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科目名 | 社会学理論基礎研究3 | ||||
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教員名 | 松岡雅裕 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 修士論文作成に必要となる社会学理論の基礎概念を再確認し、重要概念と自己の研究テーマとの接点を探るなかで論文執筆の可能性を広げる。 |
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授業のねらい・到達目標 | 理論的な基礎概念に裏打ちされた専門的な社会学視点を踏まえ、それら基礎概念を修士論文作成に自由に活用できるようになることを目標に授業を進めていく。とくに社会学原理ともいうべき行為理論に焦点を合わせた考察を行う。 |
授業の方法 | 基本的に講義形式のスタイルをとるが、大学院の少人数教育の場であることを鑑み、大学院生との対話を重んじるような授業形態で進行させていく。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業計画の説明と受講生の研究テーマの確認) 【事前学習】シラバスを事前に確認しておくこと。 【事後学習】授業計画を整理しておく。 |
2 |
社会学における行為理論の位置づけ(ヴェーバーの行為概念とパーソンズの主意主義的行為理論) 【事前学習】教科書のpp1-5を熟読すること。 【事後学習】指導された内容を整理する。 |
3 |
行為を成り立たせている諸要素(状況、目的、規範) 【事前学習】教科書のpp3-5を熟読すること。 【事後学習】指導された内容を整理しておく。 |
4 |
ヴェーバーの理解社会学的発想の基礎(動機的理解、行為の四類型) 【事前学習】教科書のpp5-7を熟読すること。 【事後学習】指導された内容を整理しておく。 |
5 |
ヴェーバーの『倫理論文』を行為理論の観点から理解する。 【事前学習】教科書のpp6-7を熟読すること。 【事後学習】指導された内容を整理しておく。 |
6 |
行為理論における態度・準拠集団・イデオロギー各概念の位置づけ 【事前学習】教科書のpp7-10を熟読すること。 【事後学習】指導された内容を整理しておく。 |
7 |
パーソンズの行為理論(行為の価値志向性、パターン変数) 【事前学習】教科書のpp10-12を熟読すること。 【事後学習】指導された内容を整理しておく。 |
8 |
社会システム論の解明1(ジンメルの形式社会学、社会的相互行為とダブルコンティンジェンシー) 【事前学習】教科書のpp12-14を熟読すること。 【事後学習】指導された内容を整理しておく。 |
9 |
社会システム論の解明2(役割理論の諸相、役割期待の相補性、ゴッフマンの自己呈示の社会学、ガーフィンケルのエスノメソドロジー) 【事前学習】教科書のpp14-19を熟読すること。 【事後学習】指導された内容を整理しておく。 |
10 |
社会的相互行為と人間パーソナリティ(C.H.クーリーとG.H.ミードの行為理論) 【事前学習】教科書のpp19-22を熟読すること。 【事後学習】指導された内容を整理する。 |
11 |
行為理論における文化とパーソナリティの問題(社会化、自己成就的予言、アイデンティティ、表出的シンボル、デュルケムの集合表象) 【事前学習】教科書のpp22-28を熟読すること。 【事後学習】指導された内容を整理しておく。 |
12 |
逸脱現象と行為理論(逸脱の相対性、アノミー論、社会解体論) 【事前学習】教科書のpp29-31を熟読すること。 【事後学習】指導された内容を整理しておく。 |
13 |
逸脱行動へのアプローチ1(緊張理論、分化的接触理論、機会構造論) 【事前学習】教科書のpp31-34を熟読すること。 【事後学習】指導された内容を整理しておく。 |
14 |
逸脱行動へのアプローチ2(ラベリング論、悪の劇化理論、スティグマ論) 【事前学習】教科書のpp34-37を熟読すること。 【事後学習】指導された内容を整理しておく。 |
15 |
総括(課題レポートの提出と最終確認) 【事前学習】課題レポートの作成 【事後学習】学修した内容を整理する。 |
その他 | |
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教科書 | 松岡雅裕ほか 『行為、構造、文化の社会学』 学文社 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(60%) 授業参画度は、授業中の問いかけに対する回答の適切さ、また、ディスカッションにおける発言の適切さで評価します。 |
オフィスアワー | 松岡雅裕研究室。原則水・木・金曜日。 |