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日本史特講3

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令和元年度以前入学者 日本史特講3
教員名 関幸彦
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 課題研究(Blackboard 15回)
授業概要 中世前期~中世後期、すなわち応仁の乱以前の日本史における争乱・反乱・政変の敗者たちをテーマとする。
歴史は勝ち組によって延ばされるが、物言わぬ敗者たちの声にも耳を傾けることで、闇に葬られた人々に照明を当てる。
授業のねらい・到達目標 日本中世史を日本史全体の画期と内乱の関係で認識させ、総合的視点で中世日本の特殊性考え、説明することができる。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,3及びカリキュラムポリシーCP2,3に対応しています。
授業の方法 講義形式を中心としてテキスト『敗者たちの中世争乱』に依拠し進める。
*履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。
授業計画
1 中世における争乱史の概要(課題研究)
【事前学習】テキストの1pから14pまでを熟読 (2時間半)
【事後学習】講義内容の整理 (2時間半)
2 以仁王の挙兵と源頼政について、「治承」年号を読み解く(課題研究)
【事前学習】テキストの15pから26pまでを熟読 (2時間半)
【事後学習】講義内容の整理 (2時間半)
3 和田義盛の乱と敗者たち・「建保」年号を読み解く(課題研究)
【事前学習】テキストの28pから39pまでを熟読 (2時間半)
【事後学習】講義内容の整理 (2時間半)
4 宝治合戦と三浦氏について・「宝治」年号を読み解く(課題研究)
【事前学習】テキストの40pから51pまでを熟読 (2時間半)
【事後学習】講義内容の整理 (2時間半)
5 霜月騒動と安達一族・「弘安」年号を読み解く(課題研究)
【事前学習】テキストの52pから66pまでを熟読 (2時間半)
【事後学習】講義内容の整理 (2時間半)
6 中先代の乱と北条時行。「建武」年号を読み解く(課題研究)
【事前学習】テキストの67pから76pまでを熟読 (2時間半)
【事後学習】講義内容の整理 (2時間半)
7 観応の擾乱と足利尊氏・直義の内紛。「観応」年号を読み解く(課題研究)
【事前学習】テキストの77pから87pまでを熟読 (2時間半)
【事後学習】講義内容の整理 (2時間半)
8 南北朝の動乱と明徳の合一。「明徳」年号を読み解く(課題研究)
【事前学習】テキストの90pから103pまでを熟読 (2時間半)
【事後学習】講義内容の整理 (2時間半)
9 応永の乱と大内義弘。「応永」年号を読み解く(課題研究)
【事前学習】テキストの104pから117pまでを熟読 (2時間半)
【事後学習】講義内容の整理 (2時間半)
10 康暦の政変と小山一族の乱。「康暦」年号を読み解く(課題研究)
【事前学習】テキストの118pから127pまでを熟読 (2時間半)
【事後学習】講義内容の整理 (2時間半)
11 永享の乱と鎌倉公方足利持氏。「永享」年号を読み解く(課題研究)
【事前学習】テキストの128pから144pまでを熟読 (2時間半)
【事後学習】講義内容の整理 (2時間半)
12 嘉吉の乱と赤松満祐。「嘉吉」年号を読み解く(課題研究)
【事前学習】テキストの145pから156pまでを熟読 (2時間半)
【事後学習】講義内容の整理 (2時間半)
13 享徳の乱と足利成氏。「享徳」年号を読み解く(課題研究)
【事前学習】テキストの158pから174pまでを熟読 (2時間半)
【事後学習】講義内容の整理 (2時間半)
14 敗者たちの中世争乱、基本史料の総括(課題研究)
【事前学習】テキストの175pから189pまでを熟読 (2時間半)
【事後学習】講義内容の整理 (2時間半)
15 テキスト全体を読み、感想を提出する(課題研究)
【事前学習】テキストの190pから202pまでを熟読 (2時間半)
【事後学習】学習した内容の整理をする。 (2時間半)
その他
教科書 関 幸彦 『『敗者たちの中世争乱―年号で読み解く―』』 吉川弘文館 2020年 第1版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:各回のレポートで評価する(100%)
レポートについて
毎回のページ数に対応し課題を提出すること。文字数は2000字前後とする。期限は、各レポート1週間以内にBlackboard上に提出すること。
提出されたレポートにコメントを付け返却します。
オフィスアワー Blackboardで対応する。
備考 要件のある場合は、以下の携帯メールアドレスまで送信のこと。
yukihiko-08.may@docomo.ne.jp

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