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科目名 | 上代文学特殊研究1 | ||||
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教員名 | 梶川信行 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 『古事記』上巻の注釈作業を行なう。 『語文』に、「教室で読む古事記神話」という注釈を連載しているが、その注釈の継続に主体的に参加する形で『古事記』を学ぶとともに、古典の注釈とはどう行なうべきものなのかを考える。 |
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授業のねらい・到達目標 | 注釈とは、古典研究の出発点であり、終着点でもある。『古事記』の神話を考える上でも、その本文をきちんと理解するためには、注釈という方法が有効である。現在進めている注釈作業に、直接参加することを通して、『古事記』の本文を注意深く読み解くことができるようになることが、その目標である。また、そうした作業を通して、古典研究の基礎を身につけることも目標の一つである。 |
授業の方法 | 校本の確認、用例の調査、語注の作成などを通して、『古事記』の上巻を慎重に読んで行く。 半期の授業では、上巻全体を読み通すことは不可能だが、語注という作業を通して、より深く読むことを求めたい。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 諸注釈書と校本に関する説明と確認 「天地初発」を中心に 【事前学習】 『古事記』の上巻を通読し、その概要を理解する。 【事後学習】 『古事記』にはどのような注釈書があるか、図書館などで確認する。 |
2 |
「神世七代」の本文について、『校本古事記』で確認する 【事前学習】 「語文」162輯の注釈を読んで、疑問点を整理しておく。 【事後学習】 この日確認した本文の問題点を整理する。 |
3 |
「おのごろ島」の注釈を考える 【事前学習】 「語文」163輯の注釈を読んで、疑問点を整理しておく。 【事後学習】 疑問点があれば、それについて調べ直す。 |
4 |
「キミ二神の結婚」の注釈を考える 【事前学習】 「語文」163輯の注釈を読んで、疑問点を整理しておく。 【事後学習】 疑問点があれば、それについて調べ直す。 |
5 |
「国生み」の注釈1 本文の校異を確認する 【事前学習】 複数の注釈書を読んで、疑問点を整理しておく。 【事後学習】 疑問点があれば、それについて調べ直す。 |
6 |
「国生み」の注釈2 書き下し文を作る 【事前学習】 複数の注釈書を読んで、疑問点を整理しておく。 【事後学習】 疑問点があれば、それについて調べ直す。 |
7 |
「国生み」の注釈3 語注を検討する 【事前学習】 複数の注釈書を読んで、疑問点を整理しておく。 【事後学習】 疑問点があれば、それについて調べ直す。 |
8 |
「神生み」の注釈1 本文の校異を確認する 【事前学習】 複数の注釈書を読んで、疑問点を整理しておく。 【事後学習】 疑問点があれば、それについて調べ直す。 |
9 |
「神生み」の注釈2 書き下し文を作る 【事前学習】 複数の注釈書を読んで、疑問点を整理しておく。 【事後学習】 疑問点があれば、それについて調べ直す。 |
10 |
「神生み」の注釈3 語注を検討する 【事前学習】 複数の注釈書を読んで、疑問点を整理しておく。 【事後学習】 疑問点があれば、それについて調べ直す。 |
11 |
「火神斬殺」の注釈1 本文の校異を確認する 【事前学習】 複数の注釈書を読んで、疑問点を整理しておく。 【事後学習】 疑問点があれば、それについて調べ直す。 |
12 |
「火神斬殺」の注釈2 書き下し文を作る 【事前学習】 複数の注釈書を読んで、疑問点を整理しておく。 【事後学習】 疑問点があれば、それについて調べ直す。 |
13 |
「火神斬殺」の注釈3 語注を検討する 【事前学習】 複数の注釈書を読んで、疑問点を整理しておく。 【事後学習】 疑問点があれば、それについて調べ直す。 |
14 |
「火神斬殺」の注釈4 余滴について議論する 【事前学習】 複数の注釈書を読んで、疑問点を整理しておく。 【事後学習】 疑問点があれば、それについて調べ直す。 |
15 |
決定稿を作る 【事前学習】 複数の注釈書を読んで、疑問点を整理しておく。 【事後学習】 提出できる原稿を作成する。 |
その他 | |
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教科書 | 中村啓信 『新版古事記 現代語訳付き』 角川書店 2009年 |
参考書 | 『校本古事記』をはじめ、多くの注釈書・論文などに目を通すことになるが、それについて適宜指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) 授業参画度は,毎回の発表等で評価します。 |
オフィスアワー | 月・木・金の授業と会議を除いた時間。個人研究室にて。 |