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ドイツ語3 (他学科用)

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令和2年度入学者 ドイツ語3 (他学科用)
令和元年度以前入学者 ドイツ語文法1
教員名 勅使川原聖子
単位数    1 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 オンデマンド型の遠隔授業(12回)と課題研究(3回)を組み合わせる。必要であればBlackbord Collaborate UltraやGoogleの機能等を使用する。
授業開始までにBlackBoardのコースID 20200868 : ドイツ語3(勅使川原聖子・前・火2)に登録し、初回授業の注意事項に従って準備をしておくように。
授業概要 ドイツ語を初めて学ぶ受講者を対象とし,ドイツ語の「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能の基礎となる初級文法を学びます。練習問題や試験等によって理解度を確認し,基本的な文法構造を習得します。
授業のねらい・到達目標 ・ドイツ語の文字と発音の規則を理解し,単語や短い文章を発音することができる。
・ドイツ語の基礎的な文法法則や言語構造を理解することができる。
・辞書の活用法を身に着け,文法法則をもとに,短い文章を読み,また書くことができる。
・前期学習事項は,ドイツ語技能検定の5級,及び4級出題範囲の大半に相応する。そこで問われる文法事項を理解し,活用することができる。
・ことばは習慣や生活,地域,歴史,文化的背景とも無縁ではないため,ドイツ語圏の生活等や歴史的・文化的背景についても例文や練習問題に対応する過程において学ぶことにより,ドイツ語圏および異文化への理解を深め,またその多様性や差異を客観的に捉えることができる。
・現代社会におけるドイツ語圏文化,ヨーロッパ文化の役割を説明することができる(A-2-1)。
・物事を論理的に理解し説明することができる(A-3-1)。
この科目は文理学部(学⼠(⽂学))のディプロマポリシーのDP2,DP3及びCP2,CP3に対応しています。
授業の方法 5月1日から8月1日までの授業実施日(12回)に,Blackbordを通して,オンデマンド教材を配信する(15分程度×3)。
受講生はその教材を視聴し,学修すること。
また,課題を解き,指定した期日までに所定の方法で提出すること。
課題の回答例は翌週までに提供するので,復習すること。また,Blackbordの掲示板機能を通して「質問」と「議論」の機会を提供する。

試験日はBlackbordを通して試験問題を配信する。答案はスキャンしたpdfファイルか,写真による投稿を認める。
別途,課題研究については,最終提出期限を8月8日として3回実施する。

尚,授業に対する質問や回答では,間違えることなどを恐れないで欲しい。もともと完璧にできるのであれば習う必要はないのであり,こちらからの解説を参考にしながら自身で対応する努力が重要である。
辞書必携。
履修条件 ドイツ文学科の学生は除く。ドイツ語文法1・2をあわせて履修することが望ましい。
授業計画
1 ガイダンス(授業のねらい・到達目標,授業方法,成績評価,履修状の注意点等について説明する,シラバス内容の確認と質問受付,辞書等の紹介と選択する際の注意点とポイントの説明),アルファベート
【事前学習】シラバス内容を確認し,質問事項があれば用意しておくこと。 (30分時間)
【事後学習】ドイツ語のアルファベートを教科書付属の音声教材を聴きつつ発音練習すること。 (30分時間)
2 アルファベート,発音とつづりの読み方(ドイツ語のつづりと発音の規則を解説し,練習する)
【事前学習】教科書のp.8〜p.9「発音とつづりの読み方」を付属の音声を聴きながら,発音を真似て音読しておくこと。 (30分時間)
【事後学習】アルファベートを覚えること。「発音とつづりの読み方」の規則を意識しつつ,発音の復習練習を行うこと。 (30分時間)
3 動詞の規則変化(ドイツ語の主語となる人称代名詞や基本的な規則変化動詞の人称変化,語順について解説する。),発音規則の宿題確認
【事前学習】教科書第1課p.10〜p.11の「基本的な語順」までを付属音声教材を聴きつつ音読したうえで,付属音声教材には無いつづりの発音を考え,文法事項については,動詞の用法で英語などに比して異なる点や理解しづらい点を挙げておくこと。 (30分時間)
【事後学習】教科書p.12〜p.13の練習問題1〜4(規則動詞の人称変化,主語となる人称代名詞)を解説や教科書を参考にしながら解き,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (30分時間)
4 練習と確認:練習問題1〜4の回答と答え合わせ(規則変化動詞と人称代名詞)
最重要不規則変化動詞seinとhabenの現在人称変化(英語のbe動詞とhaveに相当する動詞の人称変化の解説をする。)
【事前学習】練習問題を発音しながら回答できるようにしておくこと。教科書p.11の「最重要動詞seinとhaben」を音読しておくこと。 (30分時間)
【事後学習】文法・発音ともに間違えた箇所を重点的に復習すること。規則変化動詞の人称変化を復習し覚えること(次回小テスト実施)。教科書p.13の練習問題5・6(sein・haben)を解き,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (30分時間)
5 規則変化動詞の小テスト
練習と確認: 練習問題5・6の回答と答え合わせ(sein・haben)
名詞の性と格(ドイツ語の名詞の性・数・格と定冠詞・不定冠詞の格変化について解説する。)
【事前学習】練習問題(sein・haben)を発音しながら回答できるようにしておくこと。教科書p.14〜15の「名詞の性と格」の課を音読し,名詞に性別があることや冠詞の用法について,英語などとの差異や疑問点・不明な点を挙げておくこと。 (30分時間)
【事後学習】sein・habenの人称変化を覚えること(次回小テスト実施)。教科書p.16〜17の「名詞の性と格」の課の練習問題を解き,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (30分時間)
6 sein・habenの人称変化小テスト
練習と確認:練習問題の回答と答え合わせ(名詞の性と格)
【事前学習】練習問題を発音しながら回答できるようにしておくこと。(A-5) (30分時間)
【事後学習】文法・発音ともに間違えた箇所を重点的に復習し,教科書p.15の定冠詞・不定冠詞の格変化一覧表を覚えること(次回小テスト実施)。 (30分時間)
7 定冠詞・不定冠詞の格変化小テスト
不規則変化動詞の現在人称変化,決定疑問文の答え方について解説する。
【事前学習】教科書p.18〜p.19の「不規則変化動詞」の課を音読し,これまで学習した動詞の人称変化との相違を確認し,また疑問点・不明点について挙げておくこと。 (30分時間)
【事後学習】教科書p.20〜p.21の「不規則変化動詞」の練習問題を解き,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (30分時間)
8 練習と確認:練習問題の回答と答え合わせ(不規則変化動詞,決定疑問文の答え方)
【事前学習】練習問題を発音しながら回答できるようにしておくこと。(A-5) (30分時間)
【事後学習】文法・発音ともに間違えた箇所を重点的に復習し,教科書p.18の不規則変化動詞の人称変化の表を覚えること(次回小テスト実施)。 (30分時間)
9 不規則変化動詞の人称変化の小テスト前置詞(前置詞の格支配について解説する。)
【事前学習】教科書p.22〜p.23の「前置詞」の課を音読し,前置詞に格支配があることを確認し,また疑問点・不明点を挙げておくこと。(A-3) (30分時間)
【事後学習】教科書p.24〜p.25の「前置詞」の練習問題を解き,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (30分時間)
10 練習と確認:練習問題の回答と答え合わせ(前置詞)
【事前学習】練習問題を発音しながら回答できるようにしておくこと。 (30分時間)
【事後学習】文法・発音ともに間違えた箇所を重点的に復習し,教科書p.22〜23の前置詞句の例文を音読し覚えること(次回小テスト実施)。 (30分時間)
11 前置詞の小テスト
人称代名詞(人称代名詞の格変化と目的語の語順について解説をする。),非人称のes (具体的には何も示さないesを主語とした用法を解説する。)
【事前学習】教科書p.26〜p.27の「人称代名詞」の課を音読し,疑問点・不明点を挙げておくこと。 (30分時間)
【事後学習】教科書p.28〜p.29の「人称代名詞」の練習問題を解き,疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (30分時間)
12 練習と確認:練習問題の回答と答え合わせ(人称代名詞,非人称のes)
【事前学習】練習問題を発音しながら回答できるようにしておくこと。(A-3) (30分時間)
【事後学習】文法・発音ともに間違えた箇所を重点的に復習し,教科書p.26の人称代名詞の格変化の表を覚えること(次回小テスト)。 (30分時間)
13 人称代名詞の格変化小テスト
定冠詞類・不定冠詞類(定冠詞類・不定冠詞類の格変化の解説と,nichtと否定冠詞keinの用い方を解説する。)
【事前学習】教科書p.30〜31の「定冠詞類・不定冠詞類」の課を音読し,定冠詞・不定冠詞との相違点と疑問点・不明点を挙げておくこと。 (30分時間)
【事後学習】教科書p.32〜33の「定冠詞類・不定冠詞類」の練習問題を解き、疑問点・不明点を明らかにしておくこと。 (30分時間)
14 練習と確認:練習問題の回答と答え合わせ(定冠詞類・不定冠詞類)
【事前学習】練習問題を発音しながら回答できるようにしておくこと。 (30分時間)
【事後学習】文法・発音ともに間違えた箇所を重点的に復習し,教科書p.30とP.31 の定冠詞類と不定冠詞類の格変化一覧表を覚えること。 (30分時間)
15 授業内試験と解説
【事前学習】第1回〜第1 4回までの学習事項を復習しておくこと。(A-2,A-3) (30分時間)
【事後学習】学修した内容の整理・復習をする。 特に間違えた箇所については重点的に復習すること。(A-8) (30分時間)
その他
教科書 櫻井麻美著 『しくみのわかるドイツ語初級文法』 三修社 2020年 第4版
参考書 在間進 『ドイツ語のスタートライン(Starting Lineー優しく詳しい解説・しっかり身につく文法・話したくなる表現ー』 三修社 2006年
在間進,亀ヶ谷昌秀 『新独検合格単語+熟語1800』 第三書房 2010年
推薦辞書は,根元道也他編 同学社『アポロン独和辞典』,在間進編 三修社『アクセス独和辞典』(授業初回のガイダンス時に,独和辞典ついての説明を行います。上記以外の参考書兼問題集や単語集についても案内します。また授業開始後にも,履修生からの相談・質問に応じて紹介・説明する機会を設けます。)
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:授業内テストは,期末試験,双方の試験の点数の平均を評価対象とします。(60%)、授業参画度:授業参画度は,オンデマンド教材の視聴状況と,課題として課した練習問題等を行なっていること,それらの回答状況を評価します。(40%)
※授業内テストは,進度がよければ,中間試験を実施し,単元を区切ります。
※積極的な質問等の授業参加は高く評価します。
オフィスアワー Blackbord を通しての質問は直接回答するか,授業日までの資料に解説を載せます。
備考 シラバスの内容は学生の皆さんの学修の状況を考慮して,変更することもあります。
また,事前学習・事後学習の時間は目安です。

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