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令和元年度入学者 | 教育原論 | ||||
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教員名 | 田中 謙 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 半期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 本講義では、教育の基本的概念および理念について概説を行う。さらに教育の歴史や思想に関して、これまでの教育や学校教育がどのように社会においてとらえられ、変遷してきたのかを世界と日本の双方から迫り、理解を図る。 |
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授業のねらい・到達目標 | 本講義では、以下3点について理解することを目的とする。 (1)教育学の諸概念、教育の目的・目標、教育の成立に係る子供、教員、家庭等の相互関係について理解する。 (2)家族および社会による教育の歴史、近代教育制度の成立および展開、歴史的視点を踏まえた現代社会における教育課題について理解する。 (3)家庭および子供、学校および学習に関わる教育の思想について、主に代表的な教育家の思想を通して理解する。 |
授業の方法 | 本講義は講義形式で行い、適宜資料を配布する。また必要に応じて映像資料等補助教材を用いる。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション:教育の目的・目標と基本構造について概説する。 【事前学習】シラバスをあらかじめ読み込み、講義概要の理解を図る。 【事後学習】講義内容を復習する。 |
2 |
教育学と現代の教育:教育学の基本的構造と現代社会における教育上の諸課題、近年の教育改革の動向について概説する。 【事前学習】文部科学省Webサイトを基に、日本の教育行政、政策、制度等の概要についてあらかじめ学習メモを作成する。 【事後学習】講義内容を参考に、学習メモを修正する。 |
3 |
学校の成立①:ヨーロッパおよび日本における「学校」の成立史について概説する。 【事前学習】文部科学省Webサイトを基に、ヨーロッパおよび日本における「学校」の成立の概要についてあらかじめ学習メモを作成する。 【事後学習】講義内容を参考に、学習メモを修正する。 |
4 |
学校の成立②:ヨーロッパおよび日本における「近代学校」の成立史について概説する。 【事前学習】文部科学省Webサイトを基に、ヨーロッパおよび日本における「近代学校」の成立の概要についてあらかじめ学習メモを作成する。 【事後学習】講義内容を参考に、学習メモを修正する。 |
5 |
子供と家庭教育に関する思想:ルソー、ペスタロッチ、モンテッソリ等を中心に、代表的な思想家の思想について概説する。 【事前学習】西洋教育史等に関する文献を基に、代表的な思想家の思想についてあらかじめ学習メモを作成する。 【事後学習】講義内容を参考に、学習メモを修正する。 |
6 |
学校教育と学習に関する思想:コメニウス、イリイチ、ラングラン等を中心に、代表的な思想家の思想について概説する。 【事前学習】西洋教育史等に関する文献を基に、代表的な思想家の思想についてあらかじめ学習メモを作成する。 【事後学習】講義内容を参考に、学習メモを修正する。 |
7 |
学校教育の目的・目標と意義①:明治期における近代教育制度の成立から、学校教育の目的・目標と意義について概説する。 【事前学習】第4回資料および文部科学省Webサイトを基に、明治期における近代教育制度の成立の概要についてあらかじめ学習メモを作成する。 【事後学習】講義内容を参考に、学習メモを修正する。 |
8 |
学校教育の目的・目標と意義②:義務教育制度の確立から、学校教育の目的・目標と意義について概説する。 【事前学習】第4・7回資料および文部科学省Webサイトを基に、義務教育制度の成立の概要についてあらかじめ学習メモを作成する。 【事後学習】講義内容を参考に、学習メモを修正する。 |
9 |
学校教育の目的・目標と意義③:特殊教育制度、特別支援教育制度の確立から、学校教育の目的・目標と意義について概説する。 【事前学習】第4・7・8回資料および文部科学省Webサイトを基に、特殊教育制度、特別支援教育の成立の概要についてあらかじめ学習メモを作成する。 【事後学習】講義内容を参考に、学習メモを修正する。 |
10 |
現代社会における教育課題①:幼児教育現場における教育課題について、初等・中等教育との関連を踏まえながら概説する。 【事前学習】文部科学省Webサイトを基に、幼児教育現場における現代的課題の概要についてあらかじめ学習メモを作成する。 【事後学習】講義内容を参考に、学習メモを修正する。 |
11 |
現代社会における教育課題②:小学校教育現場における教育課題について、幼児教育・中等教育との関連を踏まえながら概説する。 【事前学習】文部科学省Webサイトを基に、小学校教育現場における現代的課題の概要についてあらかじめ学習メモを作成する。 【事後学習】講義内容を参考に、学習メモを修正する。 |
12 |
現代社会における教育課題③:中等教育現場における教育課題について、幼児教育・小学校教育との関連を踏まえながら概説する。 【事前学習】文部科学省Webサイトを基に、中等教育現場における現代的課題の概要についてあらかじめ学習メモを作成する。 【事後学習】講義内容を参考に、学習メモを修正する。 |
13 |
家庭・地域・学校の連携:家庭・地域・学校の連携の重要性について概説する。 【事前学習】文部科学省Webサイトを基に、家庭・地域・学校の連携についてあらかじめ学習メモを作成する。 【事後学習】講義内容を参考に、学習メモを修正する。 |
14 |
教育と福祉、保健医療の連携:現代社会の教育課題に対応するうえでの福祉、保健医療との連携の重要性について概説する。 【事前学習】文部科学省Webサイトを基に、教育と福祉、保健医療の連携についてあらかじめ学習メモを作成する。 【事後学習】講義内容を参考に、学習メモを修正する。 |
15 |
授業総括:授業総括を行い、今後の日本社会における教育のあり方を考えていくための視座を提示する。 【事前学習】第1~14回の講義内容を整理する。 【事後学習】今後求められる日本社会における教育のあり方について、自らの意見をまとめる。 |
その他 | |
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教科書 | 教科書は特に定めませんが、中学校、高等学校の『学習指導要領』および『学習指導要領解説総則編』を準備して下さい。授業時には資料を配布します。また必要に応じてあらかじめ持参する資料等を指示します(例:文部科学省Webサイトのコピー等)。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(70%)、授業参画度(30%) |
オフィスアワー | 基本的には講義終了後に、本講義教室にて対応します。また授業中にEメールアドレスを伝えますので、必要に応じてメールでも受け付けます。 |