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平成30年度以降入学者 | 臨床心理学特論1 | ||||
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平成29年度以前入学者 | 臨床心理学特論1 | ||||
教員名 | 津川律子 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 【臨床心理士必修科目】 臨床心理士の受験資格を得るために必修の科目である。 現役の臨床心理士として30年以上の臨床実践の経験を有する教員(公認心理師資格及び精神保健福祉士資格も有する)が、その経験を活かして心理臨床実践の基礎を伝える。 |
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授業のねらい・到達目標 | 臨床心理学とは何か、心理カウンセリングとは何か、心理療法とは何か、といった重要な事柄に関して、具体的なイメージを形作れるようになる。 コミュニティ・ベースドの心理支援が行えるよう、視野を広くもつことができるようになる。 自分自身を相対化してみられるようになる。 |
授業の方法 | 受講者一人ひとりによる発表を基本とする。初回にやり方の詳細を伝える。 授業計画は、受講者の習得度に応じて毎回変化する。以下の授業計画はあくまで参考例である。 『心理臨床学研究』に掲載されている事例研究に関して積極的に読み込むこと。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 臨床心理学コースの大学院生に限る。 |
授業計画 | |
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1 |
教員によるオリエンテーション この授業の主旨について説明する。 [事前学習]シラバスを事前に確認すること。 [事後学習]第2回以降の授業に備え、必要機材等に慣れておくこと。 |
2 |
臨床事例の検討(1)クリニックから紹介されて来所した抑うつ状態の事例 [事前学習]必要な機材や配付資料等を準備しておくこと。 [事後学習]次回の授業に備え、不十分な知識を調べておくこと。 |
3 |
臨床事例の検討(2)スクールカウンセラーから紹介されて来所した不登校の事例 [事前学習]必要な機材や配付資料等を準備しておくこと。 [事後学習]次回の授業に備え、不十分な知識を調べておくこと。 |
4 |
臨床事例の検討(3)発達障害者支援センターから紹介されて来所した多動傾向をもつ事例 [事前学習]必要な機材や配付資料等を準備しておくこと。 [事後学習]次回の授業に備え、不十分な知識を調べておくこと。 |
5 |
臨床事例の検討(4)高齢者のカップル事例 [事前学習]必要な機材や配付資料等を準備しておくこと。 [事後学習]次回の授業に備え、不十分な知識を調べておくこと。 |
6 |
臨床事例の検討(5)社会的養護の対象となっている児童の事例 [事前学習]必要な機材や配付資料等を準備しておくこと。 [事後学習]次回の授業に備え、不十分な知識を調べておくこと。 |
7 |
臨床事例の検討(6)ストレスチェック後の紹介事例 [事前学習]必要な機材や配付資料等を準備しておくこと。 [事後学習]次回の授業に備え、不十分な知識を調べておくこと。 |
8 |
臨床事例の検討(7)福祉事務所より紹介の経済苦をもつ事例 [事前学習]必要な機材や配付資料等を準備しておくこと。 [事後学習]次回の授業に備え、不十分な知識を調べておくこと。 |
9 |
臨床事例の検討(8)少年鑑別所退所後の事例 [事前学習]必要な機材や配付資料等を準備しておくこと。 [事後学習]次回の授業に備え、不十分な知識を調べておくこと。 |
10 |
臨床事例の検討(9)警視庁より紹介の被害者事例 [事前学習]必要な機材や配付資料等を準備しておくこと。 [事後学習]次回の授業に備え、不十分な知識を調べておくこと。 |
11 |
臨床事例の検討(10)教育相談所より紹介の思春期事例 [事前学習]必要な機材や配付資料等を準備しておくこと。 [事後学習]次回の授業に備え、不十分な知識を調べておくこと。 |
12 |
臨床事例の検討(11)身体的な麻痺をもつ事例 [事前学習]必要な機材や配付資料等を準備しておくこと。 [事後学習]次回の授業に備え、不十分な知識を調べておくこと。 |
13 |
臨床事例の検討(12)歯科より紹介の小児事例 [事前学習]必要な機材や配付資料等を準備しておくこと。 [事後学習]次回の授業に備え、不十分な知識を調べておくこと。 |
14 |
臨床事例の検討(13)希死念慮の強い成人男性の事例 [事前学習]必要な機材や配付資料等を準備しておくこと。 [事後学習]次回の授業に備え、不十分な知識を調べておくこと。 |
15 |
まとめ これまでの復習・解説を行い、授業の理解を深める。 [事前学習]これまでに学修した内容で疑問に思ったことを3個以上ノートにまとめておく。 [事後学習]質疑応答の内容をふりかえって自分の理解を整理しておく。 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 津川律子・橘玲子 『臨床心理士をめざす大学院生のための精神科実習ガイド』 誠信書房 2009年 津川律子・篠竹利和 『シナリオで学ぶ医療現場の臨床心理検査』 誠信書房 2010年 津川律子・安齊順子 『インタビュー臨床心理士1、2』 誠信書房 2007年 津川律子 『精神科臨床における心理アセスメント入門』 金剛出版 2009年 津川律子・元永拓郎 『心の専門家が出会う法律[新版]』 誠信書房 2016年 津川律子・遠藤裕乃 『臨床心理学研究実践マニュアル(第2版)』 金剛出版 2011年 第2版 津川律子 『投映法研究の基礎講座』 遠見書房 2012年 髙橋依子・津川律子 『臨床心理検査バッテリーの実際』 遠見書房 2015年 津川律子・元永拓郎 『心理臨床における法と倫理』 放送大学教育振興会 2017年 鶴光代・津川律子 『シナリオで学ぶ心理専門職の連携・協働-領域別にみる多職種との業務の実際』 誠信書房 2018年 津川律子 『面接技術としての心理アセスメント-臨床実践の根幹として-』 金子書房 2018年 津川律子・江口昌克 『保健医療分野 (公認心理師 分野別テキスト)』 創元社 2019年 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度を中心に総合的に判断する。(100%) |
オフィスアワー | 対応場所(津川研究室)。随時可能。但し、事前に予約を取ること。 |