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令和元年度以前入学者 | 西洋史ゼミナール1 | ||||
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教員名 | 伊藤雅之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業(集中授業) ただし履修者の全員がPCを保有していることが確認できるなどの条件が整った場合には、Zoomを使ったオンライン授業を前倒しで行うことも考えているので、履修登録を行った者はBlackboardのアナウンスをこまめに確認すること。 |
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授業概要 | 卒業論文(西洋前近代史)作成に向けた歴史学研究の演習。ゼミナール3と同時開講となる。 |
授業のねらい・到達目標 | 西洋前近代の諸問題について参加者の発表・質疑、あるいはまた教員の解説を通して理解を深め、さらに必要に応じて既存の研究論文ないし文献の読解を行い、専門書・専門論文への理解力を高める。 学修から得られた豊かな知識と教養、および自己の倫理観に基づいて、人文学・歴史学が直面する倫理的課題を説明することができるようになる。(A-1-3) 日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて解決案を作成できるようになる。(A-4-3) 新しい問題に取り組むために、必要な情報を収集し、それを分析して用いることができるようになる。(A-5-3) 様々な人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができるようになる。(A-6-3) 学修活動において、積極的にリーダーシップおよび指導力を発揮して、他者と協働して作業をすることができるようになる。(A-7-3) 学修状況を自己分析し、その成果を評価することができるようになる。(A-8-3) この科目は文理学部(学士(文学))のDPおよびCPの1、4、5、6、7、8に対応したものとして開講されている。 |
授業の方法 | 4年生には卒業論文途中経過報告の発表を、3年生には卒業論文のテーマを確定するために研究史を調査し、その内容を紹介する発表を求める。また必要に応じて、受講者がテーマとして想定している分野を踏まえつつ教員が選んだ文献ないしは論文を輪読する。授業計画についてはひとまず下記のような流れを予定しているが、受講者の人数や卒業論文のテーマとして計画・検討されているトピックの分布などに応じて適宜変更を行う。 口頭発表のテーマの決め方、準備の段取りなどは受講者にBlackboardまたは電子メールで配布するガイダンス用プリントおよび「卒業論文作成について」を参照のこと。 なお履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。また受講者への連絡もBlackboardの「連絡事項」欄に掲示するので、随時確認すること。 |
履修条件 | 西洋史基礎実習の単位を既に取得している者であることを原則とする。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業の進行についての説明と報告者の順番を決める)
【事前学習】大学および自分が住んでいる地域の図書館などに、どのような論文の書き方に関連した書籍や、また論文雑誌があるかを確認し、かつ自身の卒業論文のテーマを考えておく。 (2時間) 【事後学習】自身の卒業論文のテーマないしテーマ(仮)を考え、また報告担当者は自身の議論の方向性についてのレジュメと関連文献の目録を作成する。 (2時間) |
2 |
事前に指定した論文を題材にしての教員による模擬報告とディスカッション
【事前学習】指定された論文を精読し、その要点をノートなどにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】報告およびディスカッションの内容を踏まえながら自身の卒業論文のテーマや議論の具体化を進め、また次回の報告担当者はレジュメと関連文献の目録を作成する。 (2時間) |
3 |
学生A・B・C・D(いずれも3年生)による卒業論文準備報告と教員および4年生からの講評
【事前学習】報告者はレジュメ・目録を用意し、他の者は進行中の自身の卒業論文研究を念頭に論文の構成はどうあるべきかを考えておく。 (2時間) 【事後学習】報告およびディスカッションの内容を踏まえながら卒業論文のテーマや議論の具体化を進め、また次回の報告担当者はレジュメと関連文献の目録を作成する。 (2時間) |
4 |
学生E・F・G・H(いずれも3年生)による卒業論文準備報告と教員および4年生からの講評
【事前学習】報告者はレジュメ・目録を用意し、他の者は進行中の自身の卒業論文研究を念頭に論文の構成はどうあるべきかを考えておく。 (2時間) 【事後学習】3年生はここまでに行われた他の報告や教員・4年生からの講評を踏まえつつ自身の卒業論文研究の深化を図り、4年生は自身の報告の準備を進める。 (2時間) |
5 |
教員が選定した英文の文献ないしは論文の輪読と学生Iによる発表
【事前学習】配布したテクストのうちで学生Iが担当する範囲までを精読し、かつ報告者は報告に備えてレジュメを用意し、その他の者も範囲内で論じられている内容をノートなどにまとめておき、発表後のディスカッションに備えておく。 (2時間) 【事後学習】配布テクストを読み進める。 (2時間) |
6 |
教員が選定した英文の文献ないしは論文の輪読と学生Jによる発表
【事前学習】配布したテクストのうちで学生Jが担当する範囲までを精読し、かつ報告者は報告に備えてレジュメを用意し、その他の者も範囲内で論じられている内容をノートなどにまとめておき、発表後のディスカッションに備えておく。 (2時間) 【事後学習】取り上げたテクストの内容や発表後のディスカッションで論じられた点を踏まえつつ自身の卒業論文研究を進める。 (2時間) |
7 |
学生K・L(いずれも4年生)による卒業論文準備報告
【事前学習】報告者はレジュメ・文献目録を用意し、他の者は進行中の自身の卒業論文研究を念頭に論文の構成はどうあるべきかを考えておく。 (2時間) 【事後学習】発表やディスカッションで論じられた点をノートなどに整理しておく。 (2時間) |
8 |
学生M・N(いずれも4年生)による卒業論文準備報告
【事前学習】報告者はレジュメ・文献目録を用意し、他の者は進行中の自身の卒業論文研究を念頭に論文の構成はどうあるべきかを考えておく。 (2時間) 【事後学習】発表やディスカッションで論じられた点をノートなどに整理しておく。 (2時間) |
9 |
学生O・P(いずれも4年生)による卒業論文準備報告
【事前学習】報告者はレジュメ・文献目録を用意し、他の者は進行中の自身の卒業論文研究を念頭に論文の構成はどうあるべきかを考えておく。 (2時間) 【事後学習】発表やディスカッションで論じられた点をノートなどに整理しておく。 (2時間) |
10 |
学生Q・R(いずれも4年生)による卒業論文準備報告
【事前学習】報告者はレジュメ・文献目録を用意し、他の者は進行中の自身の卒業論文研究を念頭に論文の構成はどうあるべきかを考えておく。 (2時間) 【事後学習】発表やディスカッションで論じられた点をノートなどに整理しておく。 (2時間) |
11 |
教員が選定した英文の文献ないしは論文の輪読とディスカッション
【事前学習】配布したテクストのうちで次回の報告者が受け持っている範囲の半分強程度まで精読しておき、また輪読後のディスカッションに備える。 (2時間) 【事後学習】配布テクストを読み進める。 (2時間) |
12 |
教員が選定した英文の文献ないしは論文の輪読と学生Sによる発表
【事前学習】配布したテクストのうちで学生Sが担当する範囲までを精読した上で、報告者は報告に備えてレジュメを用意し、その他の者も範囲内で論じられている内容をノートなどにまとめておき、発表後のディスカッションに備えておく。 (2時間) 【事後学習】配布テクストを読み進める。 (2時間) |
13 |
教員が選定した英文の文献ないしは論文の輪読とディスカッション
【事前学習】配布したテクストのうちで次回の報告者が受け持っている範囲の半分強程度まで精読しておき、また輪読後のディスカッションに備える。 (2時間) 【事後学習】配布テクストを読み進める。 (2時間) |
14 |
教員が選定した英文の文献ないしは論文の輪読と学生Tによる発表
【事前学習】配布したテクストのうちで学生Tが担当する範囲までを精読した上で、報告者は報告に備えてレジュメを用意し、その他の者も範囲内で論じられている内容をノートなどにまとめておき、発表後のディスカッションに備えておく。 (2時間) 【事後学習】議論の内容やそこで取り上げられた研究の方法論を踏まえつつ、卒業研究の深化を図る。 (2時間) |
15 |
総括的なディスカッションと卒業論文作成のためのガイダンス
【事前学習】ここまでに配布されたレジュメや自身が作成したノートを見直し、不明点があれば質問できるようにしておく。 (2時間) 【事後学習】これまでの議論で取り上げられた点を踏まえつつ卒業論文作成のための作業を続ける。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 輪読を行う際などにはテクストを適宜プリントして配布する。 |
参考書 | 授業の中で適宜アナウンスする。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:発表の回数や作成レジュメの質・量、配布した論文などの内容を踏まえながらのディスカッションへの参加の程度(100%) |
オフィスアワー | 前期授業期間中の質問・相談などは電子メールまたはBlackboardで適時受け付ける(集中授業期間中は授業ごとに休み時間でも受け付ける)。 |