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令和2年度入学者 | 思想史5 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 思想史5 | ||||
教員名 | 長綱啓典 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1・2 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンデマンド授業(PowerPointによる録画授業配信) |
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授業概要 | 本授業では、近世から現代にいたる西洋哲学者たちの学説において「理性」の概念がどのような位置づけと評価を与えられてきたかという点に着目しながら西洋哲学の歴史をたどります。そのことを通して、西洋近現代哲学の基本的な知識を身に付けます。思想史5では、前年度に引き続き、17世紀ドイツの哲学者ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツの学説を主に見ながら、大陸のいわゆる合理主義的な哲学の特徴を確認します。 |
授業のねらい・到達目標 | 1.授業で解説された哲学者の学説を簡潔に説明することができる。 2.授業で解説された哲学者の学説に対して自分なりの関心や疑問をもつことができる。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2及びカリキュラムポリシーCP1,2に対応しています。 ・真・善・美・聖の探究から得られた知識と教養に基づいて, 人間と社会の倫理的な課題を理解し,説明することができる(A-1-2)。 ・思想・芸術・宗教の観点から,世界の現状をその歴史的背景とともに理解することができる(A-2-2)。 |
授業の方法 | 本授業は講義形式で行われます。 事前学習として、教科書や参考書をもとにした宿題を課します。 事後学習として、授業内容に対して抱いた関心や疑問をリアクションペーパーに書いてもらいます。 中間テストと期末テストによって、知識の定着度を確認します。 宿題、リアクションペーパー、テストはいずれも採点の上、返却します。 宿題、リアクションペーパー、テストはいずれもBlackboardを通じて提出していただきます。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション 各時代の哲学における「理性」の位置づけ 【事前学習】教科書第三部第一章を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】近世哲学における「理性」概念の位置づけを説明できるようにしておくこと (2時間) |
2 |
大陸合理論:ライプニッツ1.生涯と著作
【事前学習】教科書及び参考書から宿題を出すので解いてくること(A-1,2) (2時間) 【事後学習】授業内容に関する質問等をリアクションペーパーに記入すること(A-1,2) (2時間) |
3 |
大陸合理論:ライプニッツ2.『形而上学叙説』とアルノーとの往復書簡の哲学史的意義
【事前学習】教科書及び参考書から宿題を出すので解いてくること(A-1,2) (2時間) 【事後学習】授業内容に関する質問等をリアクションペーパーに記入すること(A-1,2) (2時間) |
4 |
大陸合理論:ライプニッツ3.個体概念説
【事前学習】教科書及び参考書から宿題を出すので解いてくること(A-1,2) (2時間) 【事後学習】授業内容に関する質問等をリアクションペーパーに記入すること(A-1,2) (2時間) |
5 |
大陸合理論:ライプニッツ4.個体概念説を支える諸論点
【事前学習】教科書及び参考書から宿題を出すので解いてくること(A-1,2) (2時間) 【事後学習】授業内容に関する質問等をリアクションペーパーに記入すること(A-1,2) (2時間) |
6 |
大陸合理論:ライプニッツ5、自由の問題(アルノーの批判)
【事前学習】教科書及び参考書から宿題を出すので解いてくること(A-1,2) (2時間) 【事後学習】授業内容に関する質問等をリアクションペーパーに記入すること(A-1,2) (2時間) |
7 |
大陸合理論:ライプニッツ6.自由の問題(ライプニッツの応答)
【事前学習】教科書及び参考書から宿題を出すので解いてくること(A-1,2) (2時間) 【事後学習】授業内容に関する質問等をリアクションペーパーに記入すること(A-1,2) (2時間) |
8 |
中間テストと解説
【事前学習】第7回授業までの内容を説明できるようにしておくこと(A-1,2) (2時間) 【事後学習】説明できなかった学説の内容を確認しておくこと(A-1,2) (2時間) |
9 |
大陸合理論:ライプニッツ7.クラークとの往復書簡の哲学史的意義
【事前学習】教科書及び参考書から宿題を出すので解いてくること(A-1,2) (2時間) 【事後学習】授業内容に関する質問等をリアクションペーパーに記入すること(A-1,2) (2時間) |
10 |
大陸合理論:ライプニッツ8.空間と時間とは(ニュートンおよびクラークの見解)
【事前学習】教科書及び参考書から宿題を出すので解いてくること(A-1,2) (2時間) 【事後学習】授業内容に関する質問等をリアクションペーパーに記入すること(A-1,2) (2時間) |
11 |
大陸合理論:ライプニッツ9.空間と時間とは(ライプニッツの見解)
【事前学習】教科書及び参考書から宿題を出すので解いてくること(A-1,2) (2時間) 【事後学習】授業内容に関する質問等をリアクションペーパーに記入すること(A-1,2) (2時間) |
12 |
大陸合理論:ライプニッツ10.『認識、真理、観念についての省察』の哲学史的意義
【事前学習】教科書及び参考書から宿題を出すので解いてくること(A-1,2) (2時間) 【事後学習】授業内容に関する質問等をリアクションペーパーに記入すること(A-1,2) (2時間) |
13 |
大陸合理論:ライプニッツ11.真理の基準(デカルトの場合)
【事前学習】教科書及び参考書から宿題を出すので解いてくること(A-1,2) (2時間) 【事後学習】授業内容に関する質問等をリアクションペーパーに記入すること(A-1,2) (2時間) |
14 |
大陸合理論:ライプニッツ12.真理の基準(ライプニッツの場合)
【事前学習】教科書及び参考書から宿題を出すので解いてくること(A-1,2) (2時間) 【事後学習】授業内容に関する質問等をリアクションペーパーに記入すること(A-1,2) (2時間) |
15 |
期末テストと解説
【事前学習】第14回授業までの内容を説明できるようにしておくこと(A-1,2) (2時間) 【事後学習】説明できなかった学説の内容を確認しておくこと(A-1,2) (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 岡崎文明、日下部吉信、杉田正樹、竹田純郎、榊原哲也、服部健二、中釜浩一、谷徹 『西洋哲学史-理性の運命と可能性ー』 昭和堂 1994年 教科書はコピーを配布しますので、購入しなくて構いません。 |
参考書 | 野田又夫 『西洋哲学史』 ミネルヴァ書房 1965年 第1版 高坂正顕 『西洋哲学史』 創文社 1971年 第1版 参考書はいずれもコピーを配布しますので、購入しなくて構いません。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度(30%)、宿題(20%) 授業参画度はリアクションペーパーの出来によって評価します。 (学説説明15点と関心や疑問の提示15点の計30点) 宿題は毎回20点満点で採点します。 試験は中間テスト25点、期末テスト25点とします。 宿題、リアクションペーパー、テストはいずれもBlackboardを通じて提出していただきます。 |
オフィスアワー | 火曜日、水曜日、木曜日のお昼休みに質問等を受け付けます。 |