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令和2年度入学者 | 演劇論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 演劇論 | ||||
教員名 | 川島京子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 主としてオンデマンド型授業(録画授業配信,スライド資料配信) Blackboard ID:20200186 |
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授業概要 | 現在日本で上演されている様々な舞台芸術について、ジャンルを横断しながらそれぞれの歴史や理論を講義してゆきます、後半は、日本が生んだ独自の舞台芸術の特性について考えてゆきます。 |
授業のねらい・到達目標 | 現在、我々がこの日本で観ることのできる舞台芸術は、オペラ劇場でやられるオペラやバレエ、また、歌舞伎や人形浄瑠璃、能、狂言といった日本の伝統芸能、さらに小劇場でやられている現代演劇やコンテンポラリーダンス、商業劇場でやられているミュージカル、宝塚など沢山のものがあります。 日本の西洋舞台芸術の起点を、仮に帝国劇場開場(1912年、明治45年)を指標にするとしても、その歴史はわずか100年に過ぎません。にもかかわらず、今や世界に衝撃を与える日本人芸術家(演出家、振付家、俳優、舞踊家など)が登場し、日本の舞台芸術は世界に発信できる日本文化の一様相となっています。 この授業では、まず様々な舞台芸術について、それぞれの歴史や特性を理解した上で、日本が生んだ独自の舞台芸術について考えてゆきます。最終的には、授業で学んだ事柄を踏まえつつ、今現在上演されている舞台作品を、自分なりのテーマ、アプローチ方法で考察できることを目標とします。 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP6に対応しています。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP1,3,8及びカリキュラムポリシーCP1,3,8に対応しています。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1) ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) ・自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1) |
授業の方法 | パワーポイントや配布資料、映像資料を使用してのオンデマンド授業。毎回、授業内でコメント提出もしくは小テストを実施し、それをもって出席とする。 課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業内で指示する。 |
履修条件 | 履修抽選を実施するので、履修を希望する者は9月24日(木)~9月30日(水)の間に、CHIPSにて所定の手続きを行うこと。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 本授業の目的と進め方、評価方法の説明、舞台芸術の基礎知識
【事前学習】シラバスをよく確認し、授業全体の流れを理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】舞台芸術のジャンルについてまとめる(A-8)。 (2時間) |
2 |
舞台芸術の誕生と本質
【事前学習】『オイディプス王』のあらすじを確認してくること(A-1)。 (2時間) 【事後学習】劇場の変遷についてまとめる(A-8)。 (2時間) |
3 |
西洋の身体と日本の身体
【事前学習】世界の民族舞踊について調べてくること(A-1)。 (2時間) 【事後学習】西洋と日本の身体性の違いについてまとめる(A-3)。 (2時間) |
4 |
西洋演劇史概観
【事前学習】シェークスピアについて調べてくること(A-1)。 (2時間) 【事後学習】授業で学んだ作品についてアダプテーション作品を調べる(A-3)。 (2時間) |
5 |
オペラの歴史と発展
【事前学習】『蝶々夫人』のあらすじを確認してくること(A-1)。 (2時間) 【事後学習】オペラとミュージカルの違いをまとめる(A-8)。 (2時間) |
6 |
西洋舞踊史 バレエ・ダンス
【事前学習】ルイ14世について調べてくること(A-1)。 (2時間) 【事後学習】西洋舞踊史の流れを確認する(A-8)。 (2時間) |
7 |
日本の伝統芸能 能・狂言・歌舞伎・文楽
【事前学習】「道成寺伝説」について物語を確認してくること(A-1)。 (2時間) 【事後学習】世阿弥の言葉をまとめる(A-8)。 (2時間) |
8 |
ミュージカル ブロードウエイとウエストエンド
【事前学習】ミュージカル作品をまとめてくること(A-1)。 (2時間) 【事後学習】ミュージカル作品の変遷と特徴をまとめる(A-8)。 (2時間) |
9 |
日本のダンス、舞踏、コンテンポラリーダンス
【事前学習】明治期までの日本の演劇について確認してくること(A-1)。コンテンポラリーダンスの見方について考えてくること(A-3)。 (2時間) 【事後学習】日本の洋舞の発展についてまとめる(A-8)。帝國劇場の役割についてまとめる(A-8)。 (2時間) |
10 |
日本のバレエ
【事前学習】日本のバレエダンサーの活躍について調べてくること(A-1)。 (2時間) 【事後学習】日本のバレエの特徴についてまとめる(A-8)。 (2時間) |
11 |
宝塚歌劇の歴史と特徴
【事前学習】小林一三について調べてくること(A-1)。 (2時間) 【事後学習】宝塚歌劇団の特徴についてまとめる(A-8)。 (2時間) |
12 |
アニメの舞台化2.5次元ミュージカルの可能性
【事前学習】2.5次元ミュージカルの演目を確認してくること(A-1)。 (2時間) 【事後学習】2.5次元ミュージカルのブームの理由についてまとめる(A-3)。 (2時間) |
13 |
日本の現代演劇 商業主義と芸術性の間の多様性
【事前学習】日本の現代演劇の演出家について調べてくること(A-1)。 (2時間) 【事後学習】「芸術」と「悲芸術」について、まとめる(A-3)。 (2時間) |
14 |
半期の学習内容の整理、授業内試験
【事前学習】半期に学んだ事柄を確認してくること(A-8)。 (1時間) 【事後学習】指示した課題について考えをまとめる(A-3)。 (2時間) |
15 |
作品鑑賞と考察
【事前学習】半期に学んだ事柄を確認してくること(A-8)。 (2時間) 【事後学習】舞台作品を取り上げ、それについて考察する(A-3)。 (4時間) |
その他 | |
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教科書 | 毎回プリントを配布します。 |
参考書 | ボナヴェントゥーラ・ルペルティ編著 『『日本の舞台芸術における身体 : 死と生、人形と人工体』』 晃洋書房 2019年 佐和田敬司、冬木ひろみ、丸本隆、藤井慎太郎、八木斉子編 『『演劇学のキーワーズ』』 ぺりかん社 2007年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:舞台芸術映像を鑑賞してのレポート。独自のテーマ、アプローチ方法で考察し、興味深い結論を導き出せているか。(25%)、授業内テスト:第14回(予定)に確認テストを実施します。(25%)、授業参画度:毎回のコメント、小テストなどで評価する。(50%) |
オフィスアワー | メールにて対応。 メールアドレス: t0001783@stu.chs.nihon-u.ac.jp |