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古典語・古典学２

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令和２年度入学者 古典語・古典学２
令和元年度以前入学者 古典語・古典学２
教員名 土屋睦廣
単位数    1 学年 1･2 開講区分 文理学部
（他学部生相互履修可）
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 課題研究型と同時双方向方式を併用した遠隔授業を行う。
Blackboard ID：月曜４限→20201212
授業概要 古典のギリシア語の初級文法を学ぶ。文法の説明に加えて，言語の背景となる古代ギリシアの社会・歴史・文化などについても出来る限り解説したい。短期間で古典ギリシア語の基礎知識を習得しようとするにのだから，受講生には自発的で持続的な努力が要求される。文法が苦手な人には向かない。ギリシア哲学だけでなく，広く古典古代とヨーロッパ文化に関心のある多くの学生の参加を期待する。
授業のねらい・到達目標 古典ギリシア語は西洋文明の誕生の地，古代ギリシアにおいて用いられた言語であり，古典ギリシア語の知識は，ヨーロッパの学問と文化を深く理解しようとするとき不可欠である。授業では，古典ギリシア語文法の基礎知識を習得して，最終的には辞書を引きながら古典ギリシア語で書かれた原典を独力で読めるようになることを目標とする。

この科目は文理学部（学士（文学））のディプロマポリシーDP1,4及びカリキュラムポリシーCP1,4に対応している。
・真・善・美・聖の探究から得られた知識と教養に基づいて，人間と社会の倫理的な課題を理解し，説明することができる(A-1-2)。
・文献や資料の読解・解釈を通じて，あるいは，現代の思想的状況を注意深く考察することによって，哲学的問題を発見することができる(A-4-2)。
授業の方法 前期「古典語・古典学１」に引き続き，古典ギリシア語の基本的な文法を教科書に沿って解説する。9月24日から1月25日までの授業実施日（15回）に，Blackboardを通して教材等を配信する。受講生は教科書の指定された個所を教材とともによく読んで修学すること。
教科書の練習問題を毎回課題とするので，翌週までに提出すること。課題に対しては，毎回解答例と解説を配信するので，自分の解答と照らし合わせて復習すること。
第３回授業からはZoomを用いたオンライン授業を行うので、できる限り出席してほしい。オンライン授業への参加が難しい受講者は、課題の提出をもって出席とみなす。
履修条件 「古典語・古典学１」を履修済みか，もしくはそれと同等の古典ギリシア語に関する知識があること。
授業計画
1 母音融合動詞，流音・鼻音幹動詞の未来，人称代名詞
【事前学習】前期「古典語・古典学１」で学んだことを復習しておくこと。 （1時間）
【事後学習】母音融合動詞，流音・鼻音幹動詞の未来，人称代名詞をよく復習しておくこと。 （0.5時間）
2 -ύς型，-ής型形容詞の変化
【事前学習】第14課，第15課の練習問題を解いておくこと。(A-4-2) （3時間）
【事後学習】-ύς型，-ής型形容詞の変化をよく復習しておくこと。 （0.5時間）
3 πᾶς,μέγας,πολύςの変化
【事前学習】第16課の練習問題を解いておくこと。(A-4-2) （2時間）
【事後学習】πᾶς,μέγας,πολύςの変化をよく復習しておくこと。 （0.5時間）
4 μι動詞の現在，未完了過去，アオリスト
【事前学習】第17課の練習問題を解いておくこと。(A-4-2) （2時間）
【事後学習】μι動詞の現在，未完了過去，アオリストをよく復習しておくこと。 （0.5時間）
5 μι動詞の変化
【事前学習】第18課の練習問題を解いておくこと。(A-4-2) （2時間）
【事後学習】μι動詞の変化をよく復習しておくこと。 （0.5時間）
6 ω動詞の分詞，分詞の用法
【事前学習】第19課の練習問題を解いておくこと。(A-4-2) （2時間）
【事後学習】ω動詞の分詞，分詞の用法をよく復習しておくこと。 （0.5時間）
7 ω動詞及びμι動詞のアオリストの分詞
【事前学習】第20課の練習問題を解いておくこと。(A-4-2) （2時間）
【事後学習】ω動詞及びμι動詞のアオリストの分詞をよく復習しておくこと。 （0.5時間）
8 接続法及びその用法（A-4-2）
【事前学習】第21課の練習問題を解いておくこと。(A-4-2) （2時間）
【事後学習】接続法及びその用法をよく復習をしておくこと。 （0.5時間）
9 希求法及び主文におけるその用法
【事前学習】第22課の練習問題を解いておくこと。(A-4-2) （2時間）
【事後学習】希求法及び主文におけるその用法をよく復習しておくこと。 （0.5時間）
10 希求法を用いた条件文
【事前学習】第23課の練習問題を解いておくこと。(A-4-2) （2時間）
【事後学習】希求法を用いた条件文をよく復習しておくこと。 （0.5時間）
11 直説法中・受動相，能動相欠如動詞
【事前学習】第24課の練習問題を解いておくこと。(A-4-2) （2時間）
【事後学習】直説法中・受動相，能動相欠如動詞をよく復習しておくこと。 （0.5時間）
12 直説法中・受動相未完了過去
【事前学習】第25課の練習問題を解いておくこと。(A-4-2) （2時間）
【事後学習】直説法中・受動相未完了過去をよく復習をしておくこと。 （0.5時間）
13 直説法中動相アオリスト，事実に反する条件文
【事前学習】第26課の練習問題を解いておくこと。(A-4-2) （2時間）
【事後学習】直説法中動相アオリスト，事実に反する条件文をよく復習しておくこと。 （0.5時間）
14 第27課練習問題の答え合わせと、重要事項の復習。
【事前学習】第26課の練習問題を解いておくこと。(A-4-2) （2時間）
【事後学習】ここまでの重要事項をよく復習しておくこと。 （0.5時間）
15 まとめと補足（A-1-2,A-4-2）
【事前学習】第21課～第26課をよく復習しておくこと。 （2時間）
【事後学習】これまで学んだ事項をよく復習して、整理しておくこと。 （0.5時間）
その他
教科書 水谷智洋 『古典ギリシア語初歩』 岩波書店 １９９０年
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業参画度(100%)
授業参画度は毎回の課題への解答により，問題発見・解決力(A-4-2)を評価する。
オフィスアワー 質問・相談は随時受け付けるので，初講時に知らせするメールで連絡すること。

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