように構成されているのかについて学ぶ。
【事前学習】前回紹介された参考文献を調べてくること (2時間) 【事後学習】授業で学んだ概念について整理しておくこと (2時間) |
3 |
文学表現と語りについて学ぶ。
【事前学習】前回配布した資料を読み、質問内容をノートに書いてくること (2時間) 【事後学習】授業で学んだ概念を配布された課題のプリントを解きながら整理しておくこと (2時間) |
4 |
村上春樹の小説と「1968」
【事前学習】前回配布した資料を読んでくること (2時間) 【事後学習】指定された作品を使いながら、コメントを書いておくこと (2時間) |
5 |
村上春樹の小説と「1989」
【事前学習】前回配布したプリントを読んでくること (2時間) 【事後学習】配布された資料を読み、感想を書いておくこと (2時間) |
6 |
村上春樹の小説と「記憶」
【事前学習】前回配布した資料を読んでくること (2時間) 【事後学習】授業で取り上げた小説を読んでおくこと (2時間) |
7 |
リービ英雄の小説と「9・11」
【事前学習】リービ英雄について調べてくること (2時間) 【事後学習】指定された作品を読み、感想を書いておくこと (2時間) |
8 |
リービ英雄の小説と「越境」
【事前学習】前回配布したプリントを読んでくること (2時間) 【事後学習】指定された作品を読み、感想を書いておくこと (2時間) |
9 |
多和田葉子の小説と「傷」
【事前学習】多和田葉子について調べてくること (2時間) 【事後学習】指定された作品を読み、整理しておくこと (2時間) |
10 |
多和田葉子の小説と「翻訳」
【事前学習】前回配布したプリントを読んでくること (2時間) 【事後学習】指定された作品を読み、感想を書いておくこと (2時間) |
11 |
崔実の小説と「アイデンティティ」
【事前学習】崔実について調べてくること (2時間) 【事後学習】在日をめぐる文学作品について調べておくこと (2時間) |
12 |
崔実の小説と「言語」
【事前学習】前回配布したプリントを読んでくること (2時間) 【事後学習】指定された作品を読み、感想を書いておくこと (2時間) |
13 |
大江健三郎の小説と「引用」
【事前学習】大江健三郎について調べてくること (2時間) 【事後学習】指定された文章を読み、整理しておくこと (2時間) |
14 |
大江健三郎の小説と「歴史」
【事前学習】前回配布したプリントを読んでくること (2時間) 【事後学習】指定された作品を読み、感想を書いておくこと (2時間) |
15 |
第1回目から第14回目までの講義内容について質疑応答を行う。
【事前学習】【事前学習】これまでの資料をすべて整理し、質問内容を書いてくること (2時間) 【事後学習】授業中の議論を整理し、まとめておくこと (2時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | なし。主としてプリントを使用する。 |
参考書 | 授業時に適宜指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:求めるテーマと内容、提出状況を見て達成度を評価します。(50%)、授業参画度:オンデマンドの教材の視聴状況とクイズ等で、達成度を評価します。(50%) |
オフィスアワー | Blackboardを通して質問してください。面談が必要な場合は、事前に日程を調整し、オンラインで行います。 |