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平成29年度以前入学者 | 臨床心理実習 | ||||
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教員名 | 津川律子/山口義枝 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 通年 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 【臨床心理士必修科目】 心理臨床の現場理解、心理アセスメント力及びトリートメント力の向上、並びに心理臨床の理論を実践において具現化する力の育成 |
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授業のねらい・到達目標 | 本授業は、学外施設における心理実践実習、学内施設における心理臨床センターでの実践、この授業の3部で構成されている。学外実習、心理臨床センター実習という2つの実習を中心として、複数教員による指導により、多面的な視点を身につけることを目指し、実際の臨床ケース等についての理解を深めることを目標としている。また、グループ・スーパービジョンにおける、基本的な方法、ルール等を具体的に身につける。そして、グループ・スーパービジョンで得た助言を活用し、様々な心理臨床の理論を実践に応用する力を育てる。 |
授業の方法 | 本授業は原則として、受講生が体験したケースについての事例検討を行う。検討するケースは、前述の2つの実習で受講生が体験したものを中心に、他の臨床現場で体験したケースも可とする。初回授業において事例の報告方法、そのための事前準備等を詳しく伝える。2回目以降は原則として事例検討とし、90分で1ケースの事例報告と検討を行う。本授業は180分授業であるため、1授業につき最大2ケースを検討する。事例報告に際しては、検討課題の明確化が求められる。そのためには、事前に行うケース報告書作成時に、なぜ「いま」このケース検討が必要なのかを内省、意識化、言語化することが肝要である。漫然と提出するのは、最もよくないものと考える。事後には、関連する文献を読み返し、教員、院生からの助言、コメントについての考えを深め、ケースへの理解を深める。そして、対応方針を修正する作業を行う。臨床現場においては援助対象者により求められる関わりが多様であるため、現実に即した多様な視点を持つように努めてほしい。本授業においては積極的に事例提出を行い、討議にも能動的に参加することが要求される。何よりも、現実の事例に則った発想及び対応、適切な心理臨床理論の選択ができるように学習を行う。なお、個別スーパービジョンを受けている心理臨床センターケースは、本授業でも最低1回は必ず事例報告を行うこととする。 |
履修条件 | 平成29年度までに入学した臨床心理学コースの院生であり、かつ「臨床心理基礎実習」の単位取得者に限定する。 |
授業計画 | |
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1 | オリエンテーション:事例報告提供の方法、倫理規定、グループ・スーパーヴィジョンにおける基本的ルール等についての説明 |
2 | 事例についてのグループ・スーパーヴィジョン:受講生からの事例報告と全体討議、教員からの助言、コメント |
3 | 事例についてのグループ・スーパーヴィジョン:受講生からの事例報告と全体討議、教員からの助言、コメント |
4 | 事例についてのグループ・スーパーヴィジョン:受講生からの事例報告と全体討議、教員からの助言、コメント |
5 | 事例についてのグループ・スーパーヴィジョン:受講生からの事例報告と全体討議、教員からの助言、コメント |
6 | 事例についてのグループ・スーパーヴィジョン:受講生からの事例報告と全体討議、教員からの助言、コメント |
7 | 事例についてのグループ・スーパーヴィジョン:受講生からの事例報告と全体討議、教員からの助言、コメント |
8 | 事例についてのグループ・スーパーヴィジョン:受講生からの事例報告と全体討議、教員からの助言、コメント |
9 | 事例についてのグループ・スーパーヴィジョン:受講生からの事例報告と全体討議、教員からの助言、コメント |
10 | 事例についてのグループ・スーパーヴィジョン:受講生からの事例報告と全体討議、教員からの助言、コメント |
11 | 事例についてのグループ・スーパーヴィジョン:受講生からの事例報告と全体討議、教員からの助言、コメント |
12 | 事例についてのグループ・スーパーヴィジョン:受講生からの事例報告と全体討議、教員からの助言、コメント |
13 | 事例についてのグループ・スーパーヴィジョン:受講生からの事例報告と全体討議、教員からの助言、コメント |
14 | 事例についてのグループ・スーパーヴィジョン:受講生からの事例報告と全体討議、教員からの助言、コメント |
15 |
事例についてのグループ・スーパーヴィジョン:受講生からの事例報告と全体討議、教員からの助言、コメント。 16回以降も、同様に進めていく。 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 授業中に、必要に応じて随時紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度を含めて、総合的に評価する。担当する複数教員の合議により、成績評価を行う。(100%) |
オフィスアワー | 場所は各教員の研究室とし、事前予約により随時相談に応じる。なお、臨床現場で緊急の相談事由が起きた場合は、この限りではない。 |
備考 | 平成29年度までの入学者は通年授業であり、「臨床心理実習(学内)」「臨床心理実習(学外)」と合わせて2単位となる。 |