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英語11(英文12組)

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令和元年度以前入学者 英語11(英文12組)
教員名 飯田啓治朗
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)
(CHIPSでの履修登録に加え)初回授業時までにBlackboardでこの科目の登録をしておくこと。
授業概要 Shakespeareの英語
授業のねらい・到達目標 「英語11」では、Shakespeareの英語を読みます。英文学科の学生なら少なくとも一度はShakespeareを原文で読むことが必要です。というのも、Shakespeareの英語は、英語圏の人々によってきわめて頻繁に引用されているからです。このことは、Shakespeareが日常の一部になっていることの現れです。文化を担う言語としての一端を、Shakespeareを通して垣間見ることがこの授業のねらいとなります。
とりわけ、Shakespeareの英語の発音、文法、語彙について習得し、自立的にShakespeare作品を読み、具体的に述べることができることを目標とします。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP5に対応しています。
授業の方法 テキストにつけられた注釈を参考にしながら、作品を丹念に読むことが求められます。これらの英語が持つ言語的な意味、作品が書かれた16世紀、17世紀当時の社会状況、受容のされ方についても十分念頭に置く必要があります。それらを背景に、現代での受容のされ方と比較しながら、英語という言語に潜在している英語圏文化を理解していきます。すなわち、Shakespeareを読むことは、英語の歴史を振り返ることにとどまらず、文学、文法、音声学、文化など、英文学科で学ぶほとんどの領域と関連を持ちながら、英語を読むことを意味します。
演習形式。順不同に指名される受講生の発表に基づいて授業を進める。教室での座席を指定する。
履修条件 ①英文学科の3年生
②後期は同一教員による同一時限の「英語12」と対にして履修すること。
後期のみ再履修を希望する者は、4月の第1回授業に出席して、座席の指定を受けるとともに、7月中に、後期第1回目の授業で発表する箇所を担当教員に確認しに来ること。
授業計画
1 テキストpp. ix-xxおよび3-52を受講生に音読してもらい、次回以降の授業の予習に要求される事柄を確認する。シラバスの補足事項を伝達する。
【事前学習】教科書を購入し、pp. ix-xxおよび3-52を読んでおくこと。シラバスを読んでおくこと。 (2時間以上)
【事後学習】第1回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度)
2 1.1.1-20:Theseus (A-1-4)
【事前学習】テキスト1.1.1-20の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上)
【事後学習】第2回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度)
3 1.1.21-40:Hippolyta (A-1-4)
【事前学習】テキスト1.1.21-40の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上)
【事後学習】第3回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度)
4 1.1.41-60:Egeus (A-1-4)
【事前学習】テキスト1.1.41-60の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上)
【事後学習】第4回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度)
5 1.1.61-80:Hermia (A-1-4)
【事前学習】テキスト1.1.61-80の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上)
【事後学習】第5回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度)
6 1.1.81-100:Lysander (A-1-4)
【事前学習】テキスト1.1.81-100の下調べをし、発表に備えておくこと (2時間以上)
【事後学習】第6回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度)
7 1.1.101-20:Demetrius (A-1-4)
【事前学習】テキスト1.1.101-20の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上)
【事後学習】第7回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度)
8 1.1.121-40:Theseus (A-3-4)
【事前学習】テキスト1.1.121-40の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上)
【事後学習】第8回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度)
9 1.1.141-65:Lysander (A-3-4)
【事前学習】テキスト1.1.141-65の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上)
【事後学習】第9回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。 (1時間程度)
10 1.1.166-200:Hermia (A-3-4)
【事前学習】テキスト1.1.166-200の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上)
【事後学習】第10回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度)
11 1.1.201-30:Helena (A-3-1)
【事前学習】テキスト1.1.201-30の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上)
【事後学習】第11回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度)
12 1.1.231-51:Helena (A-3-4)
【事前学習】テキスト1.1.231-51の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上)
【事後学習】第12回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をしておくこと。 (1時間程度)
13 2.1.146-74:Oberon (A-3-4)
【事前学習】テキスト2.1.146-74の下調べをし、発表に備えておくこと。 (2時間以上)
【事後学習】第13回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。 (1時間程度)
14 期末試験、振り返り (A-3-4)
【事前学習】第13回までの各回終了ごとに行ってきた事後学習を再度行い、語彙、文法などの理解を確実なものとしておくこと。 (14時間以上)
【事後学習】テキスト、ノートを見直し、解答できなかった語彙、文法などを調べ直しておくこと。 (1時間程度)
15 前期授業のまとめ、後期授業への課題 (A-3-4)
【事前学習】前期に精読し終えた場面まで、図書館を利用するなどして、英語による映像資料を視聴すること。 (2時間以上)
【事後学習】英語もしくは日本語による舞台上演を鑑賞すること。 (1時間程度)
その他
教科書 石井庄之助編註 『夏の夜の夢』 (大修館シェイクスピア双書)大修館書店
参考書 Alexander Schmidt, Shakespeare Lexicon and Quotation Dictionary, New York, Dover Publications, 1971
C. T. Onions, A Shakespeare Glossary, Oxford University Press, 1986
松田徳一郎編集代表 『リーダーズ英和辞典』 第2版(もしくは第3版(2012年))研究社 1999年
松田徳一郎監修 『リーダーズ・プラス』 研究社 1994年
大塚高信 『シェイクスピアの文法』 研究社 1976年
予習は、上記の辞典類の参考書を用いて調べてあることを必須条件とする。図書館などで利用すること。
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、授業参画度(50%)
授業参画度は、予習発表だけでなく、授業の受講に対して真摯であるかどうか、授業にかかわるあらゆる事柄が評価対象となる。授業に集中していない場合などは、授業参画度は加点されない。
予習(事前学習)発表は、教室外で、図書館や自宅で、参考書(辞典類)を調べて、発音・アクセントを調べて音読の練習をし、どれだけていねいに語彙の意味を検討しているか、文法や構文を把握できているかが評価される。原文の「翻訳」は評価対象とはされない。
オフィスアワー 第1回授業で伝達する曜日・時間・場所で20分程度実施する。
備考 ★令和2年5月11日開始の授業の形態の変更に伴う注意事項★
 1. この授業の「課題研究」は、時間割の曜日・時限と、それ以外の時間で計3時間以上、計画的に取り組むことが求められます。
 2.「成績評価の方法及び基準」における「授業参画度」は、「課題研究への取り組み」に変更します。なお、今後の状況により成績評価の方法等を変更する場合は、Blackboardを通じて連絡します。
 3. その他の注意事項は、随時Blackboardを通じて伝達します。
(CHIPSでの履修登録に加え)初回授業時までにBlackboardでこの科目の登録をしておくこと。

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