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考古学演習5

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科目名 考古学演習5
教員名 堀内秀樹
単位数    1 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 史学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業概要 「日本中・近世考古学」
中・近世考古学の調査、研究、周知化への方法などをこれまでの研究成果と問題点を呈示しつつ、歴史考古学の視点や今後の可能性を共に考える。
授業のねらい・到達目標 授業では、中・近世考古学の研究視点、研究成果、周知化についての研究法、成果、問題点を講義や院生の発表などによって提示した後、取り上げたテーマについて学生と議論を行う。
中世考古学、近世考古学の研究法、成果とその発信方法、可能性などについて議論を深め、学ぶことにより、新しい考古学分野を理解することを目的とする。
授業の方法 講義+学生参加によるフリーディスカッションの実習形式。講義部分では、いくつかのテーマについて学生が発表を行う。
本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 中・近世考古学を考える-講義の目的-

【事前学習】シラバスを事前に確認する

【事後学習】今後の授業に備え、近世遺跡の報告書などを確認しておく
2 中・近世考古学の領域と学史

【事前学習】関連文献にて学史を調べる

【事後学習】日本と東アジアの国について特に年代的関係を確認する
3 中・近世考古学資料論

【事前学習】関連文献を熟読する

【事後学習】先史考古学の資料論との利害を確認する
4 中・近世考古学は必要か?

【事前学習】埋蔵文化財としての中世遺跡と近世遺跡の行政的違いをHPより確認しておく

【事後学習】考古学と埋蔵文化財との関係を整理する
5 中・近世考古学の調査-考古学調査法と報告書-

【事前学習】考古学の調査の意味を考える

【事後学習】中世・近世遺跡の評価について確認する
6 中・近世考古学の研究法1-遺跡、遺構-

【事前学習】先史考古学の遺跡調査や遺物の対応などを確認しておく

【事後学習】歴史考古学の特徴について確認する
7 中・近世考古学の研究法2-遺物-、小課題(近世遺跡出土遺物)

【事前学習】近世遺跡の報告書で出土遺物を確認しておく

【事後学習】使用法などについて考える
8 中・近世考古学の研究法3-地域・時間・情報-

【事前学習】遺跡の地理的・歴史的位置について考えておく

【事後学習】解釈視点の多様性を確認する
9 中・近世考古学の発信・活用1-概要-

【事前学習】発信・活用の方法についてHPなどで確認しておく

【事後学習】新しい成果発信法などを考える
10 中・近世考古学の発信・活用2-事例-、小課題(活用事例)

【事前学習】次週の活用事例についての調査をしておく

【事後学習】周知化の多様性を整理する
11 遺跡研究1-都市研究-城下町・都市空間、住空間-

【事前学習】関連文献を熟読しておく

【事後学習】構造だけでなく機能についても整理する
12 遺跡研究2-港湾都市(博多・堺・長崎・平戸)-

【事前学習】調査報告書で遺跡の内容を確認しておく

【事後学習】港湾都市と消費都市との関係を整理しておく
13 遺跡研究3-境界域(琉球・北海道)-

【事前学習】琉球、アイヌについて関係文献を熟読する

【事後学習】他所依存型と完結型の地域の違いを認識する
14 遺跡研究4-流通遺跡(蔵・沈船)-

【事前学習】流通資料の資料性について考えておく

【事後学習】流通資料の実際について特徴などを押さえておく
15 遺跡研究5-アジア・ヨーロッパ社会との接点-

【事前学習】中世から近世のアジアとヨーロッパの国家の年代と位置について調べておく

【事後学習】モノの移動と経済・文化について整理しておく
16 【事前学習】

【事後学習】
17 【事前学習】

【事後学習】
18 【事前学習】

【事後学習】
19 【事前学習】

【事後学習】
20 【事前学習】

【事後学習】
21 【事前学習】

【事後学習】
22 【事前学習】

【事後学習】
23 【事前学習】

【事後学習】
24 【事前学習】

【事後学習】
25 【事前学習】

【事後学習】
26 【事前学習】

【事後学習】
27 【事前学習】

【事後学習】
28 【事前学習】

【事後学習】
29 【事前学習】

【事後学習】
30 【事前学習】

【事後学習】
その他
教科書 使用しない
参考書 前川要 『中世総合資料学の提唱』 新人物往来社 2003年
森本伊知郎 『近世陶磁器の考古学』 雄山閣 2009年
関根達人 『中近世の蝦夷地と北方貿易』 吉川弘文館 2014年
成績評価の方法及び基準 授業参画度(40%)、研究発表(60%)
授業参画度は、毎回のディスカッション、小発表などで評価します。
オフィスアワー 授業後に行う。また、メールにて随時。

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