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科目名 | ドイツ文学研究2 | ||||
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教員名 | 保坂一夫 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | ドイツ文学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 「カバレットの研究」―― 今期は具体例を中心にカバレットの展開について考察する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 「カバレット」と政治状況との関わりという観点から、カバレットの存在とその意味について考察を進める。 |
授業の方法 | 前期同様に、R.Hippenの著作を底本に、エーリカとクラウスのマン姉弟(Erika und Klaus Mann)、およびケストナー(Erich Kästner)のカバレット作品を読み、ファシズム治下のドイツでカバレティストとして彼らが果たした社会的、政治的役割について考える。なお、本構の事前・事後の学習は、それぞれ、2時間程度です。 |
授業計画 | |
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1 |
事前学習:テクスト:R.Hippenの解説"Die Schleuder Davids"について予習をしておくこと。 事後学習:テクストを参考にカバレットによる反ファシズム的空気醸成について知る。 |
2 |
事前学習:ヒッペンのテクストの展開についてErika Mann:"Prinz von Lügenland"を参考に考えてみる。 事後学習:エーリカ・マンの作品の訳を考えてみること。 |
3 |
事前学習:Erika Mannの次の作品を読んでおくこと。 事後学習:エーリカの作品について、和訳などの試みを通じて、復習しておくこと。 |
4 |
事前学習:Erika Mannの次作の予習をしておくこと。 事後学習:これまでのエーリカのテクストを訳して、彼女の作品の特徴について考えてみること。 |
5 |
事前学習:Erika Mannの次作の予習をしておくこと。 事後学習:テクストの解釈を通じて彼女の批判的立場について考えてみること。 |
6 |
事前学習:彼女の次のテクストについて予習しておくこと。 事後学習:エーリカの作品に、父親の影響が見られるか、見られるとすればそれはどのように現れているか、 考えてみる。 |
7 |
事前学習:エーリカの作品全体をどう理解するか、考えておくこと。 事後学習:彼女の活動の基本的内容とその歴史的・社会的意味についてまとめてみる。 |
8 |
事前学習:"Ein Brief" をはじめとするKlaus Mannのテクスト作品について予習すること。 事後学習:テクストに基づいて、彼の主張を想定してみる。 |
9 |
事前学習:Klaus Mannの次作テクストについて予習しておく。 事後学習:今週取り上げたクラウスの作品について再度読み直してみること。 |
10 |
事前学習:Klaus Mannの残りのテクストについて予習しておくこと。 事後学習:クラウスにおける父と姉の影響についてまとめておくこと。 |
11 |
事前学習:George Groszのマンガ(社会批判の戯画)について感想を試みる。彼の生涯も参考にすること。 事後学習:グロスの活動とカバレットの関係について考えてみること。 |
12 |
事前学習:Groszのその他の作品について見ておくこと。 事後学習:グロスの活動におけるマンガと風刺について彼の伝記と重ねて考えておくこと。 |
13 |
事前学習:Henning Venske:"Was darf die Satire?" の予習をしておくこと。 事後学習:フェンスケの論をまとめてみること。 |
14 |
事前学習:Venskeのテクスト後半について予習をしておくこと。 事後学習:フェンスケの論について、Tucholskyの立論の展開と彼との距離の観点から考えてみる。 |
15 |
事前学習:これまでの考察を踏まえ、改めて、ドイツにおける「カバレット」の意味について考えてみる。 事後学習:今年度の学習内容から20世紀ドイツ文学・文化について考えるヒントをまとめること。 |
16 |
【事前学習】 【事後学習】 |
17 |
【事前学習】 【事後学習】 |
18 |
【事前学習】 【事後学習】 |
19 |
【事前学習】 【事後学習】 |
20 |
【事前学習】 【事後学習】 |
21 |
【事前学習】 【事後学習】 |
22 |
【事前学習】 【事後学習】 |
23 |
【事前学習】 【事後学習】 |
24 |
【事前学習】 【事後学習】 |
25 |
【事前学習】 【事後学習】 |
26 |
【事前学習】 【事後学習】 |
27 |
【事前学習】 【事後学習】 |
28 |
【事前学習】 【事後学習】 |
29 |
【事前学習】 【事後学習】 |
30 |
【事前学習】 【事後学習】 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(90%)、授業の理解度。(10%) 授業参画度は毎回のディスカッションが基準となります。 |
オフィスアワー | 火曜日の授業後を原則とする。希望があれば昼休みにも応じる。 |