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発達と学習

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令和元年度以前入学者 発達と学習
教員名 大森馨子
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 半期 履修区分 選択
授業の形態 パワーポイントによるスライド資料を配信するオンデマンド授業と、課題研究を実施します。
授業概要 教育場面における問題解決の手がかりとして、心理学の知識や考え方を活用できるようになるために、教職をめざす人に必要な発達と学習の心理学について講義を行います。
授業のねらい・到達目標 本授業の目標は、教育場面で生じる問題にはどのようなことがあり、それを解決するためにはどうすればよいのかを考えることができるようになることです。そのために、心の発達や学習に関する心理学的知識を身につけます。
授業の方法 Blackboardを通して、パワーポイントによるスライド資料を配信します。資料は基本的には授業日前日までにアップロードしますので、ダウンロードして学修してください。授業理解度や受講者の問題意識、関心について確認するために、毎回課題の提出を求めます。課題提出期限は原則として、当該授業日となります。提出課題やBlackboardに記されていた質問には、次週授業時に回答します。授業内テストは返却しませんが、テスト終了後に解説を配信します。
課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。
授業計画
1 ガイダンス:授業のテーマや到達目標及び授業方法や評価方法の説明、心理学と教育とのつながりについて
【事前学習】シラバスを確認する。心理学のイメージについて自分の考えをまとめる。 (1時間)
【事後学習】心理学と教育のつながりついて整理する (2時間)
2 発達を決める要因
【事前学習】「発達を決めるのは遺伝なのかそれとも環境なのか」自分なりの考えをまとめ、教科書の該当箇所を読む (1時間)
【事後学習】発達を決める要因としての4つの説を自分の言葉でまとめる (2時間)
3 身体機能と運動機能の発達
【事前学習】「なぜ赤ちゃんをかわいいと感じるのか」自分なりの考えをまとめる (1時間)
【事後学習】身体と運動の発達について各年齢での特徴を自分の言葉でまとめる (2時間)
4 知覚の発達
【事前学習】「知覚とは何か」を調べてまとめる (2時間)
【事後学習】知覚の発達について自分の言葉でまとめる (2時間)
5 認知の発達
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、「ピアジェのシェマ、同化、調節とは何か」をまとめる (2時間)
【事後学習】ピアジェの認知発達理論について自分の言葉でまとめる (2時間)
6 記憶の発達
【事前学習】「効率的に記憶するには、どのような方法が有効だと思うか」自分なりの考えをまとめ、教科書の該当箇所を読む (1時間)
【事後学習】記憶の働きや記憶方略について自分の言葉でまとめる (2時間)
7 言語の発達
【事前学習】「まだ言葉を話すことができない時期に、意図的に言葉を教えることは効果的だと思うか」自分なりの考えをまとめ、教科書の該当箇所を読む (2時間)
【事後学習】言語はどのように発達していくのか自分の言葉でまとめる (2時間)
8 社会性の発達
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、「愛着とは何か、愛着の形成には何が必要か」をまとめる (2時間)
【事後学習】愛着に関する問題について自分の言葉でまとめる (2時間)
9 条件づけ
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、「条件づけとは何か、条件づけ以外にはどのような学習があるか」をまとめる (2時間)
【事後学習】条件付けや観察学習について自分の言葉でまとめる (2時間)
10 学習理論
【事前学習】教科書の該当箇所を読み、「どのような学習方法・指導方法があるのか」をまとめる (2時間)
【事後学習】学習方法や指導方法の種類とその特徴について自分の言葉でまとめる (2時間)
11 教育評価
【事前学習】教科書の該当箇所を読み「教育評価とは何か、評価方法の種類、評価には何が影響するのか」をまとめる (3時間)
【事後学習】各学習方法の利点・欠点・改善方法についての考察を踏まえて、教育評価についてレポートを作成する (3時間)
12 動機づけ
【事前学習】教科書の該当箇所を読み「内発的動機づけと外発的動機づけとは何か」をまとめる (2時間)
【事後学習】動機づけとは何か、動機づけに関わる問題を踏まえて自分の言葉でまとめる (2時間)
13 発達障害
【事前学習】発達障害に対するイメージと現時点での自分の知識についてまとめる (2時間)
【事後学習】各発達障害の特徴について自分の言葉でまとめる (2時間)
14 教育支援
【事前学習】「どのような支援が効果的だと思うか」自分なりの考えをまとめ、教科書の該当箇所を読む (2時間)
【事後学習】発達障害の特徴に合わせた支援の方法について自分の言葉でまとめる (2時間)
15 授業内テストとその解説
【事前学習】授業で学修した記憶の方略を用いて、これまでの授業内容を整理する (4時間)
【事後学習】テストで解答できなかったところを重点的に復習する  (2時間)
その他
教科書 内藤佳津雄・北村世都・鏡直子 『Next教科書シリーズ 発達と学習』 弘文堂 2020年 第2版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:内容と提出状況から評価します。(20%)、授業内テスト:1回実施される授業内テストの点数で評価をします。(60%)、授業参画度:毎回の課題の提出状況やその内容で評価をします。(20%)
授業内テストの結果によって、成績評価の割合を多少変えることもあります (例:テスト70%,レポート20%,授業参画度10%)。
オフィスアワー Blackboardまたは提出課題に質問を記載してください。次週の授業までに直接回答するか、授業資料に解説を記します。

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