文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 地球科学科（地球システム科学科） > 流体地球科学基礎実験１
日本大学ロゴ

流体地球科学基礎実験１

このページを印刷する

科目名
平成28年度以降入学者		 流体地球科学基礎実験１
教員名 中山裕則・加藤央之・山川修治・山中勝・飯泉佳子
単位数    1 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 地球科学科
学期 後期 履修区分 必修
授業概要 流体地球科学分野の基礎を理解する。
授業のねらい・到達目標 １　授業のねらい：地球科学ではフィールド（野外）に出かけて調査し、あるいはフィールドから得られるデータを解析して、地球の様々な現象やそのメカニズムを解明する。流体地球科学分野では、主に水圏、気圏からなり、その調査・研究手法は多様である。この授業では、気圏科学・水圏科学といった様々な研究分野の視点から、流体地球科学的な現象をとらえるための基礎的な方法論を学び、基礎知識や技術を実験・実習を通して習得する。

2 到達目標：　学習を行う上での到達目標
（１）流体地球科学分野の視点で文理学部構内において実施される調査・観測するための基礎的な方法論を理解できるようになる　（1-8）
（２）水圏分野の視点で富士山に関する調査・観測するための基礎的な方法論を理解できるようになる　（9・13・15）
（３）気圏分野の視点で富士山に関する調査・観測するための基礎的な方法論を理解できるようになる　（10・11・14・15）
（４）地球科学における情報処理（リモートセンシング）の視点で富士山に関する調査・観測するための基礎的な方法論を理解できるようになる　（12・14・15）

3 学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標とのかかわり：　「(F)地球科学の専門技術を修得する」（1-15）に寄与する。
※括弧内の数字は授業計画内の講義番号
4 地球科学科 ディプロマポリシー「(G)地球科学の専門知識を習得している。」に対応している。
5 この科目は文理学部（学士（理学））のディプロマポリシーDP6,　及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 1～8回目は、文理学部構内（教室および構内）において実習を行う。
9回目以降のカリキュラムは、夏季集中による野外実習（富士山麓）にて行う。

本授業の事前・事後学習は，合わせて1時間の学習を目安とします。
授業計画
1 流体環境観測実習1（気温・水温の測定の基礎）
【事前学習】授業の関連用語について考えておく。
【事後学習】授業で説明された内容をまとめる。　　（担当：飯泉）
2 流体環境観測実習2（気温・水温の測定結果のまとめ方）　
【事前学習】前回授業で行った内容をまとめておく。
【事後学習】授業で行った内容をまとめる。　　　　（担当：飯泉）
3 気圏環境観測実習1（風速・流量・降水量の測定の基礎）　
【事前学習】前回授業で行った内容をまとめておく。
【事後学習】授業で行った内容をまとめる。　　　　（担当：飯泉）
4 気圏環境観測実習2（風速・流量・降水量の測定結果のまとめ方）
【事前学習】前回授業で行った内容をまとめておく。
【事後学習】授業で行った内容をまとめる。　　　　（担当：飯泉）
5 水圏環境観測実習1（酸性雨・河川水・地下水の水質測定の基礎）　
【事前学習】前回授業で行った内容をまとめておく。
【事後学習】授業で行った内容をまとめる。　　　　（担当：飯泉）
6 水圏環境観測実習2（酸性雨・河川水・地下水の水質測定結果のまとめ方）
【事前学習】前回授業で行った内容をまとめておく。
【事後学習】授業で行った内容をまとめる。　　　　（担当：飯泉）
7 地球科学情報処理実習1（標高データ・衛星画像の取得方法や解析方法の基礎）　
【事前学習】前回授業で行った内容をまとめておく。
【事後学習】授業で行った内容をまとめる。　　　　（担当：中山）
8 地球科学情報処理実習2（標高データ・衛星画像を解析した結果のまとめ方）　
【事前学習】前回授業で行った内容をまとめておく。
【事後学習】授業で行った内容をまとめる。　　　　（担当：中山）
9 野外実習1（水圏環境観測実践）
【事前学習】野外実習における注意点についてまとめる。
【事後学習】野外実習で行った内容をまとめる。　　（担当：山中）
10 野外実習2（気圏環境観測実践1）　
【事前学習】野外実習における注意点についてまとめる。
【事後学習】野外実習で行った内容をまとめる。　　（担当：加藤）
11 野外実習3（気圏環境観測実践2）　
【事前学習】野外実習における注意点についてまとめる。
【事後学習】野外実習で行った内容をまとめる。　　（担当：山川）
12 野外実習4（地球科学情報処理のための観測実践）　
【事前学習】野外実習における注意点についてまとめる。
【事後学習】野外実習で行った内容をまとめる。　　（担当：地球科学科専任教員）
13 野外実習5（リモートセンシング・グランドトルース資料のまとめ）　
【事前学習】野外実習における注意点についてまとめる。
【事後学習】野外実習で行った内容をまとめる。　　（担当：中山）
14 野外実習6（気圏環境観測資料のまとめ）　
【事前学習】野外実習における注意点についてまとめる。
【事後学習】野外実習で行った内容をまとめる。　　（担当：地球科学科専任教員）
15 野外実習7（流体地球科学基礎実験まとめレポート）　
【事前学習】野外実習における注意点についてまとめる。
【事後学習】野外実習で行った内容をまとめる。　　（担当：地球科学科専任教員）
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業内に課す課題を合わせて評価します。(100%)
（１）流体地球科学分野の視点で文理学部構内において実施される調査・観測するための基礎的な方法論を理解している　（50点）
（２）水圏分野の視点で富士山に関する調査・観測するための基礎的な方法論を理解している　（13点）
（３）気圏分野の視点で富士山に関する調査・観測するための基礎的な方法論を理解している　（24点）
（４）地球科学における情報処理（リモートセンシング）の視点で富士山に関する調査・観測するための基礎的な方法論を理解している　（13点）
文理学部構内における実習50％、富士山麓における野外実習50%を評価し、総合的に判断し60点以上を合格とする。
　※(１)～(４)は到達目標の番号
オフィスアワー 原則として、当該授業日の昼休みに野外実習先および教員の居室にて対応する。

↑このページのトップ