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日本史料研究4

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令和元年度以前入学者 日本史料研究4
教員名 岩田陽子
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド型の遠隔授業(PowerPointやPDFによる音声と史料プリントの配信、15回)で実施する。
BlackboardID:20201403
授業概要 日本近世史における史料の解題、講読を通して、史料利用の際に必要な基礎知識や手法について講義する。
授業のねらい・到達目標 歴史を追究するには、史料を探し、それを読み解くことが求められる。しかも時として、史料を批判的に見る目も必要である。そこで本科目では、日本近世史における様々な種類の史料を解題、講読することにより、史料から史実を見出す楽しさを味わうとともに、多角的に歴史を考える力を身に付け、自らが史料を評価し、利用できるようになることを目的とする。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,4,6及びカリキュラムポリシーCP3,4,6に対応しています。
授業の方法 Blackboardを通じて配信するオンデマンド教材(PowerPointやPDFによる授業1回につき15分程度3本の音声と史料プリント)を利用した遠隔講義形式。授業に際しては適宜、小課題の提出を求め、授業参画度の評価対象とする。小課題については次回の授業で講評し、レポート課題については第15回の授業で講評する。各提出物の送信にはBlackboardを用いる。
初回の授業開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの"連絡事項"欄に掲示するので随時確認すること。
履修条件 なし
授業計画
1 ガイダンス(授業の進め方や到達目標、レポート課題などについての説明)ならびに史料とは何か(オンデマンド授業)
【事前学習】シラバスを事前に確認しておくこと。またこれまで学んだ知識をもとにして史料とは何か考えておくこと。 (2時間)
【事後学習】レポート課題に関する史料の選定をすること。 (2時間)
2 織田信長に関する史料を読む(オンデマンド授業)
【事前学習】第2回の授業用に配信したプリントを一読し、織田信長や桶狭間の戦いについて調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で講読した史料の読み下し、意訳ができるように復習しておくこと。またレポート課題に関する史料を読み進めること。 (2時間)
3 明智光秀に関する史料を読む(オンデマンド授業)
【事前学習】第3回の授業用に配信したプリントを一読し、明智光秀や本能寺の変について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で講読した史料の読み下し、意訳ができるように復習しておくこと。またレポート課題に関する史料を読み進めること。 (2時間)
4 豊臣秀吉に関する史料を読む(オンデマンド授業)
【事前学習】第4回の授業用に配信したプリントを一読し、豊臣秀吉や五大老・五奉行について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で講読した史料の読み下し、意訳ができるように復習しておくこと。またレポート課題に関する史料を読み進めること。 (2時間)
5 公家の日記を読む(オンデマンド授業)
【事前学習】第5回の授業用に配信したプリントを一読し、「公家衆法度」について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で講読した史料の読み下し、意訳ができるように復習しておくこと。またレポート課題に関する史料を読み進めること。 (2時間)
6 『徳川実紀』を読む(オンデマンド授業)
【事前学習】第6回の授業用に配信したプリントを一読し、『徳川実紀』や徳川家光について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で講読した史料の読み下し、意訳ができるように復習しておくこと。またレポート課題に関する史料を読み進めること。 (2時間)
7 「生類憐みの令」に関する史料を読む(オンデマンド授業)
【事前学習】第7回の授業用に配信したプリントを一読し、「生類憐みの令」や徳川綱吉について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で講読した史料の読み下し、意訳ができるように復習しておくこと。またレポート課題に関する史料の該当箇所の書き取りをすること。 (2時間)
8 くずし字史料を読む(オンデマンド授業)
【事前学習】第8回の授業用に配信したプリントを一読し、大字について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で講読した史料の読み下し、意訳ができるように復習しておくこと。またレポート課題に関する史料の該当箇所の書き取りをすること。 (2時間)
9 『鸚鵡籠中記』を読む(オンデマンド授業)
【事前学習】第9回の授業用に配信したプリントを一読し、『鸚鵡籠中記』について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で講読した史料の読み下し、意訳ができるように復習しておくこと。またレポート課題に関する史料の該当箇所の書き取りをすること。 (2時間)
10 『甲子夜話』を読む(オンデマンド授業)
【事前学習】第10回の授業用に配信したプリントを一読し、『甲子夜話』や松浦静山について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理し、史料評価を考えておくこと。またレポート課題の考察内容をまとめること。 (2時間)
11 化粧に関する史料を読む(オンデマンド授業)
【事前学習】第11回の授業用に配信したプリントを一読し、江戸時代の女性を描いた浮世絵をネットなどで見ておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理し、史料評価を考えておくこと。またレポート課題の考察内容をまとめること。 (2時間)
12 『井関隆子日記』を読む(オンデマンド授業)
【事前学習】第12回の授業用に配信したプリントを一読し、旗本について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理し、史料評価を考えておくこと。またレポート課題の考察内容をまとめること。 (2時間)
13 桜田門外の変に関する史料を読む(オンデマンド授業)
【事前学習】第13回の授業用に配信したプリントを一読し、桜田門外の変や井伊直弼について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理し、史料評価を考えておくこと。また提出したレポート課題に関する史料を改めて読み直すこと。 (2時間)
14 川柳・落首を読む(オンデマンド授業)
【事前学習】第14回の授業用に配信したプリントを一読し、各句・各首の背景を考えておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理し、史料評価を考えておくこと。また提出したレポート課題に関する史料を改めて読み直した感想をまとめておくこと。 (2時間)
15 総括(授業の振り返りとレポート課題の講評)(オンデマンド授業)
【事前学習】これまでに配信したプリントを読み直し、最も印象に残っている史料を選んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で身に付けたことを整理し、自らの卒業論文や研究に活かせる部分を確認すること。 (2時間)
その他
教科書 プリントを配信する。
参考書 授業中に適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(60%)、授業参画度(40%)
レポート課題は年末に提出する1度であり、詳細は第1回の授業時に説明する。また授業参画度は適宜行う小課題で評価する。
オフィスアワー 質問などはBlackboardの掲示板機能を利用して、随時受け付ける。

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