文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 哲学科 > 倫理学課題研究５
日本大学ロゴ

倫理学課題研究５

このページを印刷する

令和元年度以前入学者 倫理学課題研究５
教員名 磯部笑子
単位数    1 学年 2～4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンデマンド型の遠隔授業（12回）と課題研究（3回）を組み合わせる。
授業概要 各自が興味をもつ倫理学の課題について独自の研究を深め、その過程を発表し、ディスカッションによって、倫理的に考察する力を養う。
授業のねらい・到達目標 ・倫理学の主要分野である、「徳倫理学」「メタ倫理学」「応用倫理学」のうちから、興味をもった課題に取り組み、自らの視点によって考察を深め、その成果を自分の言葉で発表できるようになる。
・ディスカッションを通じて、自分とは違う意見を幅広く取り入れ、自らの研究に生かす力が身につく。
・２年次から継続して一つの課題に取り組むことにより、最終的に研究の集大成として卒業論文を執筆することができる。
・学年ごとに以下の目標を目指す。
　２年次：自分が興味をもった倫理的諸問題を自らの視点から考察し、それを発表することによって新たな課題を発見し、最終的に一つのテーマに絞る。
　３年次：２年次に決めたテーマについて、参考文献等を手がかりにしながら、議論の展開を模索する。また、他者の意見を傾聴することにより、広い視野に立ち多角的に研究する。
　４年次：３年次で深めた研究内容を論文にまとめる。

この科目は文理学部（学士（文学））のディプロマポリシー DP 及びカリキュラムポリシー CP の3, 5, 6, 7, 8 に対応しています。
・自他の主張や論証を論理的・批判的に考察して，既存の見解を問い直すことができる(A-3-3)。
・自らの思想的課題に取り組むために必要な情報を収集し，それを分析して用いることができる (A-5-3)。
・さまざまな人とコミュニケーションをとり，傾聴力と発表力に基づいて，合理的な議論を推進することができる(A-6-3)。
・さまざまな集団活動において，より良い成果を上げるために，指導者として他者と協働し，作業を行う姿勢を示すことができる(A-7-3)。
・自分の学修経験を振り返り分析して，今後の改善計画を立てることができる(A-8-3)。
授業の方法 ・第1週目はZoomを使用して、各回の担当者を決定する。
・各回の担当者は、担当回の前日までに、レジュメをBlackboardまたは教員にメールで提出する。
・Blackboardで公開されたレジュメについて、Blackboardの掲示板で議論をする。
・最終的に、各回での議論を踏まえたレポートを提出する。
・提出されたレポートは、添削して返却する。
履修条件 事前に許可を得た者に限る
授業計画
1 導入と学修計画立案
発表者の担当回の決定
【事前学習】時間割、シラバス、学部要覧をよく読み、個人の時間割案を作成しておくこと。 （1時間）
【事後学習】各自の担当回に向けて発表に必要な資料を探しておく。 （1時間）
2 個人発表：規範倫理学（功利主義）(A-5-3，A-6-3)
発表内容に関するディスカッション(A-3-3，A-7-2)
【事前学習】発表者の原稿に目を通し、規範倫理学（功利主義）について調べておく。また、疑問点をノートにまとめておく（A-3-3）。 （1時間）
【事後学習】ディスカッションを通じて分かった点、疑問点をノートにまとめておく(A-8-3)。 （1時間）
3 個人発表：規範倫理学（義務論）(A-5-3，A-6-3)
発表内容に関するディスカッション(A-3-3，A-7-2)
【事前学習】発表者の原稿に目を通し、規範倫理学（義務論）について調べておく。また、疑問点をノートにまとめておく（A-3-3）。 （1時間）
【事後学習】ディスカッションを通じて分かった点、疑問点をノートにまとめておく(A-8-3)。 （1時間）
4 個人発表：徳倫理学（フット） (A-5-3，A-6-3)
発表内容に関するディスカッション(A-3-3，A-7-2)
【事前学習】発表者の原稿に目を通し、徳倫理学（フット）について調べておく。また、疑問点をノートにまとめておく（A-3-3）。 （1時間）
【事後学習】ディスカッションを通じて分かった点、疑問点をノートにまとめておく(A-8-3)。 （1時間）
5 個人発表：徳倫理学（サンデル） (A-5-3，A-6-3)
発表内容に関するディスカッション(A-3-3，A-7-2)
【事前学習】発表者の原稿に目を通し、徳倫理学（サンデル）について調べておく。また、疑問点をノートにまとめておく（A-3-3）。 （1時間）
【事後学習】ディスカッションを通じて分かった点、疑問点をノートにまとめておく(A-8-3)。 （1時間）
6 個人発表：メタ倫理学（自然主義） (A-5-3，A-6-3)
発表内容に関するディスカッション(A-3-3，A-7-2)
【事前学習】発表者の原稿に目を通し、メタ倫理学（自然主義）について調べておく。また、疑問点をノートにまとめておく（A-3-3）。 （1時間）
【事後学習】ディスカッションを通じて分かった点、疑問点をノートにまとめておく(A-8-3)。 （1時間）
7 個人発表：メタ倫理学（ヘア） (A-5-3，A-6-3)
発表内容に関するディスカッション(A-3-3，A-7-2)
【事前学習】発表者の原稿に目を通し、メタ倫理学（ヘア）について調べておく。また、疑問点をノートにまとめておく（A-3-3）。 （1時間）
【事後学習】ディスカッションを通じて分かった点、疑問点をノートにまとめておく(A-8-2)。 （1時間）
8 個人発表：メタ倫理学（マッキー） (A-5-3，A-6-3)
発表内容に関するディスカッション(A-3-3，A-7-2)
【事前学習】発表者の原稿に目を通し、メタ倫理学（マッキー）について調べておく。また、疑問点をノートにまとめておく（A-3-3）。 （1時間）
【事後学習】ディスカッションを通じて分かった点、疑問点をノートにまとめておく(A-8-2)。 （1時間）
9 個人発表：生命倫理学 (A-5-3，A-6-3)
発表内容に関するディスカッション(A-3-3，A-7-2)
【事前学習】発表者の原稿に目を通し、生命倫理学について調べておく。また、疑問点をノートにまとめておく（A-3-3）。 （1時間）
【事後学習】ディスカッションを通じて分かった点、疑問点をノートにまとめておく(A-8-2)。 （1時間）
10 個人発表：環境倫理学 (A-5-3，A-6-3)
発表内容に関するディスカッション(A-3-3，A-7-2)
【事前学習】発表者の原稿に目を通し、環境倫理学について調べておく。また、疑問点をノートにまとめておく（A-3-3）。 （1時間）
【事後学習】ディスカッションを通じて分かった点、疑問点をノートにまとめておく(A-8-2)。 （1時間）
11 個人発表：権利について (A-5-3，A-6-3)
発表内容に関するディスカッション(A-3-3，A-7-2)
【事前学習】発表者の原稿に目を通し、権利について調べておく。また、疑問点をノートにまとめておく（A-3-3）。 （1時間）
【事後学習】ディスカッションを通じて分かった点、疑問点をノートにまとめておく(A-8-2)。 （1時間）
12 個人発表：自由について (A-5-3，A-6-3)
発表内容に関するディスカッション(A-3-3，A-7-2)
【事前学習】発表者の原稿に目を通し、自由について調べておく。また、疑問点をノートにまとめておく（A-3-3）。 （1時間）
【事後学習】ディスカッションを通じて分かった点、疑問点をノートにまとめておく(A-8-2)。 （1時間）
13 個人発表：道徳的価値判断について (A-5-3，A-6-3)
発表内容に関するディスカッション(A-3-3，A-7-2)
【事前学習】発表者の原稿に目を通し、道徳的価値判断について調べておく。また、疑問点をノートにまとめておく（A-3-3）。 （1時間）
【事後学習】ディスカッションを通じて分かった点、疑問点をノートにまとめておく(A-8-2)。 （1時間）
14 個人発表：正義について (A-5-3，A-6-3)
発表内容に関するディスカッション(A-3-3，A-7-2)
【事前学習】発表者の原稿に目を通し、正義について調べておく。また、疑問点をノートにまとめておく（A-3-3）。 （1時間）
【事後学習】ディスカッションを通じて分かった点、疑問点をノートにまとめておく(A-8-2)。 （1時間）
15 まとめ
これまでの発表内容に対しての意見をまとめ、新しい倫理的視点からの考察をディスカッションを通して明らかにする。
レポート提出
【事前学習】これまでの発表内容について、疑問点をノートにまとめておく（A-3-3）。 （1時間）
【事後学習】ディスカッションを通じて分かった点、疑問点をノートにまとめておく(A-8-2)。 （1時間）
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業参画度:Blackboardを通した議論(30%)、発表レジュメ(40%)
授業参画度は、Blackboardを通した議論に対する積極性によって、「コミュニケーション力(A-6-3)」を評価する。
オフィスアワー 授業終了後
木曜2限・2号館11階助教室

↑このページのトップ