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令和元年度以前入学者 | 記号と文化 | ||||
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教員名 | 髙橋優美穂 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド型の遠隔授業(12回)と課題研究(3回)を組み合わせる。 おおむね240名程度までの履修を許可する。 |
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授業概要 | 『百人一首』の和歌や古注釈書の読解を通じて、古典和歌の表現や歌ことばの仕組みを講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | ・和歌文学の表現の特性を理解することができる。 ・『百人一首』の特徴を理解し、和歌を分析することができるようになる。 ・『百人一首』の古注釈書の読解を通じて、古文を読解することができるようになる。 この科目は文理学部のDP及びCPの1、2に対応している。 |
授業の方法 | 5月11日(月)から8月17日(月)までの授業実施日(12回)に、Blackboardを通して、オンデマンド教材を配信する(15分程度の動画×3)。 受講生はその教材を視聴し、学修すること。 動画視聴後、期日まで(講義実施日のうち)にBlackboardに課題を提出すること。課題はコメントシートに相当するものなので、毎授業ごとに提出してもらう。課題に対するフィードバックは、翌週の授業動画か補足資料で回答する。 課題研究については、最終提出期限を8月10日(月)として3回実施する。詳細はBlackboard等で周知する。 |
履修条件 | 授業の形態にも記載したとおり、おおむね240名程度までの履修を許可する。受講希望者が多い場合は、人数調整を行うことがある。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明する 『百人一首』とは何か:作品の成立と撰者(オンデマンド授業) 【事前学習】シラバスを事前に確認し、教科書416~422ページ「一、書名」「二、撰者と成立」に目を通す。 (2時間) 【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間) |
2 |
『百人一首』とは何か:作品の構成と撰歌基準(オンデマンド授業)
【事前学習】教科書422ページ~447ページ「三、百人一首の内容と選歌意識」に目を通す。 (2時間) 【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間) |
3 |
『百人一首』の享受史:注釈書について(オンデマンド授業)
【事前学習】文理学部図書館OPACで『百人一首』の注釈書を検索し、簡単な目録を作成する。 (2時間) 【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間) |
4 |
『百人一首』の四季の歌(1):春の歌(オンデマンド授業)
【事前学習】第3回目の課題を行う。 (2時間) 【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間) |
5 |
『百人一首』の四季の歌(2):夏の歌(オンデマンド授業)
【事前学習】第4回目の課題を行う。 (2時間) 【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間) |
6 |
『百人一首』の四季の歌(3):秋の歌(オンデマンド授業)
【事前学習】第5回目の課題を行う。 (2時間) 【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間) |
7 |
『百人一首』の四季の歌(4):冬の歌(オンデマンド授業)
【事前学習】第6回目の課題を行う。 (2時間) 【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間) |
8 |
『百人一首』の恋の歌(1):恋のはじめ(オンデマンド授業)
【事前学習】第7回目の課題を行う。 (2時間) 【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間) |
9 |
『百人一首』の恋の歌(2):恋のおわり(オンデマンド授業)
【事前学習】第8回目の課題を行う。 (2時間) 【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間) |
10 |
『百人一首』の旅の歌:「名所」と「歌枕」(オンデマンド授業)
【事前学習】第9回目の課題を行う。 (2時間) 【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間) |
11 |
『百人一首』の述懐の歌(オンデマンド授業)
【事前学習】第10回目の課題を行う。 (2時間) 【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間) |
12 |
『百人一首』の作者(1):女房(課題研究)
【事前学習】第11回目の課題を行う。 (2時間) 【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間) |
13 |
『百人一首』の作者(2):天皇(課題研究)
【事前学習】第12回目の課題を行う。 (2時間) 【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間) |
14 |
『百人一首』の作者(3):僧侶(課題研究)
【事前学習】第13回目の課題を行う。 (2時間) 【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間) |
15 |
小レポートのフィードバックとこれまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(オンデマンド授業)
【事前学習】第14回目の課題を行う。 (2時間) 【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 有吉保 『百人一首 全訳注 (講談社学術文庫)』 講談社 1983年 受講者は必ず教科書を購入し、毎回持参すること。 必要に応じて、プリントを配布する。 |
参考書 | 関幸彦 『百人一首の歴史学 (NHKブックス)』 日本放送出版協会 2009年 渡部泰明 『和歌とは何か (岩波新書)』 岩波書店 2009年 島津忠夫 『百人一首 (角川ソフィア文庫)』 角川書店 1999年 目崎徳衛 『百人一首の作者たち―王朝文化論への試み (角川選書)』 2005年 参考書については、この他にも授業内で紹介することがある。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題研究(3回)の提出状況とその内容を評価対象とする(40%)、授業参画度:オンデマンド教材の視聴状況と、毎回の課題提出状況および内容の充実度を評価対象とする(60%) |
オフィスアワー | Blackboard経由の質問は直接回答するか、授業動画か補足資料内で回答する。 |