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科目名 | 教育学特論2 | ||||
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教員名 | 入澤充 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 教育問題と法律の関係を具体的事例を通して研究をする。まず基本的理解としては、憲法26条の意義、教育の目的、学校教育の役割などについて理解を深め、その上で憲法26条に基づく学習権行使の過程で学習権者に様々な権利侵害が及んだら、どのように権利を回復したら良いかということを検討する。例えば、学校災害に遭遇して死亡したり後遺障害が残ったりした場合の権利保障の在り方はどうあるべきかなどを判例を通して考察をする。 |
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授業のねらい・到達目標 | 授業のねらい:本授業を通して、教育と法律の関係を深く理解すること。教育は長年の蓄積でいわば慣習=条理として行われている部分が多いが、ひとたび人権侵害行為が発生したら法律によって解決する場面が生じる。そのときにリーガルマインドを持って解決していく意義を理解するようにする。 到達目標:教育問題を俯瞰的にみる力を養うと共に、リーガルマインドとエヂュケーションマインドの両方を駆使して問題解決に当たることが出来るようになる。 |
授業の方法 | 講義形式だが、受講生と問答をしながら進めて行く。授業では受講生自身がノートとして活用できる毎回レジュメを配布する。レジュメには研究課題を提示しているので翌週の授業でそれを基に議論を深める。 |
履修条件 | 教育学、法学関係の授業を受講していることが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(教育法とは何か、現代の教育問題と教育法の関係と教育法体系:憲法、教育基本法、学校教育法、社会教育法等々の理解) 【事前学習】全15回のシラバスを俯瞰しておくこと。 【事後学習】配布されたレジュメの研究課題について取り組んでおくこと。 |
2 |
教育を受ける権利の意義について(憲法26条・機会均等、学習権を巡る裁判例からの検討) 【事前学習】第1回目のレジュメを整理しておくこと。 【事後学習】配布されたレジュメの研究課題について取り組んでおくこと。 |
3 |
教育の理念と法(憲法理念と教育基本法の意義について理解をする) 【事前学習】前回研究課題を発表できるようにしておくこと。 【事後学習】配布されたレジュメの研究課題について取り組んでおくこと。 |
4 |
教育の目的と方針①(人格の完成、教育の方針、教育の目標規定について理解を深める) 【事前学習】前回研究課題を発表できるようにしておくこと。 【事後学習】配布されたレジュメの研究課題について取り組んでおくこと。 |
5 |
教育の目的と方針②(学校教育の目的と目標、教育基本法と学校教育の関係について理解を深める) 【事前学習】前回研究課題を発表できるようにしておくこと。 【事後学習】配布されたレジュメの研究課題について取り組んでおくこと。 |
6 |
学校教育法の理解①(学校制度の歴史と現状・課題について考察をする) 【事前学習】前回研究課題を発表できるようにしておくこと。 【事後学習】配布されたレジュメの研究課題について取り組んでおくこと。 |
7 |
学校教育法の理解②(義務教育制度の変遷と現代の問題点について考察をする) 【事前学習】前回研究課題を発表できるようにしておくこと。 【事後学習】配布されたレジュメの研究課題について取り組んでおくこと。 |
8 |
学校の運営と法律の関係(校長の権限と責任、教育委員会の役割と意義について理解を深める) 【事前学習】前回研究課題を発表できるようにしておくこと。 【事後学習】配布されたレジュメの研究課題について取り組んでおくこと。 |
9 |
教員養成制度の課題と教師の使命(教員養成、採用、教師の職務上の責任について考察をする) 【事前学習】前回研究課題を発表できるようにしておくこと。 【事後学習】配布されたレジュメの研究課題について取り組んでおくこと。 |
10 |
教師の教育責任と法的責任(子どもの安全と学校事故問題から考察をする) 【事前学習】前回研究課題を発表できるようにしておくこと。 【事後学習】配布されたレジュメの研究課題について取り組んでおくこと。 |
11 |
子どもの問題行動と教師の懲戒権(体罰禁止の法理念を理解する) 【事前学習】前回研究課題を発表できるようにしておくこと。 【事後学習】配布されたレジュメの研究課題について取り組んでおくこと。 |
12 |
いじめ事件と学校・教師の法的責任(いじめ裁判からいじめ防止対策を考える) 【事前学習】前回研究課題を発表できるようにしておくこと。 【事後学習】配布されたレジュメの研究課題について取り組んでおくこと。 |
13 |
学校組織と問題解決・課題形成(学校組織の活性化に教育法が果たす役割について考察をする) 【事前学習】前回研究課題を発表できるようにしておくこと。 【事後学習】配布されたレジュメの研究課題について取り組んでおくこと。 |
14 |
これまでの授業の要点確認と口頭試問で教育と法律の関係を深化させる。 【事前学習】前回研究課題を発表できるようにしておくこと。 【事後学習】配布されたレジュメの研究課題について取り組んでおくこと。 |
15 |
まとめ:学校現場の問題解決に法律はどう関係するか(教育の条理と法律の関係を理解する) 【事前学習】レジュメと自身のノートを整理しておくこと。 【事後学習】全15回の授業を反芻し、今後の研究に供するようにすること。 |
16 |
【事前学習】 【事後学習】 |
17 |
【事前学習】 【事後学習】 |
18 |
【事前学習】 【事後学習】 |
19 |
【事前学習】 【事後学習】 |
20 |
【事前学習】 【事後学習】 |
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【事前学習】 【事後学習】 |
22 |
【事前学習】 【事後学習】 |
23 |
【事前学習】 【事後学習】 |
24 |
【事前学習】 【事後学習】 |
25 |
【事前学習】 【事後学習】 |
26 |
【事前学習】 【事後学習】 |
27 |
【事前学習】 【事後学習】 |
28 |
【事前学習】 【事後学習】 |
29 |
【事前学習】 【事後学習】 |
30 |
【事前学習】 【事後学習】 |
その他 | |
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教科書 | 姉崎洋一他 『解説教育六法2019年版』 三省堂 2019年 |
参考書 | 授業中に適宜告知する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(20%) |
オフィスアワー | 授業日(非常勤なので、授業内容に質問があれば直接メールで質問してほしい。最初の授業でアドレスを告知する) |