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社会学実証特別研究2

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科目名 社会学実証特別研究2
教員名 後藤範章
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 社会学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業概要 授業のテーマ・内容は、「修論に生かすための社会調査の企画と設計」です。
授業のねらい・到達目標 各自の研究計画を固め、修士学位論文執筆に向けて社会調査を実際に企画・設計して実査につなげていくことが、授業のねらい・到達目標です。(社)社会調査協会の「専門社会調査士」資格取得のための標準カリキュラムで、必修科目と位置づけられている「H.調査企画・設計に関する演習」に相当する科目でもあります。専門社会調査士/社会調査士資格の取得を希望しない大学院生にも開かれています。
授業の方法 まず研究計画を発表してもらい、採るべき調査方法について検討します。その上で調査の企画書を作成し、実査・データ分析・報告書/論文執筆まで具体化させていきます。毎回、発表とそれを受けての討議を重ねます。これらによって、より高度な社会調査(社会学的)リテラシーを養います。受講者は、研究指導の教員と綿密に連絡・連携を図るように心がけて下さい。
履修条件 「社会学実証特別研究2」と「社会学実証特別演習2」をそれぞれ前期と後期に当てていますが、実効性を高めるために(とりわけ調査のデザインを具体化させていくことは、各自の研究計画の進捗状況と密接に関連するので、短期間で上げることが難しい)、実際には両科目内容をミックスさせ1年をかけて進行させます。なお、「専門社会調査士」資格の取得希望者で、学部時代に「社会調査士」資格を取得していない場合は、学部の科目等履修生になってA・B・C・D+EかFの5科目を履修し単位を取得しましょう(受講料は一切かかりません)。大学院の開講科目でH・H・I・Jの4科目を取り、社会調査に基づく実証的な修士論文を執筆すれば、「社会調査士」と「専門社会調査士」の両資格を申請することが出来ます。
授業計画
1 ガイダンス:授業のテーマや到達目標及び授業の方法などについて
2 調査方法論と調査倫理
【事前学修】指定教科書の該当箇所を必ず読んでおくこと。
【事後学修】授業を振り返り、理解が及んでいないことを補うこと。
3 各自の研究計画の発表と討議(1):研究テーマに関する先行研究のフォローと課題の鮮明化
【事前学修】指定教科書の該当箇所を必ず読んでおくこと。
【事後学修】授業を振り返り、理解が及んでいないことを補うこと。
4 各自の研究計画の発表と討議(2):既存統計データの加工・分析
【事前学修】指定教科書の該当箇所を必ず読んでおくこと。
【事後学修】授業を振り返り、理解が及んでいないことを補うこと。
5 各自の研究計画の発表と討議(3):過去の調査のフォローと検討
【事前学修】指定教科書の該当箇所を必ず読んでおくこと。
【事後学修】授業を振り返り、理解が及んでいないことを補うこと。
6 各自の研究計画の発表と討議(4):二次分析の実現可能性
【事前学修】指定教科書の該当箇所を必ず読んでおくこと。
【事後学修】授業を振り返り、理解が及んでいないことを補うこと。
7 調査の企画・設計に関する発表と討議(1):調査のテーマ、主旨と目的
【事前学修】指定教科書の該当箇所を必ず読んでおくこと。
【事後学修】授業を振り返り、理解が及んでいないことを補うこと。
8 調査の企画・設計に関する発表と討議(2):調査の範囲、予算とスケジュール
【事前学修】指定教科書の該当箇所を必ず読んでおくこと。
【事後学修】授業を振り返り、理解が及んでいないことを補うこと。
9 調査の企画・設計に関する発表と討議(3):調査研究法の選択
【事前学修】指定教科書の該当箇所を必ず読んでおくこと。
【事後学修】授業を振り返り、理解が及んでいないことを補うこと。
10 質的調査の企画・設計の実際(1):観察調査とインタビュー調査
【事前学修】指定教科書の該当箇所を必ず読んでおくこと。
【事後学修】授業を振り返り、理解が及んでいないことを補うこと。
11 質的調査の企画・設計の実際(2):ビジュアル調査とドキュメント分析
【事前学修】指定教科書の該当箇所を必ず読んでおくこと。
【事後学修】授業を振り返り、理解が及んでいないことを補うこと。
12 量的(調査票)調査の企画・設計の実際(1):仮説の構成と質問項目、調査票の作成
【事前学修】指定教科書の該当箇所を必ず読んでおくこと。
【事後学修】授業を振り返り、理解が及んでいないことを補うこと。
13 量的(調査票)調査の企画・設計の実際(2):サンプリングと現地調査の方法
【事前学修】指定教科書の該当箇所を必ず読んでおくこと。
【事後学修】授業を振り返り、理解が及んでいないことを補うこと。
14 量的(調査票)調査の企画・設計の実際(3):クロス集計とデータ分析法
【事前学修】指定教科書の該当箇所を必ず読んでおくこと。
【事後学修】授業を振り返り、理解が及んでいないことを補うこと。
15 調査の実施と修士論文作成へ向けての課題の明確化:まとめとレポートの提出
【事前学修】指定教科書の該当箇所を必ず読んでおくこと。
【事後学修】授業を振り返り、理解が及んでいないことを補うこと。
その他
教科書 大谷信介・後藤範章ほか 『新・社会調査へのアプローチ』 ミネルヴァ書房 2013年
キャロライン・ノウルズほか(後藤範章監訳) 『ビジュアル調査法と社会学的想像力』 ミネルヴァ書房 2012年
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業参画度(70%)
発表とレポート、授業への参画度・貢献度を総合的に判断して評価します。
オフィスアワー 会議の入っていない木曜日の昼休みか5時以降。本館4階の後藤研究室。なお、可能な限り、メールで事前に予約を取るように心がけてください。メールアドレスは、第1回の授業時にお知らせします。

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