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令和元年度以前入学者 | 発達と学習 | ||||
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教員名 | 田中謙 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | この授業は基本的に「課題研究」(15回)で行うこととする。履修者数が少数の場合は「Google Meet」「ZOOM」等によるオンデマンド型遠隔授業の検討を行う。その際には改めて連絡を行う予定である。 |
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授業概要 | 本講義は幼児、児童、生徒の心身の発達及び学習の過程に関する基礎的な知識について概説する。また子どもの各発達段階における心理的特性を踏まえた学習活動を支える基礎理論についても概説を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 本講義は以下の目的を設定する。 (1)幼児、児童、生徒の心身の発達の概念と運動、言語、認知、社会性等の特徴について理解し、あわせて教育における発達理解の意義を理解する。 (2)学習の概念、形態、主体的学習を支える動機付け、集団づくり、学習評価のあり方について、幼児、児童、生徒の心身の発達の特徴を踏まえて理解する。 (3)主体的な学習活動を支える基礎理論を理解する。 仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(A-3-1)。 事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる(A-4-1)。 |
授業の方法 | (1)本講義は2020(令和2)年5月11日から8月1日までの授業期間中の授業日に、メールや「Blackboard」「Google Classroom」等を通じて授業資料を配布する。 (2)授業資料を参考に教科書を用いながら、学修を行う。 (3)各回課題が提出されるため、期日までに課題に取組むこと(課題提出は基本的に授業日当日23:59までにメール等指示された方法で提出すること)。 (4)フィードバックのため、課題の解説を示すこととする。解説および教科書を用いて事前学習・事後学習を行うこと。 (5)期末試験も試験問題を送信する。 (6)課題の提出は「Blackboard」あるいは「Google Classroom」での「Word」形式のデータ提出を予定しているため、「Blackboard」「Google Classroom」および「Word」が使用できるように準備しておくこと。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション:教育(実践)における「発達」「学習」に関する理解の重要性について説明する。
【事前学習】シラバスを読み込み、授業概要について学習ノートをあらかじめ作成する。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
2 |
発達:子どもの発達と発達課題、発達に影響を及ぼす要因等について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト(学習指導要領等)・参考書等を基に、幼児、児童、生徒の発達の概要についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
3 |
運動、言語、認知、社会性の発達①:身体発達・運動発達の特徴について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト(学習指導要領等)・参考書等を基に、身体発達・運動発達の特徴についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
4 |
運動、言語、認知、社会性の発達②:言語発達の特徴について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト(学習指導要領等)・参考書等を基に、言語発達の特徴についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
5 |
運動、言語、認知、社会性の発達③:認知発達の特徴について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト(学習指導要領等)・参考書等を基に、認知発達の特徴についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
6 |
運動、言語、認知、社会性の発達④:社会性・道徳性発達の特徴について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト(学習指導要領等)・参考書等を基に、社会性・道徳性発達の特徴についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
7 |
発達段階の理解:乳幼児期~青年期の発達段階の特徴について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト(学習指導要領等)・参考書等を基に、乳幼児期~青年期の発達段階の特徴についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
8 |
学習理論:代表的な学習理論の特徴について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト(学習指導要領等)・参考書等を基に、代表的な学習理論の特徴についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
9 |
認知と学習:認知と学習の関係について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト(学習指導要領等)・参考書等を基に、認知と学習の関係の特徴についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
10 |
学習理論に基づく教育指導:学習理論に基づく教育指導/動機付けについて概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト(学習指導要領等)・参考書等を基に、社会性・道徳性発達の特徴についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
11 |
学習集団と集団力学:学習集団編成の実際と集団力学の影響について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト(学習指導要領等)・参考書等を基に、学習理論に基づく教育指導/動機付けの特徴についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
12 |
アクティブ・ラーニング:アクティブ・ラーニングと主体的な学習活動を支える支援について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト(学習指導要領等)・参考書等を基に、アクティブ・ラーニングについてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
13 |
教育評価:教育評価の方法と関連する理論について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト(学習指導要領等)・参考書等を基に、教育評価の方法と関連する理論の特徴についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
14 |
教育とAI・ICT:教育とAI・ICTの関係について概説する。
【事前学習】文部科学省WEBサイト(学習指導要領等)・参考書等を基に、教育とAI・ICTの関係の特徴についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間) |
15 |
授業総括:授業総括を行い、今後の教育における「発達」と「学習」理解に関する視座を提示する。
【事前学習】これまで作成・整理してきた学習ノートを加筆・修正し、仕上げる。 (2時間) 【事後学習】授業総括に基づきテスト内容の復習を行う。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 中澤潤編 『よくわかる教育心理学』 ミネルヴァ書房 2008年 第1版 教科書以外に中学校、高等学校の『学習指導要領』および『学習指導要領解説総則編』を準備して下さい。授業時にはプリント(資料)を配布します。また必要に応じてあらかじめ持参する資料等を指示します(例:文部科学省WEBサイトのコピー等)。 |
参考書 | 内藤佳津雄・北村世都・市川優一郎編著 『Next教科書シリーズ 発達と学習』 弘文堂 2016年 第1版 鹿毛雅治編著 『発達と学習』 学文社 2018年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(55%)、授業参画度:各回課題(45%) 期末テストおよび各回課題の取り組み状況で評価します。 |
オフィスアワー | 基本的にはEメールアドレスを伝えますので、必要に応じて受け付けます。 |