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令和元年度以前入学者 | 倫理学演習2 | ||||
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教員名 | 永井均 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | Zoomによる中継授業・課題研究・対面授業を併用する(詳細はブラックボードで告知する)。 Blackboard ID: 木曜4限→20201222 |
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授業概要 | 時間とは何か、とりわけ現在であるとはどういうことか、を研究する。まずは森田邦久[編著]『〈現在〉という謎』をテキストとして使い、とりわけその第6章と第8章を精読し、その後いくつかの関連文献のコピーを配布してこれを精読し、〈現在〉の正体を明らかにしていく。 |
授業のねらい・到達目標 | 『〈現在〉という謎』における〈現在〉の研究を検討しつつ、その成果にもかかわらずそれが依然としていわゆる「タテ問題」に終始しているために〈現在〉という現象の真の意味の理解には至ってないのではないか、という問題を考えていく。こうした哲学的問題を理解し、考え抜く力を身につける。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシー DP 及びカリキュラムポリシー CP の3, 5, 6, 7, 8 に対応しています。 ・自他の主張や論証を論理的・批判的に考察して,既存の見解を問い直すことができる(A-3-3)。 ・人間の生き方や現代社会のあり方を問い直し,自らの思想的課題を設定して,それに挑戦することができる(A-5-2)。 ・自分の意見を他人に対してわかりやすく伝えることができる(A-6-2)。 ・学修活動のみならず,日常生活においても,より良い成果を上げるために,お互いを尊重しながら協働することができる(A-7-2)。 ・他者の評価を謙虚に受け止めながら,自分の学修経験を振り返り,分析していくことができる(A-8-2)。 |
授業の方法 | 演習形式。この本を毎回だいたい6頁程度読み、それについて疑問点を出し合い検討していく。 |
履修条件 | 倫理学演習1からの継続履修が望ましい。 |
授業計画 | |
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1 |
ベルクソンの時間論
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間) 【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間) |
2 |
心の発生の諸段階
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間) 【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間) |
3 |
決定論と自由
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間) 【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間) |
4 |
時間の形而上学 仏教の時間観 【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間) 【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認す (1時間) |
5 |
唯識と中観
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間) 【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間) |
6 |
端的な現在とは何か・再論
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間) 【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間) |
7 |
客観的現在と身心相関の同時性・再論
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間) 【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間) |
8 |
時間客観の構成・再論
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間) 【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間) |
9 |
時間の流れとは何か・再論
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間) 【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間) |
10 |
異なる形式の時間性・再論
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間) 【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間) |
11 |
身心関係と時間・再論
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間) 【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間) |
12 |
クオリアの問題、再論
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間) 【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間) |
13 |
現在主義・再論
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間) 【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間) |
14 |
クオリアの問題・再論
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間) 【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間) |
15 |
時間と〈私〉(A-3-3,A-5-2,A-6-2,A-7-2,A-8-2)
【事前学習】テキストの当該箇所を読んで理解しようとする (1時間) 【事後学習】テキストの当該箇所を読み返しつつ授業内容を確認する (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 森田邦久 『〈現在〉という謎』 勁草書房 2019年 第1版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(60%)、課題提出による(40%) 本授業の達成目標である「A-3-3」、「A-5-2」、「A-6-2」、「A-7-2」、「A-8-2」のいずれも、授業での学修を積み重ねた結果、本授業の最後に達成される。そして、その評価は、授業中における質問や議論や意見の質と量などの授業構成への貢献度によってなされる。 |
オフィスアワー | 金曜13時~ |