文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 地球情報数理科学専攻 > 水圏科学特論Ⅱ
日本大学ロゴ

水圏科学特論Ⅱ

このページを印刷する

令和元年度入学者 水圏科学特論Ⅱ
教員名 山中 勝
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 地球情報数理科学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 地下水を中心として地球化学の観点からその特質を考える。
授業のねらい・到達目標 地下水における水質形成プロセスについて理解する。
授業の方法 前半は主として基礎的な概念を講義し、後半は最近の研究論文から地下水の水質組成,水質形成
プロセス,地下水年代について詳述する。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 授業の進め方について
【事前学習:上記の内容について調べておく,事後学習:学習したことの復習を行う】
2 地下水の水質組成の基礎
【事前学習:上記の内容について調べておく,事後学習:学習したことの復習を行う】
3 異なる水体の混合
【事前学習:上記の内容について調べておく,事後学習:学習したことの復習を行う】
4 岩石の溶解反応(1)炭酸塩の溶解・沈澱
【事前学習:上記の内容について調べておく,事後学習:学習したことの復習を行う】
5 岩石の溶解反応(2)造岩鉱物の風化
【事前学習:上記の内容について調べておく,事後学習:学習したことの復習を行う】
6 土壌によるイオン交換反応
【事前学習:上記の内容について調べておく,事後学習:学習したことの復習を行う】
7 帯水層中の酸化還元反応(1)酸化還元反応
【事前学習:上記の内容について調べておく,事後学習:学習したことの復習を行う】
8 帯水層中の酸化還元反応(2)嫌気環境下における酸化還元反応の変化
【事前学習:上記の内容について調べておく,事後学習:学習したことの復習を行う】
9 各種同位体トレーサーの基礎
【事前学習:上記の内容について調べておく,事後学習:学習したことの復習を行う】
10 水の酸素・水素同位体組成(1)水の安定同位体についての原理
【事前学習:上記の内容について調べておく,事後学習:学習したことの復習を行う】
11 水の酸素・水素同位体組成(2)水の安定同位体についての利用
【事前学習:上記の内容について調べておく,事後学習:学習したことの復習を行う】
12 窒素・硫黄の同位体組成
【事前学習:上記の内容について調べておく,事後学習:学習したことの復習を行う】
13 放射性同位体による地下水年代(1)放射性同位体の壊変
【事前学習:上記の内容について調べておく,事後学習:学習したことの復習を行う】
14 放射性同位体による地下水年代(2)壊変を利用した年代決定
【事前学習:上記の内容について調べておく,事後学習:学習したことの復習を行う】
15 まとめ
【事前学習:上記の内容について調べておく,事後学習:学習したことの復習を行う】
その他
教科書 使用しない
参考書 C.A.J.Appelo and D.Postma , Geochemistry, Groundwater and Pollution, A.A.Balkema Publishers, 2007, 2 edition
Ian Clark and Peter Fritz, Environmental Isotopes in Hydrogeology, Lewis Publishers, 1997
Gunter Faure and Teresa M. Mensing, Isotopes Principles and Applications, John Wiley & Sons Inc., 2005, 3 edition
Peter Cook & Andrew L. Herczeg, Environmental Tracers in Subsurface Hydrology, Kluwer Academic Publishes, 2000
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
授業参画度はリアクションペーパー等で評価します。
オフィスアワー 随時 環境地球化学研究室(8A305)

このページのトップ