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日本史特講8

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令和元年度以前入学者 日本史特講8
教員名 舟橋正真
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド型による遠隔授業(12回)と課題研究(3回)を組み合わせる。Blackboardを利用する。BlackboardのIDは20201303。
授業概要 この授業は、“ 日本近現代史のなかの天皇とは何であったのか” を昭和戦前・戦中期の政治外交史を通して考えるものである。そこでは、昭和の始まりから政党政治の崩壊、軍部の台頭、そしてアジア太平洋戦争へと日本が突き進み、敗戦へと至る過程を天皇や宮中側近、内閣、軍部など各政治勢力の動向に目を配りながら検討する。
授業のねらい・到達目標 この授業を通して、明治憲法体制の特徴と問題点を理解できるようにするとともに、日本近現代史研究の方法を身につけられるようにする。この科目は文理学部(学士(文学)のDP及びCP2,3に対応している。
授業の方法 第12回までは遠隔授業。講義用スライド(pdf)と動画(45分程度 *テーマによっては60分程度)を配信し、先行研究や史料に基づきながら授業を進める。第13回以降は課題研究として、関連資料(pdf)と課題を提示する。スライドや動画の配信(水曜4限)、リアクションペーパーの提出、課題の提示・提出などは全てBlackboardで行う。初回の授業までに、Blackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの連絡事項欄に掲示するので随時確認すること。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明する)
明治憲法下の昭和天皇(統治権の総攬者・大元帥)(オンデマンド授業)
【事前学習】シラバスを事前に確認する。明治憲法第1章を調べて読んでおくこと。昭和期の通史を簡単に復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第1回の配布資料・動画やノートを読み返し、わからない用語があれば辞典などで調べておくこと。 (2時間)
2 張作霖爆殺事件への対応(田中義一内閣への不信任)(オンデマンド授業)
【事前学習】第1回の配布資料やノートをよく読み直しておくこと。「昭和天皇」について辞典などで調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】第2回の配布資料・動画やノートを読み返し、わからない用語があれば辞典等で調べておくこと。リアクションペーパーに授業の要約と感想を書く。 (2時間)
3 ロンドン条約問題への対応(浜口雄幸内閣への支持)(オンデマンド授業)
【事前学習】第2回の配布資料やノートをよく読み直しておくこと。第3回のテーマについて辞典などで簡単に調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】第3回の配布資料・動画やノートを読み返し、わからない用語があれば辞典等で調べておくこと。リアクションペーパーに授業の要約と感想を書く。 (2時間)
4 満洲事変への対応(陸軍への不信)(オンデマンド授業)
【事前学習】第3回の配布資料やノートをよく読み直しておくこと。第4回のテーマについて辞典などで簡単に調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】第4回の配布資料・動画やノートを読み返し、わからない用語があれば辞典等で調べておくこと。リアクションペーパーに授業の要約と感想を書く。 (2時間)
5 2・26事件への対応(大元帥・昭和天皇の実像)(オンデマンド授業)
【事前学習】第4回の配布資料やノートをよく読み直しておくこと。第5回のテーマについて辞典などで簡単に調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】第5回の配布資料・動画やノートを読み返し、わからない用語があれば辞典等で調べておくこと。リアクションペーパーに授業の要約と感想を書く。 (2時間)
6 日中戦争への対応(昭和天皇の日中戦争観)(オンデマンド授業)
【事前学習】第5回の配布資料やノートをよく読み直しておくこと。第6回のテーマについて辞典などで簡単に調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】第6回の配布資料・動画やノートを読み返し、わからない用語があれば辞典等で調べておくこと。リアクションペーパーに授業の要約と感想を書く。 (2時間)
7 三国同盟問題への対応(同盟締結の容認過程)(オンデマンド授業)
【事前学習】第6回の配布資料やノートをよく読み直しておくこと。第7回のテーマについて辞典などで簡単に調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】第7回の配布資料・動画やノートを読み返し、わからない用語があれば辞典等で調べておくこと。リアクションペーパーに授業の要約と感想を書く。 (2時間)
8 対米英戦争への対応(開戦論への傾斜)(オンデマンド授業)
【事前学習】第7回の配布資料やノートをよく読み直しておくこと。第8回のテーマについて辞典などで簡単に調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】第8回の配布資料・動画やノートを読み返し、わからない用語があれば辞典等で調べておくこと。リアクションペーパーに授業の要約と感想を書く。 (2時間)
9 開戦の「聖断」(なぜ開戦を決断したのか)(オンデマンド授業)
【事前学習】第8回の配布資料やノートをよく読み直しておくこと。第9回のテーマについて辞典などで簡単に調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】第9回の配布資料・動画やノートを読み返し、わからない用語があれば辞典等で調べておくこと。リアクションペーパーに授業の要約と感想を書く。 (2時間)
10 昭和天皇の戦争指導(戦時下の大元帥・昭和天皇)(オンデマンド授業)
【事前学習】第9回の配布資料やノートをよく読み直しておくこと。第10回のテーマについて辞典などで簡単に調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】第10回の配布資料・動画やノートを読み返し、わからない用語があれば辞典等で調べておくこと。リアクションペーパーに授業の要約と感想を書く。 (2時間)
11 戦争終結工作(戦争に対する態度の変化)(オンデマンド授業)
【事前学習】第10回の配布資料やノートをよく読み直しておくこと。第11回のテーマについて辞典などで簡単に調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】第11回の配布資料・動画やノートを読み返し、わからない用語があれば辞典等で調べておくこと。リアクションペーパーに授業の要約と感想を書く。 (2時間)
12 終戦の「聖断」(「国体護持」のための終戦)(オンデマンド授業)
【事前学習】第11回の配布資料やノートをよく読み直しておくこと。第12回のテーマについて辞典などで簡単に調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】第12回の配布資料・動画やノートを読み返し、わからない用語があれば辞典等で調べておくこと。リアクションペーパーに授業の要約と感想を書く。 (2時間)
13 史料を読む①(昭和天皇と開戦)(課題研究)
【事前学習】第13回の配布資料を参考にして課題に取り組み、指定の日時までに提出する。 (3時間)
【事後学習】第13回の配布資料を読み返し、わからない用語があれば辞典等で調べておくこと。 (1時間)
14 史料を読む②(昭和天皇と終戦)(課題研究)
【事前学習】第14回の配布資料を参考にして課題に取り組み、指定の日時までに提出する。 (3時間)
【事後学習】第14回の配布資料を読み返し、わからない用語があれば辞典等で調べておくこと。 (1時間)
15 史料を読む③(昭和天皇の実像を考える)(課題研究)
【事前学習】第15回の配布資料を参考にして課題に取り組み、指定の日時までに提出する。 (3時間)
【事後学習】第15回の配布資料を読み返し、わからない用語があれば辞典等で調べておくこと。各自興味のあるテーマについてさらに調査を進める。 (1時間)
その他
教科書 とくに指定しない。
参考書 坂野潤治 『日本近代史』 ちくま新書 2012年
古川隆久 『昭和史』 ちくま新書 2016年
清水唯一朗・瀧井一博・村井良太 『日本政治史』 有斐閣 2020年
そのほかは授業内で適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(60%)、授業参画度(40%)
レポートの内容や作成方法については、初回の授業で指示する。授業参画度については、感想や質問の内容、小テストなどを総合的に評価する。
オフィスアワー メールで対応する(emailアドレスは授業時に提示する)。
備考 初回のオリエンテーションでは、授業のテーマや到達目標および授業の方法、成績評価について説明するため、必ず出席すること。

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