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令和元年度入学者 | 総合研究1~8 知のスクランブル | ||||
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教員名 | 市原一裕 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 半期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 文理学部が展開する文系・理系学問を複合した知の世界を体験し、人文学・社会科学・理学の領域横断的な「知のスクランブル」を学ぶための講義を行います。 さらに、それをもとにグループ・ディスカッションとプレゼンテー ションを含めたアクティブラーニング形式授業を実践します。 |
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授業のねらい・到達目標 | ・文理学部が展開する文系・理系学問を複合した知の世界を体験し、実感を伴って説明できる。 ・人文学・社会科学・理学の領域横断的な「知」を学び、様々な視点から議論を行うことができる。 ・グループ・ディスカッションや調べ学習に自主的に参加できる。 ・プレゼンテー ション技術を学び、積極的に発表できる。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP1に対応しています。 |
授業の方法 | 講義方式(プロジェクター、黒板使用)、及び、グループ・ディスカッション、調べ学習、プレゼンテーション等。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス: これから何を学ぶかを mini-World Cafe 形式でディスカッションします。(担当:市原一裕) 【事前学習】シラバスを事前に読み、この講義で何を学びたいか、考えてくること。 【事後学習】説明内容と議論した内容をまとめ、今後の学びに備えて、整理しておくこと。 |
2 |
「はじめに 〜「知のスクランブル」とは〜」: この講義が目指すものを説明します。(担当:紅野謙介、市原一裕) 【事前学習】テキストの「まえがき」「プロローグ」を読んでおくこと。 【事後学習】講義内容とグループワークの内容をまとめ、レポートを作成すること。 |
3 |
「現代社会の「生きづらさ」」: 現代社会の「生きづらさ」を取り上げながら,社会学とはどのような学問かを紹介します。(担当:中村英代,市原一裕) 【事前学習】テキストの第7講を読んでおくこと。 【事後学習】講義内容とグループワークの内容を復習し、まとめておくこと。 |
4 |
「大学で学ぶ古典」: 高等学校国語教科書に載る有名な古典作品をとりあげ、さまざまな解釈の可能性を考えます。大学で古典や国文学を学ぶとはどういうことなのか、実際に体験してみましょう。(担当:高野奈未、市原一裕) 【事前学習】事前に配布するテキストを読み、疑問点をまとめておくこと。 【事後学習】講義内容とグループワークの内容を復習し、まとめておくこと。 |
5 |
「数学はキライ?」: どうして数学を学ばなければいけないの? 数学教育学の立場から考えてみます。(担当:市原一裕) 【事前学習】テキストの第9講と第14講を読んでおくこと。 【事後学習】講義内容とグループワークの内容を復習し、まとめておくこと。 |
6 |
「体育学解体新書」: 体育・スポーツに関する多角的な視点の獲得を企図しています。(担当:水島宏一、伊佐野龍司) 【事前学習】テキストの第10講を読んでおくこと。 【事後学習】講義内容とグループワークの内容を復習し、まとめておくこと。 |
7 |
「地圏空間の利用:二酸化炭素の問題」: 二酸化炭素に関する問題の多角的な視点の獲得を企図しています。(担当:竹村貴人、伊佐野龍司) 【事前学習】地球規模で起こりつつある気候変動に関して調べておくこと。 【事後学習】講義内容とグループワークの内容を復習し、まとめておくこと。 |
8 |
「文系・理系を横断する英文学」: ウィリアム・シェイクスピア『ハムレット』の名場面を英語で読み、人文学・理学を複合した知の世界を体験してもらうとともに、(英)文学を学ぶことの意義を語ります。(担当:堀切大史、伊佐野龍司) 【事前学習】テキストの第5講および配付資料を読んでおくこと。 【事後学習】講義内容とグループワークの内容を復習し、まとめておくこと。 |
9 |
「ハザードマップから『生きる力』を読み解く地理学」: 郷土の環境に隠された減災の知恵と、人々の暮しに潜む被災リスクをハザードマップを通じて学びます(担当:佐藤 浩、伊佐野龍司) 【事前学習】身近な地域の『地理院地図』Web画面左上の「情報」➝「土地の特徴を示した地図」➝「土地条件図」を閲覧しておくこと。 【事後学習】講義内の指示に従い、『地理院地図』の作図機能を使った避難経路の地図と、避難経路に潜む想定「外」の被災リスクを指定した提出用紙に記載して、ブラックボードで提出すること。 |
10 |
「ソーシャルメディアの情報科学」: ソーシャルメディアを多様な面から利活用するための情報科学技術の一端を概観します。(担当:尾崎知伸、伊佐野龍司) 【事前学習】テキストの第15講を読んでおくこと。 【事後学習】講義内容とグループワークの内容を復習し、まとめておくこと。 |
11 |
「他者を理解するということ -文理融合の立場からー」: 一体どのようにしたら他者のことを理解できるのか。現象学的人間学の知見から、人間の本質に迫ることについて考えます。(担当:土屋弥生) 【事前学習】テキストの3つのプロローグをすべて読んでおくこと。 【事後学習】講義内容とグループワークの内容を復習し、まとめておくこと。 |
12 |
文理鼎談「国際社会で生きていくということ」: 総合文化研究室の教員によるパネル・ディスカッションです。外国語教育と日本語教育の立場から、これからの国際社会で生きるために必要なこと、大切なことなどについて語ります。(担当:小林和歌子、李婷、土屋弥生) 【事前学習】テキストの第4講、第5講、第6講を読んでおくこと。 【事後学習】パネル・ディスカッションとグループワークの内容を復習し、まとめておくこと。 |
13 |
「これからの学びに向けて〜学びの改善〜」: これまでの講義や学修から、これからの学びに向けてグループ・ワークを行います。(担当:吉田健一、土屋弥生) 【事前学習】これまでの学びをまとめ、これからの学びに向けて課題を考えてくること。 【事後学習】講義内容とグループワークの内容を復習し、まとめておくこと。 |
14 |
「自ら学ぶということ」: 第1回から第13回までの内容をふまえて、新たな学びに発展させます。これまでの学修とテキストをもとに、テーマを設定して調べ学習をおこない、自らの学びを深めます。(担当:土屋弥生、伊佐野龍司) 【事前学習】第1回から第13回の授業の内容を振り返り、自分が学んだことをまとめておくこと。 【事後学習】次回のプレゼンテーションに向けて、自らの学びのまとめや調べ学習の内容を確認しておくこと。 |
15 |
「私たちの「知のスクランブル」」: これまで学んできたことをまとめ、プレゼンテーション発表会を行います。(担当:市原一裕、土屋弥生、伊佐野龍司) 【事前学習】これまでの学修を振り返り、まとめたことを発表する準備をすること。 【事後学習】これまでの学修をまとめ、レポートを作成する。 |
その他 | |
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教科書 | 日本大学文理学部 編集 『知のスクランブル: 文理的思考の挑戦 (ちくま新書 1239)』 筑摩書房 2017年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) 授業参画度は,毎回のリアクションペーパー等で評価します。 |
オフィスアワー | 講義終了後,該当教室にて。 できれば事前にメール等で連絡しておくことが望ましい。 |