検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度入学者 | フランス語3 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | フランス語3 | ||||
教員名 | 椎名正博 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 外国語科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 同時双方向型の遠隔授業(12回)と課題研究(3回)を組み合わせる。遠隔授業では主にZoomを使い、Blackboardでは教材の提示を行って、テストなども実施する。課題研究については、遠隔授業の4回ごとに課題を一つ提示するので、指示に従って作成し提出すること。 |
---|---|
授業概要 | フランス語文法の入門 今年度は、5月11日から8月1日までの授業実施日(初回は5月17日、最終回は8月1日までの全12回)にZoomを使って教室と同様の環境を作り、同時双方向型の授業を実施する。必要に応じ、Blackboardを利用して教材や課題のの提示を行う。 受講生はその教材を視聴し、学修すること。なお、Blackboardの掲示板機能を利用して、「質問」、「議論」の機会を提供する。 また13週目以降はBlackboardを通じて課題を出題するので解答を作成し、期日を守って提出すること。 |
授業のねらい・到達目標 | アルファベから始めてフランス語の基本的な仕組みを理解する。 この科目は文理学部のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP5,CP8に対応しています なお新カリキュラム(令和2年度入学者)では、この科目は文理学部のDP及びCPの2、3に対応しています。 ・親しい人々とのコミュニ ケーションを通じて相互に 意思を伝達することができ 、またさまざまな人々とのコミュニ ケーションを通じて相互に 意思を伝達することができ る。(A-5-1,A-5-2) ・自己の学修経験の振り返り を継続的に行うことができ、自己の学修に関する経験 と考えを振り返り,分析できる。さらに、学修状況を自己分析し,そ の成果を評価することがで きる。(A-8−1,A-8-2, A-8-3) |
授業の方法 | 教科書は①観察しよう!②理解しよう!③練習しようの3ステップで書かれている。授業時間は②理解しようを中心に説明するので、事前・事後学習として①と③のステップの一部をやってきてほしい。最初に、できるだけ早い時期にフランス語の綴り字が読めるように指導する。授業中も練習問題を数多くこなしていく。自分でやってみて、それが間違っていた場合、何故間違いなのかが理解できるよう、徹底的な反復練習とともに一人一人の受講者を指導していく。教師と学生だけでなく、学生同士で教えあい学び会えるような授業にしたい。本授業の事前・事後学習は,合わせて2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 特になし |
授業計画 | |
---|---|
1 |
ガイダンス。フランス語とフランス語圏文化について知り外国語としての学び方に説き及ぶ (A-1-1)。受講生はZoomのアカウント、パスワードを準備して開講時間までに接続を済ませておくこと。(同時双方型授業)
【事前学習】フランス語がどんな言語かどこで使われているのか、についてネットなどで調べておく (1時間) 【事後学習】フランス語をラジオなどで聞いて、その響きに慣れておこう (1時間) |
2 |
第0課 アルファベ 綴り字記号 単母音字 複母音字 鼻母音、半母音などについて理解し、自分で声に出して発音できるよう、練習する。 (同時双方型授業)
【事前学習】教科書のウェブサイトで音声データをダウンロードし、発音の所を聞いておく (1時間) 【事後学習】ダウンロードした音声データを聞き、できるだけ正確にまねて発音練習をする(A-8-1) (1時間) |
3 |
子音字 リエゾン・アンシェヌマン・エリジオンなどについて理解し、読み方のルールを身につける。フランス語の綴り字を見て読めるように訓練する (A-6-1)(同時双方型授業)
【事前学習】次に学ぶ内容について音読の練習をする (1時間) 【事後学習】複数の単語が続いたときの特殊な発音(リエゾン・アンシェヌマン・エリジオン)についての理解を確認する(A-8-1) (1時間) |
4 |
主語人称代名詞について、英語との違いを理解する。フランス語の動詞の活用がどんな風に起こるのか理解して全体像をつかむ。(A-3-1)第1群規則動詞の活用を憶えて練習する(同時双方型授業)
【事前学習】英語の動詞beとhaveについて、主語人称の変化に応じた活用を復習する (1時間) 【事後学習】第1群規則動詞の活用を練習問題に沿って練習しておく(A-8-1) (1時間) |
5 |
不規則動詞êtreとavoirの現在形の活用を憶える。例文のパターンを使って繰り返し練習する。命令形の作り方を理解し自分で作れるようになる。(A-3-1)数詞を憶える(同時双方型授業)
【事前学習】英語の動詞beとフランス語の動詞êtreを並べて活用表を書いてみよう。 (1時間) 【事後学習】身の回りにある数字をできるだけフランス語で言ってみる。声に出して練習する(A-8-1) (1時間) |
6 |
不規則動詞faireの現在形を憶える。il y a/il faut/il faitなどの非人称表現について理解し、使えるようになる(A-6-1(同時双方型授業)
【事前学習】前回学んだ不規則動詞の活用に規則的な法則のようなものがあることを見つけよう(A-3-1) (1時間) 【事後学習】英語の非人称表現とフランス語のそれを比べてみよう (1時間) |
7 |
否定文、疑問文の作り方を学び、自分で作ってみる。第2群規則動詞の活用を学ぶ。-reで終わる不規則動詞の現在形を学ぶ(A-3-1)。(同時双方型授業)
【事前学習】英語の否定文、疑問文の作り方を復習し、まとめておこう(A-8-1) (時間) 【事後学習】フランス語と英語の否定文、疑問文の作り方はどこが違うか、実際に例を書いて確かめよう (時間) |
8 |
フランス語の名詞と品質形容詞の並べ方、使い方を学ぶ。性・数の一致とはどういうことか理解する(A-3-1)。(同時双方型授業)
【事前学習】街にあるお店の名前や商品名のうち、フランス語と思われるものを集めてみよう(A-2) (1時間) 【事後学習】特殊な女性形や複数形を持つ名詞、形容詞を憶えておく。比較級の使い方を練習する(A-8-1) (1時間) |
9 |
指示形容詞と所有形容詞についてそれぞれの使い方を、英語の場合との違いを意識しながら学ぶ(A-3-1)。(同時双方型授業)
【事前学習】英語のthis, thatという指示形容詞について復習し、使い方を思い出しておこう(A-8-1) (1時間) 【事後学習】フランス語の所有形容詞の英語のそれとの使い方の違いを理解し、練習問題を解いてみる(A-8-1) (1時間) |
10 |
フランス語における冠詞の考え方を理解し、不定冠詞と(英語にはない)部分冠詞について練習する (A-5-1)(同時双方型授業)
【事前学習】英語の冠詞a( an )とtheの用法を復習しておく(A-8-1) (1時間) 【事後学習】街でフランス語の冠詞を探し、間違い探しをしてみよう(A-4)1) (1時間) |
11 |
定冠詞の種類と使い方、不定冠詞や部分冠詞との違いを理解し、使い分けができるように練習する(A-3-1)(同時双方型授業)
【事前学習】定冠詞とは何かを考え、不定冠詞とどこが違うのか、中学生の家庭教師になったつもりで説明してみる(A-5-1) (1時間) 【事後学習】3種類の冠詞の使い分けができるよう、練習問題を解いてみよう(A-8-1) (1時間) |
12 |
動詞aller, venirの現在形活用と近接未来、近接過去の作り方を学ぶ。前置詞と定冠詞の縮約について理解する(A-3-1)(同時双方型授業)
【事前学習】フランス語の前置詞と英語の前置詞を並べて、意味の対応関係を確認しよう (1時間) 【事後学習】前置詞と定冠詞の縮約を実際の例文を見ながら練習問題を解いてみる(A-8-1) (時間) |
13 |
課題研究(1)これまでに学んだことを中心に課題に答えて提出する。これが次回学期末試験の練習問題となる
【事前学習】これまでの総復習 (1時間) 【事後学習】提出課題の自分の解答を点検する (1時間) |
14 |
課題研究(2)前回課題に基づいて期末試験を実施する。試験なので、当日のうちに提出すること。
【事前学習】これまでのテストをもう一度やっておく(A-3), (A-6) (1時間) 【事後学習】試験問題の正解を自分で出しておく (1時間) |
15 |
課題研究(3)前週の試験について解説解答を行い、授業の問題点、反省点をあげてもらう (A-8-1)
【事前学習】過去の授業を振り返って疑問点を列挙しておく(A-4) (1時間) 【事後学習】疑問が解消したがどうか確かめる (1時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 伊藤玄吾、亀谷百合佳、ブリュノ・バニュー 『アクティブに学ぶフランス語文法』 アルマ出版 2019年 第1版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:毎回の授業内でのテストについて評価する(10%)、授業内テスト:課題研究における試験結果について評価する(70%)、授業参画度:Zoom授業の視聴状況から判定する(20%) 今年度は遠隔授業の形態をとるが、授業を受ける態度として「そこにいるだけ」ではだめ。総合的に見たコミュニケーション活動としてのフランス語学習を評価する。授業参画度については、オンデマンド教材の視聴状況が評価の根拠となる。 |
オフィスアワー | ウィルス問題が終熄した後、可能なら設定するが、それまでは質問等はBlackboardをとおして受け付ける。 |