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令和元年度以前入学者 | 倫理学課題研究3 | ||||
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教員名 | 永井均 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 課題研究(15回) |
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授業概要 | 青山拓央『心にとって時間とは何か』を読みつつ、自由、責任、因果、自殺、等の問題について議論していきます。 |
授業のねらい・到達目標 | この本は哲学の最も深い基盤の部分が問題にされており、最も興味深い部分でもあります。これを深く検討することによって哲学の根底を知るとともにそもそも哲学的思考法の根幹に触れことを目指します。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシー DP 及びカリキュラムポリシー CP の3, 5, 6, 7, 8 に対応しています。 ・自他の主張や論証を論理的・批判的に考察して,既存の見解を問い直すことができる(A-3-3)。 ・自らの思想的課題に取り組むために必要な情報を収集し,それを分析して用いることができる (A-5-3)。 ・さまざまな人とコミュニケーションをとり,傾聴力と発表力に基づいて,合理的な議論を推進することができる(A-6-3)。 ・さまざまな集団活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行う姿勢を示すことができる(A-7-3)。 ・自分の学修経験を振り返り分析して,今後の改善計画を立てることができる(A-8-3)。 |
授業の方法 | 演習形式。テキストを読みつつ、読んだ部分について議論していきます。 |
授業計画 | |
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1 |
「はじめに」全体
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
2 |
第一章の第1節と第2節 時間の流れは錯覚か
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
3 |
第一章の第3節と、第二章の第1節 私はいつ決めたのか
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
4 |
第二章の第2節と第3節 記憶
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間30分) |
5 |
第三章の第1節と第2節 過去のデッサンを描くには
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
6 |
第三章の第3節と、第四章の第1節 自殺
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
7 |
第四章の第2節と第3節 死ぬ権利は権利なのか
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
8 |
第五章の第1節と第2節 タイムトラベルは不可能か
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
9 |
第五章の第3節と、第六章の第1節 責任
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
10 |
第六章の第2節と第3節 それは誰のせいなのか
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
11 |
第七章の第1節と第2節 因果
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
12 |
第七章の第3節と、第八章の第1節 過去をどこかにつなぐには
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
13 |
第八章の第1節と第2節 不死
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
14 |
「おわりに」の全体
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
15 |
全体についての議論。場合によっては書いてもらうが試験ではない。(A-3-3,A-5-3,A-6-3,A-7-3,A-8-3)
【事前学習】全体について自分なりの問題を持つこと (1時間) 【事後学習】問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 青山拓央 『心にとって時間とは何か (現代新書)』 講談社 2020年 第1版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(100%) 授業参画度は、授業に対する貢献度(主として発言の頻度と的確さ)による。 本授業の達成目標である「A-3-3」、「A-5-3」、「A-6-3」、「A-7-3」、「A-8-3」のいずれも、授業での学修を積み重ねた結果、本授業の最後に達成される。そして、その評価は、授業参画度によって行われる。 |
オフィスアワー | 金曜13時~ |