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博物館資料保存論2

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令和元年度以前入学者 博物館資料保存論2
教員名 青木繁夫
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 オンデマンド授業
Blackboard ID:20204061
授業概要 博物館・美術館における危機管理および資料の保存修復について学ぶとともに、産業博物館などで行われている動態保存の概要について授業を行う。
授業のねらい・到達目標 1)災害や事故から資料を守る予防的措置と事後対応など危機管理について理解し、対応できるようにする。
2)損傷した資料の修復などについてその原則や修復方法について理解し、問題点を把握できるようにする。
3)野外博物館や産業博物館などにおける動態保存について理解する。
以上のことについて実践的に問題点を把握できることを目標とする
授業の方法 Blackboardを用いた講義形式。パワーポイントと配布資料(PDF)を使用して講義形式の授業を行う。配布資料は本授業(土曜日2時限)の1日前に配布する。授業音声は本授業(土曜日2時限)の開始時間に配信する。
本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。

履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。また、受講者への連絡もBlackboardの「連絡事項」欄に掲示することがあるので随時確認すること。
授業計画
1 第1回 ガイダンス
    授業のテーマとその方法について説明
【事前学習】シラバスを確認し、授業全体の流れを理解しておくこと。 (2時間)
【事後学習】次回以降の授業に備えて博物館資料保存論Ⅱの授業目的を整理しておく。 (2時間)
2 第2回 博物館・美術館におけるリスク管理1
    リスク管理の方法と考え方
【事前学習】配布資料を読み、URLなどで博物館におけるリスクを調べて疑問点や不明な点をノートにまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】博物館におけるリスクについて問題点を整理しておくこと。 (2時間)
3 第3回 博物館・美術館におけるリスク管理2 
    事故事例の分析
【事前学習】配布資料を読み、URLなどで博物館におけるリスクを調べて疑問点や不明な点をノートにまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】博物館における事故事例について問題点を整理しておくこと。 (2時間)
4 第4回 自然災害時における危機管理1 
    東日本大震災を事例として
【事前学習】配布資料を読み、URLなどで博物館における自然災害のリスクを調べて疑問点や不明な点をノートにまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】博物館における文化財レスキュー活動について問題点を整理しておく。 (2時間)
5 第5回 自然災害時における危機管理2
     水害による被害
【事前学習】配布資料を読み、URLなどで博物館における水害時のリスクを調べて疑問点や不明な点をノートにまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】水害時におけるリスクについて問題点を整理しておくこと。 (2時間)
6 第6回 戦争や紛争時における危機管理
【事前学習】配布資料を読み、URLなどで戦争時におけるリスクを調べてまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】学芸員の役割について整理しておくこと (2時間)
7 第7回 修復の原則1
     修復の理念と学芸員の役割
【事前学習】配布資料や参考文献を読み、疑問や不明な点をノートにまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】金属製品修復における学芸員の役割について整理しておくこと。 (2時間)
8 第8回 考古資料の修復2
      出土金属(鉄製品など)の修復
【事前学習】配布資料や参考文献を読んで疑問点や不明な点をノートにまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】修復における学芸員の役割について整理しておくこと。 (2時間)
9 第9回 考古資料の修復3    
      出土金属製品(銅製品など)の修復
【事前学習】配布資料を読み、URLや文献などで修復の事例を調べ疑問点などをノートの整理しておくこと。 (2時間)
【事後学習】金属資料の修復について整理しておくこと。 (2時間)
10 第10回 考古資料の修復4
      粘土焼成品の修復1
【事前学習】粘土焼成品の種類について調べておくこと (2時間)
【事後学習】粘土焼成品について整理しておくこと。 (2時間)
11 第11回 考古資料の修復5
      粘土焼成品の修復2
【事前学習】粘土焼成品の修復事例についてURLなどで調べておくこと (2時間)
【事後学習】粘土焼成品の修復事例について整理すること。 (2時間)
12 第12回 史跡と野外博物館1
      史跡博物館と史跡整備
【事前学習】史跡整備の原則について文献などで調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】整備例を整理しておくこと (2時間)
13 第13回 史跡と野外博物館2
      史跡博物館の保存問題
【事前学習】史跡の遺構保存例について調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】保存例を整理しておくこと。 (2時間)
14 第14回 海外の野外博物館と動態保存
【事前学習】海外の野外博物館における動態保存についてURLや文献で調べておくこと (2時間)
【事後学習】十分にできなかった部分を整理して解決しておくこと。 (2時間)
15 第15回 日本における動態保存
     鉄道と産業機械の動態保存
【事前学習】配布資料を読み、URLで動態保存の事例を調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】今までの授業内容を整理して振り返っておくこと。 (2時間)
その他
教科書 なし
配布資料を参照してください。
参考書 授業内で指示する
成績評価の方法及び基準 レポート:期末試験レポート(70%)、授業参画度:単元ごとのテストなどで評価する(30%)
オフィスアワー 授業終了後、随時。以下のメールアドレスに連絡をください。
t0001016@stu.chs.nihon-u.ac.jp

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