検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度入学者 | 社会学 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 社会学1 | ||||
教員名 | 工藤豪 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 課題研究(現時点ではBlackboardを通じた学習資料配信を検討中) |
---|---|
授業概要 | 社会学の定義や歴史的展開について概説することを通じて、社会学に関する基本的知識の理解を深めていくとともに、学校生活や働き方におけるジェンダー、若者の移動や単身世帯、子育て支援や結婚支援などに関する特質や現代における動向について講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識・技能> (1)学校生活や現代社会の働き方におけるジェンダーの特徴や課題について、説明できるようになることを目的とする。 (2)若者の移動、単身世帯、子育て支援、結婚支援など身近な問題に対し、現代社会における特徴や課題について説明できるようになることを目的とする。 <能力> 上記の<知識・技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。 ・世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状を概説できる。(A-2-1: 世界の現状を理解し,説明する力) ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1: 論理的・批判的思考力) ・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1: 問題発見・解決力) この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP2,3,4及びカリキュラムポリシーCP2,3,4に対応しています。 |
授業の方法 | 当初は板書・資料考察・グループワークを通じた授業方法を予定していたが、昨今の事情により、授業方法の変更を検討中である。 現時点では、文献や既存資料を提示した上での学修課題の指示、学生が提出する学修課題の回収、課題についての解説等のフィードバックを検討している。 |
履修条件 | 学部の WEB 抽選を実施することが不可能となったため、方法を変更することになりました。 履修希望者が一定人数を超える場合には抽選により受講者を決定します。 その際、例年通り、1年生を優先に以下、2年生...という順序で抽選を実施することになります。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
講義のねらいと進め方についての説明
【事前学習】シラバスを確認し、授業全体の流れを理解しておく。 (1時間) 【事後学習】授業計画や参考文献等を確認し、第2回からの授業に備える。 (2時間) |
2 |
社会学とは何か?
【事前学習】社会学という学問に対するイメージをもつ。 (1時間) 【事後学習】研究者による定義を踏まえ、自分なりの社会学の定義を述べられるようにしておく。 (1時間) |
3 |
社会学の歴史的展開
【事前学習】社会学者について自分なりに調べてみる。 (2時間) 【事後学習】社会学の基本文献として示された著作の一つを読む。 (4時間) |
4 |
社会学の視点と方法
【事前学習】社会学の基本文献として示された著作の一つについて要点を整理する。 (2時間) 【事後学習】講義を踏まえ、社会学における基本的な視点の差異と特質を説明できるようにしておく。 (2時間) |
5 |
社会調査の方法-量的調査と質的調査-(A-3-1)
【事前学習】社会調査の種類について調べておく。 (1時間) 【事後学習】将来の調査実施に備え、社会調査における倫理を守るために必要なことを整理しておく。 (2時間) |
6 |
ジェンダーの社会学(1)-性別と性差-
【事前学習】女・男の損得について考え、メモしておく。 (1時間) 【事後学習】配付資料を踏まえ、ジェンダー概念について的確に説明できるようにしておく。 (2時間) |
7 |
ジェンダーの社会学(2)-ジェンダーと教育-(A-2-1)
【事前学習】小中高の学校生活においてジェンダーに関する問題がなかったか、考えておく。 (1時間) 【事後学習】講義を踏まえ、ジェンダーバイアスの影響について説明できるようにしておく。 (2時間) |
8 |
ジェンダーの社会学(3)-ジェンダーと労働-
【事前学習】女性の社会進出について自分なりの考えを整理しておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料を踏まえ、女性の社会進出に関する実態を的確に説明できるようにしておく。 (2時間) |
9 |
ジェンダーの社会学(4)-女性の働き方に関する意識と実態-(A-4-1)
【事前学習】配付資料から確認できる実態の背景について自分なりに考えてメモしておく。 (2時間) 【事後学習】グループ考察を踏まえ、女性の働き方における特質や課題を説明できるようにしておく。 (2時間) |
10 |
地域をめぐる社会学(1)-人口移動と地方創生-(A-2-1)
【事前学習】自身の居住(出身)地域における人口・出生・死亡について調べておく。 (2時間) 【事後学習】講義を踏まえ、現代社会における人口移動の影響について説明できるようにしておく。 (2時間) |
11 |
地域をめぐる社会学(2)-自治体による子育て支援と待機児童対策
【事前学習】自身の居住(出身)地域における子育て支援や待機児童の現状を調べておく。 (2時間) 【事後学習】講義を踏まえ、子育て支援や待機児童に関する特徴や課題を説明できるようにしておく。 (2時間) |
12 |
-地域をめぐる社会学(3)-単身世帯増加の要因と影響-(A-3-1)
【事前学習】日本における単身世帯の推移について確認しておく。 (1時間) 【事後学習】講義を踏まえ、単身世帯が増加することによる影響について説明できるようにしておく。 (2時間) |
13 |
地域をめぐる社会学(4)-自治体の結婚支援における取り組みの展開-
【事前学習】独身にとどまっている理由として何があるのか、自分なりに考えを整理しておく。 (2時間) 【事後学習】講義を踏まえ、自治体が結婚支援を行う意義について説明できるようにしておく。 (2時間) |
14 |
地域をめぐる社会学(5)-近年の結婚支援における特質と課題-(A-4-1)
【事前学習】自身の居住(出身)地域や県における結婚支援の取組について調べてみる。 (2時間) 【事後学習】講義を踏まえ、結婚支援における特質や課題について説明できるようにしておく。 (2時間) |
15 |
確認作業と総括
【事前学習】第2回から第14回の授業内容を復習しておく。 (7時間) 【事後学習】学習した内容を整理し、知識として身につけるられるよう工夫する。 (2時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 使用しません。レジュメ・資料を配付します。 |
参考書 | 多田治 『社会学理論のエッセンス』 学文社 2011年 第1版 奥井智之 『社会学の歴史』 東京大学出版会 2010年 第1版 宇都宮京子編 『よくわかる社会学』 ミネルヴァ書房 2009年 第2版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業後半(最後)に予定しているレポートによって理解度を評価する。(50%)、授業参画度:数回にわたり予定している学修課題の提出内容によって評価する。(50%) |
オフィスアワー | どのような形で対応できるのか検討中です。 |
備考 | 初回講義開始までに、当該授業のBlackBoardのコース登録を行うこと。履修希望者が一定人数を超える場合には抽選を実施し、1年生を優先的に以下、2年生...という順序で決定していくことになります。 |