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令和元年度以前入学者 | 遺跡解題2 | ||||
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教員名 | 小池聡 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド型の遠隔授業(14回)と達成度試験の課題(1回)で行います。特に第14回は課題研究で、達成度試験を実施します。各回授業はリアクション課題やクイズ・アンケートを実施し、出席(視聴)確認を行うとともに、フィードバックを実施して授業理解を深めます。この講義のBlackboardIDは「20201417」です。 |
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授業概要 | テーマで学ぶ日本の遺跡 考古学研究にとって基礎資料である遺跡について、「集落・村落」・「都市」・「城郭・城館」など様々なテーマごとに遺跡の詳細内容を検討し、時代を超えて遺跡(遺構・遺物)を論じる。必要に応じて外国遺跡も紹介する。 |
授業のねらい・到達目標 | 遺跡に認められるヒトの活動痕跡を、テーマ別に時代を超え学ぶことができる。様々な遺跡様相を時代・地域を超えてテーマごとに比較することで、広い視野でヒトとその活動ついて学び理解することができる。過去の人類諸活動を遺跡から学ぶことで、私たちの現在(いま)と未来を考えることができる。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2・3及びカリキュラムポリシーCP2・3に対応しています。 |
授業の方法 | 初回講義開始前までにBlackboardのコース登録をしてください。受講者への連絡はBlackboardの”連絡事項”欄に掲示します。メールでも通知しますので随時確認してください。各回授業実施日までにBlackboardを用いてオンデマンド教材(パワーポイント音声付き動画)(20~25分程度の3本)を配信します。登録学生は各回配信授業を受講してリアクションなどをBlackboardで回答してください。受講時・受講後参考資料(プリントPDFA4版で4ページ程度)としてBlackboardに各回プリントを配信し、学習資料とします。授業は各回ごとにリアクション課題回答やクイズなどの回答を求め授業参画度とします。また、達成度試験(課題)を含むリアクション課題は期限までにBlackboardで提出してください。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 遺跡から学ぶための研究視点・遺跡調査の方法。(オンデマンド授業)
【事前学習】遺跡とはどのようなところか調べておく。 (2時間) 【事後学習】遺跡の研究視点・調査方法をまとめる。 (2時間) |
2 |
「集落・村落」遺跡 ムラと住まいの成り立ち。(オンデマンド授業)
【事前学習】自分の住んでいる場所や家・部屋の特徴をまとめてみる。 (2時間) 【事後学習】ヒトはどのように住んできたかをまとめる。 (2時間) |
3 |
「都市」遺跡 集団居住の成り立ち。(オンデマンド授業)
【事前学習】都市生活の利点・欠点をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】遺跡の認められた都市の痕跡をまとめる。 (2時間) |
4 |
「城郭・城館」遺跡 守りの構え。(オンデマンド授業)
【事前学習】「城」とはどのようなものか調べておく。 (2時間) 【事後学習】遺跡に認められた防御の特徴をまとめる。 (2時間) |
5 |
「原産地」遺跡 資源を巡るヒトの活動。(オンデマンド授業)
【事前学習】資源にはどのようなものがあるか調べておく。 (2時間) 【事後学習】資源とヒトの活動をまとめる。 (2時間) |
6 |
「生産地」遺跡 生産と消費 モノ造りの痕跡。(オンデマンド授業)
【事前学習】身の回りの道具類がどこで作られたかを調べておく。 (2時間) 【事後学習】遺跡に認められた「生産と消費の関係」をまとめる。 (2時間) |
7 |
「貝塚」遺跡 貝と再生システム。(オンデマンド授業)
【事前学習】貝に関するイメージをまとめてみる。 (2時間) 【事後学習】貝とヒトのかかわりをまとめる。 (2時間) |
8 |
「街道・宿駅」遺跡 ヒトとモノの「みち」。(オンデマンド授業)
【事前学習】通学・帰省・旅行などの体験と移動手段・方法をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】遺跡に認められたヒト・モノの動きをまとめる。 (2時間) |
9 |
「墳墓」遺跡 弔いのかたち。(オンデマンド授業)
【事前学習】現代の葬儀や葬送行為について調べておく。 (2時間) 【事後学習】葬送行為の変遷をまとめる。 (2時間) |
10 |
「信仰・祭祀」遺跡 祈りと祀りの法則。(オンデマンド授業)
【事前学習】占い・初詣・神社仏閣参拝などの習慣を調べておく。 (2時間) 【事後学習】祈り・祀り・祭りの場所と活動をまとめる。 (2時間) |
11 |
水中文化遺産 水の中の遺跡調査。(オンデマンド授業)
【事前学習】遺跡はどのようなところにあるか調べておく。 (2時間) 【事後学習】日本における水中文化遺産の現状と課題をまとめる。 (2時間) |
12 |
「近代産業」遺跡 遺跡と近代化。(オンデマンド授業)
【事前学習】近代とはどのような時代か調べておく。 (2時間) 【事後学習】遺跡に認められた近代化をまとめる。 (2時間) |
13 |
「戦争」遺跡 戦(いくさ)の痕跡を考える。(オンデマンド授業)
【事前学習】「戦争」とは何か調べておく。 (2時間) 【事後学習】戦争遺跡をどのように研究・保存していくのかまとめる。 (2時間) |
14 |
ヒトの活動と遺跡 講義理解と達成度の確認(試験)。(課題提出)
【事前学習】第2~13回の講義を復習しておく。印象に残った遺跡とテーマについてまとめておく。 (3時間) 【事後学習】遺跡研究から何を読み取ることができるかまとめる。 (1時間) |
15 |
遺跡から何を学ぶか 遺跡と私たちの現在・未来。達成度試験評価。(オンデマンド授業)
【事前学習】講義で学んだ遺跡にみられる様々な人類活動痕跡と現代社会諸活動の在り方を比較してみる。 (1時間) 【事後学習】遺跡見学を行い博物館・資料館展示も見学する。講義で学んだ視点・知識から遺跡の特徴をまとめてみる。 (3時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 第1回ガイダンスで授業資料として提示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度(50%) 第14回授業は達成度試験として課題を実施します。成績評価は、第14回達成度試験、オンデマンド授業各回ごとに求めるリアクション課題回答やクイズなど回答の参画度から評価します。 |
オフィスアワー | 実施します。課題は必ずフィードバックを行います。Blackboardで質問に直接回答します。また、メール(Blackboardでアドレスを掲示します)でも対応します。 |
備考 | Blackboardが利用できない学生は事前に申し出てください。 |