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英語１０（3年12組）

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令和元年度以前入学者 英語１０（3年12組）
教員名 佐藤秀一
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 英文学科、外国語科目
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 主として課題研究（Blackboardを通じた学習資料配信）
Blackboard ID: 木曜日4限→20200774
授業概要 E.Hemingway, W.Faulknerの作品を読み通すことによって、それぞれの作家の文学世界の特徴をとらえ、社会の不毛性、現代文明の本質的な荒地性を前提とした、その中での生と死を見つめ、人間存在の本然的悲劇性に対する苦みと人間に対する慈しみの心とをもって、人間の実存性を考究する。
授業のねらい・到達目標 アメリカ文学の中でもすぐれた短篇小説を取り上げ、鑑賞すると同時に、それぞれの作品の特質を捉え、比較して読むことによって二人の偉大な作家の精神の重要な一面と、もっと中心的なテーマのいくつかを窺い知ることができる。この科目は文理学部英文学科(学士(文学))のDP及びCPの3，6に対応しています。
授業の方法 演習形式。分担された箇所を翻訳し、手法や描写、コンテンツ等において感動したこと、疑問に思ったことなどペアー・ワーク、グループ・ワーク等で、発表し、それに基づいてディスカッションを交えながら鑑賞して行く。
履修条件 ①英文科の3年生
授業計画
1 文学に関する批評、用語、その他の基本的知識、アメリカ文学全般に関する知識を学ぶ。（課題研究）
【事前学習】文学に関すること、アメリカ文学について、特に代表的な作家、作品について調べておく。 （１時間）
【事後学習】授業の内容をノートに整理し、理解をしておく。 （１時間）
2 作品の文体の特徴、表現法に注意しながら作品を読ん行く。初めにHemingwayの"The Killers"を読んで行く。（課題研究）
【事前学習】テキストの7ページから9ページ29行目まで一語一語意味を調べ、ストーリーの展開を想像しながら読んでおく。 （１時間）
【事後学習】前回の授業の内容と一緒にノートに整理し、理解をしておく。 （１時間）
3 前回の授業の復習をしながら、一語一語吟味して、味読して行く。（課題研究）
【事前学習】テキストの10ページ1行目から１２ぺーじ29行目まで読み、感じたことをまとめる。 （１時間）
【事後学習】授業の内容をまとめ、問題点、不明な点等整理しておく。 （１時間）
4 前回の授業の内容を確認しながら、作品を解説を加えて、精読して行く。（課題研究）
【事前学習】テキストの13ページ1行目から15ページ2８行目まで単語の意味を調べ、読んでおく。 （１時間）
【事後学習】授業の内容をよく理解し、自分の思いをまとめておく。 （１時間）
5 ストーリーを整理しながら、登場人物について吟味して、考察する。（課題研究）
【事前学習】これまでの登場人物について確認しておく。テキストの15ページ29行目から18ページ1行目まで意味を調べておく。 （１時間）
【事後学習】作品全体の意味を確認し、ノートに整理しておく。 （１時間）
6 "The Killers"最後まで読み終えたあと、作品全体を解説をまじえながら総括する。（課題研究）
【事前学習】テキストの15ページ29行目から作品最後のページまで読んでおき、これまでの登場人物について確認し、作品の内容の内容について考えをまとめておく。 （１時間）
【事後学習】授業の内容をノートに整理し、理解をしておく。 （１時間）
7 前回の授業の内容を復習、確認する。次にFaulknerの作品、"A Rose for Emily"を一語一語の単語、英文の意味を確認し精読して行く。（課題研究）
【事前学習】テキストの44ページ第Ⅰ章から45ページ25行目まで単語の意味と英文の意味を調べておく。 （１時間）
【事後学習】意味を確認し、ノートに整理しておく。 （１時間）
8 前回の授業での作品の意味を確認し、テキストの４５ページ２６行目から47ページ7行目第Ⅰ章終わりまで読む。（課題研究）
【事前学習】テキスト45ページからの第Ⅰ章の終わりまで英文を訳して、考えをまとめておく。 （１時間）
【事後学習】授業の内容を復習し、考えをまとめておく。 （１時間）
9 第Ⅰ章の内容を復習しながら、総括してページ47の９行目、第Ⅱ章から精読して行く。（課題研究）
【事前学習】ストーリーの展開を想像しながら、第Ⅱ章の初めから49ページ27行目まで単語の意味を調べ、英文を訳してみる。 （１時間）
【事後学習】授業の内容をノートに整理し、理解しておく。 （１時間）
10 第Ⅱ章をまとめ、第Ⅰ章との関連を整理する。50ページ第Ⅲ章から51ページ29行目まで精読する。（課題研究）
【事前学習】これまでの登場人物について確認し、第Ⅲ章初めから51ページ29行目までの意味を調べておく。 （１時間）
【事後学習】英文の意味を理解し、単語の意味を確認しながら整理しておく。 （１時間）
11 第Ⅲ章を読み終えたあと、この章を解説しながら総括する。次に第Ⅳ章読んで行く。（課題研究）
【事前学習】第Ⅲ章を内容を確認し、自分の考えを整理しておく。52ページ1行目から53ページ21行目まで読んでおく。 （１時間）
【事後学習】第Ⅲ章のアウトラインを整理し、考えをノートにまとめておく。 （１時間）
12 単語、英文の意味を確認し、テキストの53ページ22行目から第Ⅴ章の前、55ページ11行目まで読む。（課題研究）
【事前学習】第Ⅳ章の内容を思い浮かべ、確認しながら53ページ22行目から第Ⅴ章の前まで意味を調べておく。 （１時間）
【事後学習】第Ⅳ章のアウトラインを整理、確認しておく。 （１時間）
13 "A Rose for Emily"のアウトラインを整理、確認をする。この作品全体の総括をする。（課題研究）
【事前学習】テキストの55ページ12行目第Ⅴ章から56ページ29行目の最後まで読んでおく。考えをまとめておく。 （１時間）
【事後学習】これまでの授業の内容を確認し、理解してノートに整理しておく。 （１時間）
14 期末試験とその解説。これまで授業で読んだHemingwayの"The Killers",Faulknerの"A Rose for Emily"について解説し、鑑賞する。（課題研究）
【事前学習】"The Killers", "A Rose for Emily"の授業の内容を整理し、自分の考え、思いをまとめておく。 （１時間）
【事後学習】二つの作品の鑑賞したこと整理し、ノートにまとめておく。 （１時間）
15 まとめ。これまでの作品を読んでの復習をし、作品の芸術性、普遍性を解説し、作品の理解を深める。（課題研究）
【事前学習】個々の作品の鑑賞したことを整理し、まとめておく。 （１時間）
【事後学習】作品の内容を確認し、鑑賞したこと、授業の内容をノートに整理し、再確認する。 （１時間）
その他
教科書 藤井健三、安達秀夫 『『現代アメリカ二大作家選』』 三修社 2011年 第27版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:授業内テスト(40%)、授業参画度:授業参画度(30%)、小テスト(30%)
授業内テスト（40％）、授業参画度（30％）、小テスト（30％）
授業参画度は、課題研究の教材、課題の視聴状況と課題の提出等で評価します。
授業内テストは、学期末に授業内で行う試験で評価します。
小テストは、これまで提出された課題の採点で評価します。
オフィスアワー Blackboardを通して、適宜時間を設けます。

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