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令和元年度以前入学者 | 環境と生命1 | ||||
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教員名 | 内海邑 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド型の遠隔授業で行う。 |
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授業概要 | 生態学における環境とは,ある生物を取り巻き,その生物に影響を与える要因全てを総合したものである。本講義では,環境の物理的・化学的側面に着目して,環境と生命の相互作用とその歴史的変遷について講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識> ・生命の物質的な成り立ちと環境を通した物質循環を十分に理解し,説明できるようになる。 ・食生活などの日常的な営みと環境とのつながりを,その背後にある生物学・生態学の視点から理解し,説明できるようになる。 ・食事や健康などの日常生活や人類が直面する環境問題について,自ら疑問を持ち,科学的に考察できるようになる。 <能力> この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP4,CP6に対応しています。 |
授業の方法 | 5 月 11 日から 8 月 1 日までの授業実施日に,"Blackboard" を通して,オンデマンド教材(スライドに講義音声がついた動画)を配信する。受講生はその教材を視聴し,学修すること。 講義の視聴に加え,受講者は各回の講義ごとに課題を解き,指定の期日までに提出すること。この課題の提供と提出も Blackboard 上で行う。課題の解説は次回の講義配信までに提供するので,復習すること。また Blackboard の掲示板機能などを利用し,質疑応答などの機会を提供する。 |
履修条件 | 受講希望者が多数である場合,人数制限(抽選)を行う場合がある。 |
授業計画 | |
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1 |
環境とはなにか:本講義の目的と授業計画についての説明を受け,生態学における環境について学ぶ
【事前学習】シラバスを事前に確認し,身近な元素について中学・高校での知識を復習する。 (2 時間) 【事後学習】第 2 回以降に備え,講義で挙げる参考文献などを読み,生態学の目的や環境などの概念を復習する。 (2 時間) |
2 |
食べたもので身体はできている:生体を構成する物質とヒトの三大栄養素について学ぶ
【事前学習】元素や分子などの化学的な基礎概念を復習する。 (2 時間) 【事後学習】Blackboard上でのまとめの小テストに答え,内容を説明できるようにする。 (2 時間) |
3 |
脂質のゆくえ:脂質の機能と細胞の構造について学ぶ
【事前学習】どのようなものに脂質が多く含まれているかを調べる。 (2 時間) 【事後学習】Blackboard上でのまとめの小テストに答え,内容を説明できるようにする。 (2 時間) |
4 |
糖質のゆくえ:呼吸の種類と基本的性質について学ぶ
【事前学習】どのようなものに糖質が多く含まれているかを調べる。 (2 時間) 【事後学習】Blackboard上でのまとめの小テストに答え,内容を説明できるようにする。 (2 時間) |
5 |
糖質・脂質の由来1:光合成の基本的性質について学ぶ
【事前学習】前回の講義内容である呼吸の性質について復習する。 (2 時間) 【事後学習】Blackboard上でのまとめの小テストに答え,内容を説明できるようにする。 (2 時間) |
6 |
糖質・脂質の由来2:陸域や海域での炭素循環とエネルギーフローについて学ぶ
【事前学習】第 2 回の講義内容である糖質と脂質の化学的性質について復習する。 (2 時間) 【事後学習】Blackboard上でのまとめの小テストに答え,内容を説明できるようにする。 (2 時間) |
7 |
タンパク質のゆくえ1:タンパク質の機能と生命のセントラルドグマについて学ぶ
【事前学習】どのようなものにタンパク質が多く含まれているかを調べる。 (2 時間) 【事後学習】Blackboard上でのまとめの小テストに答え,内容を説明できるようにする。 (2 時間) |
8 |
タンパク質のゆくえ2:遺伝について,その仕組みとセントラルドグマとの関係を学ぶ
【事前学習】中学・高校で学んだメンデル遺伝の法則について復習する。 (2 時間) 【事後学習】Blackboard上でのまとめの小テストに答え,内容を説明できるようにする。 (2 時間) |
9 |
タンパク質の由来:陸域や海域での窒素循環について学ぶ
【事前学習】第 2, 7 回の講義内容であるタンパク質の構造と化学的性質について復習する。 (2 時間) 【事後学習】Blackboard上でのまとめの小テストに答え,内容を説明できるようにする。 (2 時間) |
10 |
いかにして資源を得るか:限られた資源をめぐる生物の生存戦略について概説する
【事前学習】第 2 回の講義内容である生体が必要とする化学的資源(栄養素)について復習する。 (2 時間) 【事後学習】Blackboard上でのまとめの小テストに答え,内容を説明できるようにする。 (2 時間) |
11 |
遺伝子の川:進化の仕組みと適応について学ぶ
【事前学習】第 8 回の講義内容である遺伝の仕組みについて復習する。 (2 時間) 【事後学習】Blackboard上でのまとめの小テストに答え,内容を説明できるようにする。 (2 時間) |
12 |
環境の変遷と生命活動:生命活動による環境の変遷について学ぶ
【事前学習】第 5, 6 回の講義内容である光合成過程と炭素循環について復習する。 (2 時間) 【事後学習】Blackboard上でのまとめの小テストに答え,内容を説明できるようにする。 (2 時間) |
13 |
生物の多様性:生物群集の多様性について学ぶ
【事前学習】「生物多様性」をどのように測るか,自分なりの予想を立て考えをまとめておく。 (2 時間) 【事後学習】Blackboard上でのまとめの小テストに答え,内容を説明できるようにする。 (2 時間) |
14 |
環境と生命:生態系と人間社会の関わりについて学ぶ
【事前学習】我々は生態系からどのような恩恵を受けているのか,自分なりの予測を立て考えをまとめる。 (2 時間) 【事後学習】Blackboard上でのまとめの小テストに答え,内容を説明できるようにする。 (2 時間) |
15 |
人類とその環境:これまでの講義内容をヒトの視点から俯瞰し,身近な問題としての「環境と生命」について考える
【事前学習】前回までに学んだ内容を十分に復習し,前回で与えられる総まとめの課題に取り組んでおく。 (2 時間) 【事後学習】講義を振り返り,自らが食べたものを題材に,それが体内でどのように使われ,どのように環境中を巡り,再び食べ物として利用されうるのかをまとめる。 (2 時間) |
16 |
【事前学習】 【事後学習】 |
17 |
【事前学習】 【事後学習】 |
18 |
【事前学習】 【事後学習】 |
19 |
【事前学習】 【事後学習】 |
20 |
【事前学習】 【事後学習】 |
21 |
【事前学習】 【事後学習】 |
22 |
【事前学習】 【事後学習】 |
23 |
【事前学習】 【事後学習】 |
24 |
【事前学習】 【事後学習】 |
25 |
【事前学習】 【事後学習】 |
26 |
【事前学習】 【事後学習】 |
27 |
【事前学習】 【事後学習】 |
28 |
【事前学習】 【事後学習】 |
29 |
【事前学習】 【事後学習】 |
30 |
【事前学習】 【事後学習】 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 池内昌彦 (監修, 翻訳), 伊藤元己 (監修, 翻訳), 箸本春樹 (監修, 翻訳) 『エッセンシャル・キャンベル生物学 原書6版』 丸善出版 2016年 日本生態学会 『生態学入門』 東京化学同人 2012年 第2版 R. Dawkins (原著), 日髙敏隆 (翻訳), 岸 由二 (翻訳), 羽田節子 (翻訳), 垂水雄二 (翻訳) 『利己的な遺伝子』 紀伊國屋書店 2018年 George C. Williams (原著), 長谷川眞理子 (翻訳) 『生物はなぜ進化するのか (サイエンス・マスターズ)』 草思社 1998年 井上勲 『藻類30億年の自然史―藻類からみる生物進化・地球・環境』 東海大学出版会 2007年 第2版 森章 『生物多様性の多様性 (共立スマートセレクション)』 共立出版 2018年 「エッセンシャル・キャンベル生物学」と「利己的な遺伝子」は複数の版の内いずれでも構わない。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(100%) ・各回ごとに小テストとリアクションペーパーを兼ねた簡単な「レポート」を提出する。(評価配分は60%) ・学期末に総まとめのテストを兼ねた「レポート」を提出する。(評価配分は40%) |
オフィスアワー | 随時 Blackboard 上で連絡を受け付ける。 |